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三谷幸喜作・演出 戸田恵子傑作一人芝居『なにわバタフライ N.V』開幕 2012年07月

(2012年07月08日記載)

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三谷幸喜 初ものづくし三作品 第二弾
女優 戸田恵子『なにわバタフライN.V』開幕


公演について(リリースより抜粋)

昨年「三谷幸喜大感謝祭」と銘打ち、新作舞台を4作品書き下ろし自ら演出した三谷幸喜が2012年に挑んでいるのは、初ものづくしの三作品/三ヶ月連続上演。第1弾は、現在パルコ劇場で上演中の三谷版「桜の園」。この作品で三谷は初めて翻訳ものを演出。第2弾は、今回記念すべき100ステージ目を迎える戸田恵子の一人芝居『なにわバタフライN.V』。

2004年12月にパルコ劇場で初演され、“一人芝居”のイメージを塗り変えたと絶賛された三谷幸喜の傑作一人芝居「なにわバタフライ」。浪花の喜劇女優「ミヤコ蝶々」をモチーフに、仕事に生き、恋に生きた一人の女の生涯と彼女を取り巻くさまざまな人物との物語を戸田恵子が見事に演じ切り、観客を笑いと涙の感動の渦に巻き込みました。2010 年には究極の“一人芝居”をめざし、三谷幸喜が台本をさらに練り直し、タイトルもあらたに「なにわバタフライ N.V」に変更。「戸田恵子が50年演じ続けられる本にしたい」という三谷幸喜の思いから誕生したこのニューバージョンは、ミヤコ蝶々も度々舞台に立ったというツアーゴールの福岡“嘉穂劇場”に向け、大阪、東京、仙台、札幌、水戸、名古屋、金沢、高松とこの夏、全国9都市を巡ります。
恋に生き、仕事に生きた一人の女の心情を、三谷幸喜が愛情深く、何気ない台詞のひとつひとつに織り込み、三谷幸喜から「一生の宝物」を授かった戸田恵子が、その紡がれた言葉に息吹を吹き込みます。

大阪公演初日を控え 作・演出の三谷幸喜、出演の戸田恵子が現在の心境を語りました。

◆三谷幸喜(作・演出)
あまり僕は再演をやりませんが、この『なにわバタフライ』に関してはたくさんの人に観て頂きたいのと、観たいというたくさんの声をいただいて、再演が決まりました。この作品は一人の女芸人の人生を描くのと同時に、戸田恵子さんの人生を観る芝居でもあり、もうひとつは、観てくださる皆様も自分の人生を振り返り、今まで自分の人生で会ってきた人たちや、別れてきた人たちを思い出す、そういう時間なんだなと改めて感じました。そこがきっと皆さんにすごく楽しんでもらえる、喜んでもらえる、愛してもらえる部分なんじゃないかなと思います。
誰もが自分の人生を振り返るような作品になっていますので、是非劇場へお越しください。

◆戸田恵子
今回は、段取りや心情など、より掘り下げてお稽古を進められ、行間に書かれていることを埋めていくなど細かい作業を三谷さんと集中して行えて、自分にとっても、とても意義のある再演だと思います。一人芝居はモノローグ形式が多い中、この芝居はダイアログで見えない相手と話をするというところも見所になっておりますが、それにプラスして、今回は物語をつないでいく”女”の心情という部分も、私自身も年を重ねた分、いきてくるのではないかと。そして「意気込み」は「意気込まないこと」。何しろ舞台では一人きりなので、二時間の舞台という長い道・高い山を一人でひとつひとつ登っていき、降りて無事に楽屋へ帰る・・・その毎日の作業を意気込まず、フッと最初の一歩が出て、気が付いたら登って降りていた、というように、気負わずに出来たらいいなと思っています。
なにわの女芸人の50 年に渡る生きざまを、悔いなく演じたいという想いで臨んでいますので、是非、劇場へお足をお運びください!

 

『なにわバタフライN.V』

 

作・演出: 三谷幸喜

出演: 戸田恵子

 

【東京公演】

公演期間: 2012年7月11日(水)~7月22日(日)

劇場: パルコ劇場

 

http://www.parco-play.com/web/page/information/naniwa_butterfly_nv2012/

 

【大阪公演】

2012年7月5日(木)~7月8日(日)

梅田芸術劇場 シアタードラマシティ

【仙台公演】

2012年7月25日(水)

電力ホール

【札幌公演】

2012年7月28日(土)~29日(日)

道新ホール

【水戸公演】

2012年8月1日(水)

水戸芸術館ACM 劇場

【名古屋公演】

2012年8月3日(金)~4日(土)

名鉄ホール

【金沢公演】

2012年8月7日(火)

金沢文化ホール

【高松公演】

2012年8月9日(木)

サンポートホール高松(大ホール)

【福岡公演】

2012年8月11日(土)~12日(日)

嘉穂劇場

 

 

 
 

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