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映画『ジーザス・クライスト=スーパースター 』 2012年11月

(2012年11月29日記載)

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ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012
12月15日(土)~12月20日(木) TOHOシネマズ スカラ座にて期間限定ロードショー!


内容



ティム・ライスとアンドリュー・ロイド=ウェバーのロック・オペラ「ジーザス・クライスト=スーパースター」は、ミュージカルファンには根強い人気の作品です。

2012年10月5日イギリスのバーミンガム・ナショナル・インドア・アリーナで行われた公演を収録し映像化。DVDおよびブルーレイでの発売に先駆けて、全世界の限定された劇場で公開することをユニバーサル・ピクチャーズは発表しました。

日本では東宝東和によって配給されることが決まり、2012年12月15日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座を皮切りに全国順次公開されます。

その「ジーザス・クライスト=スーパースター」のために「レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート」、「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」などのミュージカル公演のライブ映像化を手がけた撮影チームが結集。2012年10月5日にイギリスのバーミンガム・ナショナル・インドア・アリーナでおこなわれた公演を、ライブ感をそのままに閉じ込めたクオリティーの高いデジタル映像&音楽が大きなスクリーンで楽しめそうです。

アンドリュー・ロイド=ウェバーは、「UKのアリーナで『ジーザス・クライスト=スーパースター』が公演されることを42年間待ちわびたよ。当初考案されていた通り、遂にアリーナ・ロック・オペラとして公演されるなんて素晴らしい。ユニバーサルが本作品の新アリーナツアーをDVDおよび劇場公開用に撮影すると聞いて興奮しているよ。この素晴らしい舞台を記録して、世界と共有することができるんだからね!」とコメント。

イスカリオテのユダ役は、数々の賞を受賞しているミュージカルコメディアンで、ウェスト・エンドの大ヒットミュージカル「マチルダ」の脚本家でもあるティム・ミンチン。マリー・マグダレン役はポップアイコンであり、元スパイス・ガールズのメラニー・C。ヘロデ王役はラジオDJのクリス・モイレス。そして、イエス役はイギリスのITVの番組「スーパースター」で一躍脚光を浴びたベン・フォースターが演じています。

この伝説のロック・オペラをユニークで現代的な最先端の豪華映像に変身させるために、受賞経験のあるクリエイティブ・チームが結集しました。「レ・ミゼラブル」および「オペラ座の怪人」の25周年公演およびコンサートで知られるローレンス・コナーが演出、バッキンガム宮殿におけるエリザベス女王の即位60周年のコンサートを手掛けた舞台デザイナーで、世界的にも評価の高いマーク・フィッシャーと2012年ロンドン・オリンピックの開会式を手掛けたパトリック・ウッドローフが共にこの傑作の映像化に取り組みました。

「ジーザス・クライスト=スーパースター」はイスカリオテのユダの目を通して、イエス・キリストの磔刑までの最後の7日間を描き、全世界を感動の渦に巻き込みました。最初の公演は1971年に北米のアリーナツアーとして行われ、その後、ブロードウェイで上演、1972年にはロンドンのパレスシアターで初めてイギリスのファンたちにも披露。8年間におよぶ3,000回以上の公演はあらゆる記録を打ち立てました。その後も、42ヶ国でプロの劇団による公演が行われ、毎年300のアマチュア公演が公式に認可されています。ヒット曲には、「スーパースター」「私はイエスがわからない」「彼らの心は天国に」「ホザンナ」などがあり、40ヶ国以上、19ヶ国語で発売されています。





