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ミュージカル『エニシング・ゴーズ』囲み取材 2013年10月

(2013年10月08日記載)

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ミュージカル『エニシング・ゴーズ』
囲み取材が行なわれました

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▲写真左より:田代万里生、すみれ、鹿賀丈史、瀬奈じゅん、保坂知寿、大澄賢也

公演について(公演資料より)

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▲製作発表より
2011年トニー賞3部門受賞、ミュージカル・コメディの最高傑作!!
初演は1934年ブロードウェイ。その後もアメリカ、イギリスにとどまらず、日本をはじめ世界各国で幾度となく上演され、2011年からブロードウェイで開幕したリバイバル上演はトニー賞3冠(ミュージカルリバイバル作品賞、ミュージカル主演女優賞、振付賞)を獲得しました!映画化もされた傑作ミュージカルが、2013年10月に帝劇に登場します。

日本でも大絶賛!!
日本での初演は1989年、日生劇場で大地真央主演、宮本亜門演出で上演されました。以降度々上演されており、ミュージカルファンの間では今も人気の根強い、名作ミュージカル・コメディです。

巨匠コール・ポーターによる名曲と圧巻のタップダンス!!
豪華客船を舞台に巻き起こるハチャメチャな人々による大騒動を楽しく陽気に描く本作品。タイトル曲でもある「エニシング・ゴーズ」をはじめ、一度聴いたら忘れられないコール・ポーターによる名曲の数々、そして1幕ラストのキャスト総出演のタップダンスシーンは『エニシング・ゴーズ』(なんでもあり!)の世界を盛り上げます!


STORY

ナイトクラブのスター歌手・リノ(瀬奈じゅん)はウォール街で働くビリー(田代万里生)に夢中だが、彼は社交界の華・ホープ(すみれ)に惚れている。 上司である実業家・ホイットニー(大澄賢也)が豪華客船でロンドンへ出航するため港にやってきたビリーは、ホープが婚約中の英国紳士のオークリー卿(吉野圭吾)と船で式を挙げることを知る。阻止しようと乗り込むビリー、そしてリノもショーガールを連れて同じ船に乗り込んでいた。ホープの母・ハーコート夫人(保坂知寿)も交えて、それぞれの思惑を抱えた人々が集結し波乱の予感・・・。しかもそこに、指名手配中のギャング・ムーンフェイス(鹿賀丈史)が神父に変装して ギャング仲間の情婦・アーマ(玉置成実)と共に潜り込んできた!一筋縄ではいかない、何(エニ)でも(シング)あり(・ゴーズ)の豪華客船の旅が今始まる!?

リノ:瀬奈じゅん
ムーンフェイス:鹿賀丈史
ホープ:すみれ
アーマ:玉置成実
ハーコート夫人:保坂知寿
ビリー:田代万里生
オークリー卿:吉野圭吾
ホイットニー:大澄賢也
船長:武岡淳一
ルカ:照井裕隆
ヨハネ:小寺利光(D★D)


初日公演前に囲み取材が行われました(2013年10月7日)

関連記事 記者発表会の模様

『エニシング・ゴーズ』製作発表会 その1 歌唱披露

ミュージカル『エニシング・ゴーズ』製作発表会 その2 コメント

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---それぞれひとことずつ意気込みを。

◆リノ:瀬奈じゅん
本日はお集まり頂きありがとうございます。今日初日を迎えます。とにかくハチャメチャに楽しく明るいミュージカルなので、皆様に楽しんでいただけるように心を込めて演じていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

◆ムーンフェイス:鹿賀丈史
同じくです(笑)。僕は帝劇に出るのは『レ・ミゼラブル』以来です。そういう意味でも思い入れの強い劇場なので、自分のエネルギーを十分出してやっていきたいと思います。

◆ホープ:すみれ
今回はホープというお嬢様の役を演じさせていただいています。とにかくみんなが本当に楽しんで船の上でパーティーをしてる感じです。劇場で見ているお客様も同じく楽しくハッピーな時間を過ごせると思いますので、是非観に来て下さい。

◆ビリー:田代万里生
たくさん素敵なミュージカルがあるのですけれど、歌と踊りと芝居の三拍子が揃った作品というのはなかなかないんじゃないかなと思います。タップシーンもありますし、ビリーという役もいろんな姿に変装します。僕も3年ぶりに帝国劇場に出演させて頂きます。今からドキドキです。

