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宝塚歌劇宙組『銀河英雄伝説 @ TAKARAZUKA』制作発表 その2 2012年07月

(2012年07月17日記載)

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宝塚歌劇宙組公演 NTT東日本・NTT西日本フレッツシアター
スペース・ファンタジー『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』
制作発表会が行われました その2 制作発表会、パフォーマンス(その①)


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■宝塚歌劇宙組『銀河英雄伝説 @ TAKARAZUKA』制作発表 その1 フォトセッション
https://enterminal.jp/2012/07/gineiden1/


制作発表会 登壇者コメント


登壇者(敬称略)
東日本電信電話株式会社 代表取締役副社長 中川裕
西日本電信電話株式会社 代表取締役副社長 小椋敏勝
宝塚歌劇団 理事長 小林公一
宝塚歌劇団 演出家 小池修一郎
宝塚歌劇団 宙組 凰稀 かなめ

◆小林公一(宝塚歌劇団 理事長)
 本日はお忙しい中、NTT東日本・NTT西日本フレッツシアター スペース・ファンタジー「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」にたくさんお集まりいただきましてありがとうございます。NTT東日本様・NTT西日本様のご協賛は今回で10年連続、10回目でございます。全国津々浦々、フレッツ光サービスを展開されておりまして多くのユーザーがおられる両社でございます。また、その中で、NTT東日本様には「フレッツ光メンバーズクラブ」、NTT西日本様には「CLUB NTT-West」という会員サービスがございまして、その中に「タカラヅカ on フレッツ」というサービスメニューを設けて頂きまして、宝塚歌劇の公演のダイジェスト版を動画でご紹介頂くなど、ユーザーの方々に宝塚歌劇の情報発信をして頂いております。「タカラヅカ on フレッツ」を通じて、宝塚歌劇を知り、そして劇場に足を運んでいただける多くのお客様がおります。今回は宝塚大劇場・東京宝塚劇場で貸切公演を実施して頂くことになっております。この場をお借り致しまして、改めて感謝申し上げます。本当ありがとうございます。そしてこれからもぜひともご支援よろしくお願い致します。
 さて、作品でございますけれども、皆様方ご存じのとおり、人気SF小説、田中芳樹先生原作の「銀河英雄伝説」の宝塚歌劇版の舞台化でございます。舞台化につきまして、こころよく許諾して頂きました田中先生をはじめ、関係者の方に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。この公演は、凰稀かなめのトップお披露目公演でございますし、実咲凜音とのトップコンビのお披露目公演でもございます。壮大なドラマに宝塚歌劇らしいものを加えて、多くのお客様に楽しんでいただける舞台に仕上げていくつもりでございますので、ぜひとも皆さま方にご期待頂ければと思っております。この公演を本当に多くのお客様に劇場に足を運んで頂き、そして楽しんで頂き、また新生宙組が華々しくスタートを切れますように、本当によろしくお願い致します。



◆小椋敏勝(西日本電信電話株式会社 代表取締役副社長)
 私どもの宝塚歌劇団様への協賛、今年で10年目になります。10年間を振り返ってみまして、非常に強く感じますのは、宝塚歌劇団様の人気の幅の広さ、そして根の強さでございます。ご案内の通り、私どもNTT東日本・西日本の現在の主力製品はフレッツ光でございます。そのフレッツ光をお使い頂いているお客様に対して、会員制のクラブを組織しております。先ほどご紹介頂きました、東日本でいいますと「フレッツ光メンバーズクラブ」、私ども西日本でいいますと「CLUB NTT-West」でございます。宝塚の公演をインターネットを通じて流しております。それも私どもフレッツ光をご利用頂いている会員の皆様に限定でご覧いただくということでございますが、非常に高品質で綺麗な画像でご覧いただけますので、期待して頂きたいと思います。こういう形で、普段宝塚にお越しになる機会が少なかったお客様に、私どものご招待なり、私どもの発信します動画を見まして、これを契機に宝塚さんに足を運ぶということになれば、私どもにとりましても、宝塚歌劇様にとりましても、非常にに良い機会になることと思っております。この10周年の協賛が実り多いものになりますことを祈念いたしまして、私の方からの挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。

 

◆小池修一郎(宝塚歌劇団 演出家)