過去の上演年表

また本作は世界42ヶ国の大劇場で公演を行ってきました。各国での過去の公演詳細は下記の通りです。
* 1971: アメリカ - ブロードウェイ・デビュー(マーク・ヘリンジャー劇場)
* 1972: UK - ウェスト・エンド(パレス劇場)
* 1972: スウェーデン・オーストラリア - ツアーが記録的な大成功を収める
* 1973: 日本 - 劇団四季版の公演
* 1983: UK - マンチェスター・パレスを皮切りに全英ツアー公演
* 1992: UK - 20周年ツアー(ポール・ニコラスとの共同プロデュース)
* 1992: オーストラリア - アリーナコンサートでの観客動員数が百万人を突破(当時のボックスオフィス記録更新)
* 1991: UK - 歌舞伎バージョンの公演(ロンドン・ドミニオン劇場)
* 1995: イタリア - マッシモ・ロメオ・ピパロのプロダクションによる10年間の公演(~2005)。2009~2011年再公演
* 1996: UK - 25周年にあたり新プロダクションでの公演(ライシアム劇場、ジーザス役:スティーヴ・バルサモ、ジュダス役:ズービン・ヴァーラ)
* 1998: UK - リアリー・ユースフル・グループによる新プロダクション(グレン・カーター主演)
* 2000: 1998年UK公演の再演(10ヶ月)
* 2000: アメリカ - ブロードウェイ・フォード・センター・パフォーミング・アーツによる公演(グレン・カーター主演)
* 2001: メキシコ - メキシコ・シティ公演(9か月)
* 2002: アメリカ - 全米ツアー(2年)
* 2004: 韓国 - 2か月公演
* 2004: UK - ビル・ケンライト制作/監督による全英ツアー(1年)の後、2008年再演
* 2005/06: オランダ - 全国ツアー
* 2006: アメリカ - 映画版(1973年制作)からテッド・ニーリーを迎えての全米ツアー
* 2006: 南アフリカ - 公演開始
* 2007: ギリシャ - 公演開始(アテネ・バドミントン劇場)
* 2007/08: スペイン - 全国ツアー
* 2010: ハンガリー - 公演開始(ブタペスト・マダーチ劇場)現在も公演中
* 2011: アメリカ - 40周年公演
* 2011: 南アフリカ - 再演
* 2011: 日本 - 劇団四季による再演
* 2011: チェコ - 公演開始(プラハ・カーリン劇場)現在も公演中
* 2012: アメリカ - デス・マカナフ監督による新公演(ブロードウェイ、ニール・サイモン劇場)


『ジーザス・クライスト=スーパースター』 あらすじ

これは、イエス・キリストが十字架に架けられるまでの最期の7日間の物語。 ローマ支配下の社会で、イエス・キリストは“神の子”として民衆からの絶大な支持を得ていました。一方、彼が“神の子”であるという事実に懐疑的であった弟子ユダは、キリストの名声がこのままどんどん大きくなることでローマ人の反感を買い、結果的にユダヤ人が迫害される事を危惧していました。

弟子たちは、「我々はこれからどうすればいいのか」と詰め寄り、イエス・キリストを悩ませます。そんな中、誰も自分のことを理解していないと嘆くイエス・キリストをなだめ、体に高価なオイルを塗って彼を癒したのがマリー・マグダレンでした。

マリー・マグダレンのような女を相手にするイエス・キリストに、ユダの不満は増大していきます。一方、イエス・キリストについて協議する司祭たちの中でも、彼を殺すことが皆にとって最善であるという結論に至ります。

イエス・キリストがエルサレムに到着し、大衆が熱狂的に彼を出迎える中、ユダは司祭たちにキリストの身を捕らえることの出来る時間と場所を教えます。

弟子たちとの最後の晩餐で、イエス・キリストは弟子たちが自分を裏切るだろうと予期します。 案の定、ユダの裏切りによって捕らえられたイエス・キリストは、自らの運命を憂い、神にその意味を問い続けます。

鞭で打たれ、息も絶え絶えのイエス・キリストは、「奇跡を起こして“神の子”であることを証明すれば命を救ってやる」というヘロデ王の申し出をも無視して、自らの命を捧げる決心をします。ユダは、自分が取り返しの付かない過ちを犯してしまったという罪悪感から、自ら命を絶ちます。 結局、イエス・キリストは民の犠牲となって十字架に架けられ、民衆、そして司祭たちの心に強烈な影を残してこの世を去るのです。

キャスト・スタッフ

<スタッフ>
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー「エビータ」「オペラ座の怪人」
作詞:ティム・ライス「美女と野獣」「アイーダ」
演出:ローレンス・コナー「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」

<キャスト>
ティム・ミンチン(ユダ)
メラニー・C(マリー・マグダレン)
クリス・モイレス( ヘロデ王)
ベン・フォースター(イエス・キリスト)

 

『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』

 

 

12月15日(土)~12月20日(木)

TOHOシネマズ スカラ座にて期間限定ロードショー!

 

配給:東宝東和

 

製作国:イギリス

製作年度:2012年

 

http://www.jcs-movie.com/

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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