私が、NTT様のご後援を頂く公演をやらせて頂くのは、昨年の『オーシャンズ11』に続いてでございます。今のお話にありましたように、『オーシャンズ11』もそうでしたけど今回の銀河英雄伝説も、やはり従来の宝塚ファンの方だけでなく、普段宝塚をご覧にならない方もそういう機会に、世界に触れて頂けたらありがたいなと思っております。
この作品の選択も、もともとはそういう理由です。もう30年近い間の大変なロングセラーで、ずっとSFファン、そしてまたアニメに関して言えはアニメのファンの方たちが愛して止まない銀河英雄伝説を、今回は本当に宝塚でも作る事に対しての許可を頂きましたので、これを機会にその方たちに宝塚を観て頂けたらありがたいと思って、公演の制作に向かってまいりたいと思います。本当に今お話し頂いたように、NTTさんを一つの媒体と申しますか、一つのアプローチとして、また新たに宝塚歌劇の観客が広がることを祈っております。
それと、今回の宙組、新しいトップ、凰稀かなめの門出でもございます。凰稀かなめのスタートに何をどういう作品をやるかという話を随分討議を重ねました中で銀河英雄伝説のラインハルトという役は、やはり大変ぴったりだろうと誰もの意見が一致したんですけれども、ちょうど、昨年から一般の男優さんを使った舞台のシリーズが始まっていて、宝塚で並行してやるということに関しては許諾頂けないのではないかなと思っておりました所、田中先生の方からご快諾を頂いて、一般の舞台を制作していらっしゃる事務所さんのご快諾も頂いて、やれることになりました。宝塚はご存じのように上演時間が限られております。フィナーレも付きますので正味2時間強でこの膨大の物語の、原作で申しますと(本伝の)2巻ぐらいまでのところをやろうと思っておりますけれども、その中で凰稀かなめそして先ほどご覧いただいたメンバー、ずっと宙組に居たメンバー、そして今回宙組に来たメンバー、その人たちと一緒になって、新の宙組となって新しい時代を築いていければいいなと思っております。その意味でも、この作品英雄伝説、つまり複数のヒーローたちが活躍する物語であるというところが、その新しい門出にふさわしいのではないかなと思っております。
本当に膨大な情報量のある原作でございますので、今もまだその取捨選択に、日々頭を悩ませ、そして、田中先生の事務所の方にもいろいろお伺いしつつ、今日もまたお伺いしようと思っているんですけれども、色んなところをどのように調整していくかを現在も進行中でございます。結果は本番の舞台を観て楽しみにして頂きたいなと思っております。よろしくお願い致します。



 

◆凰稀かなめ(宝塚歌劇団 宙組)

本日はお忙しい中、銀河英雄伝説@TAKARAZUKAの制作発表にお集まりいただきまして本当にありがとうございます。多くの方々に愛されてきた、大ベストセラーSF小説の宝塚で初の舞台化、このような作品で新生宙組がスタートできることを本当に嬉しく、幸せに思っております。これからも皆様に楽しんでいただける舞台をめざし、精一杯、心を込めて務めて参りたいと思いますので、どうぞ、新生宙組をよろしくお願い致します。最後になりましたが、この度は、NTT東日本様、NTT西日本様からご協賛いただきましたこと、こころより厚く御礼申し上げます。本日はありがとうございました。



パフォーマンス(その①)


■宙組8名によるパフォーマンスが行われました。その中から4名の模様をご紹介。


▲ラインハルト・フォン・ローエングラム 凰稀 かなめ

▲ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ 実咲 凜音

▲写真左より、パウル・フォン・オーベルシュタイン 悠未 ひろ、ヤン・ウェンリー 緒月 遠麻




 

宝塚歌劇宙組

NTT東日本・NTT西日本フレッツシアター

スペース・ファンタジー

『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』

田中芳樹作「銀河英雄伝説」(東京創元社刊)より

 

宝塚大劇場公演 公演期間:8月31日(金)~10月8日(月) 一般前売:7月28日(土)

 

東京宝塚劇場公演 公演期間:10月19日(金)~11月18日(日) 一般前売:9月9日(日)

 

特設サイト

http://kageki.hankyu.co.jp/ginga/

 

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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