◆ハーコート夫人:保坂知寿
稽古場でみんなで作ってきた物を、今日これから初めてお客様の前でやらせていただくわけですが、コメディなのでお客様とのやりとりがどんな風になるのかなと、やってみないと分らないことがたくさんなのでドキドキです。それと同時に楽しみでもあります。私たちが楽しく作ってきた物を、お客様にもっともっと楽しんで頂けたらなと思っております。

◆ホイットニー:大澄賢也
大好きなブロードウェイミュージカル作品で、前々から「もしこの作品を日本でやることがあったら出たいな」と思っておりました。その作品に出ることが出来て幸せですし、鹿賀さんや瀬奈さんを始め素晴らしいキャストの皆さんと一緒に『エニシング・ゴーズ』をやれるということに興奮しています。

---瀬奈さん、鹿賀さん、この作品のどのようなところに魅力を感じていますか?特に見どころは?

◆瀬奈じゅん
全部おすすめのシーンですが、やはり一番はみんなでエニシング・ゴーズを歌い踊るところなんじゃないかなと思います。私たちが代表して取材を受けさせていただいておりますが、アンサンブルの一人一人がイキイキとしてみんなの個性が際立っている場面だと思いますので、そこが見どころだと思います。

◆鹿賀丈史
『エニシング・ゴーズ』といいますと明るく楽しいミュージカルのイメージがありますが、やってみると非常に難しいんですね。その辺りがしっかり演じられると本当の面白さが出てくるんじゃないかと。1ヶ月ちょっとの稽古で相当のレベルまできたんじゃないかと思いますので、期待していただきたいです。

---瀬奈さん、お衣裳替えが今回とても多く、聞くところによると10着位お召にしになっているそうですが、衣裳の印象をお聞かせください。

◆瀬奈じゅん
とにかく袖に入って着替えてという感じでカツラも一緒に替えているので、私自身も楽しませて頂いております。何よりお客様が「こんなリノが出てきた!」と(場面毎に違う姿を)楽しんでいただけたらと思います。

---製作発表でタップダンスについての質問の時にみなさん「自信がありません」とお答えになっていましたが、タップダンスのシーンの仕上がりはいかがですか?

◆瀬奈じゅん
かなり上達しました(笑)。タップシューズに履き替える間もなくダンスシーンに参加している方もいるので音の出方がなかなか大変なのですが、心をひとつにしているので必ずいい場面になっていると信じております。

◆鹿賀丈史
僕はタップは踊らないのですが。あ、踊れないんじゃなくて踊らないんですよ、そういう役なものですから(笑)。見ている立場ですが、40人近くのタップは相当迫力がありますよ。タップの面白さが感じられるんじゃないかと思います。

(瀬奈:でも踊っていらっしゃいますよね)
(すみれ:結構ね)

◆すみれ
バレエやジャズダンスはよちよちしている時からやっているのですが、タップは今回初めてです。稽古前にもみんなで練習したり、先輩に助けていただいたりしているので、結構いい感じになってきたと思います。

◆田代万里生
僕の演じる役もタップはないのですが、タップ以外の踊りを考えると僕個人的には今まで出た作品の中で一番踊っていますので、瀬奈さんやすみれさんに練習に付き合っていただきました。

◆保坂知寿
もともとタップが出来る方もたくさんいらっしゃったけど、そうじゃない方もいたのでね。力で鳴らそう鳴らそうと思っても音は出なくて、力を抜くと音が出るんですよと先生から教えていただき、お稽古中にいいことがいっぱい聞けました。みんなでタップを踏むシーンはミュージカルの大きな武器だなと改めて思いながらやっています。

◆大澄賢也
エニシング・ゴーズという有名な曲のタップナンバーもあるのですが、今回とにかくダンスナンバーが多くて、振付も佐々木信彦さん、KAZUMI-BOYさん、僕の3人でやらせていただきました。僕は万里生くんのナンバーの担当が多くて、万里生くんがフレッド・アステアのような華麗なリードとダンスを見せてくれます。ご期待ください。

(田代:笑・・・頑張ります!)

---瀬奈さん、セーラー服姿の感想と、(初演キャスト、宝塚の先輩の)大地真央さんに追いついて追い越せたかなという感想を。

◆瀬奈じゅん
追い越そうとも思っていないのですが、新しい『エニシング・ゴーズ』が生まれればいいなということを感じています。セーラー服は高校生以来ですので、懐かしい感じもあり、みんなに可愛い可愛いとおだてられて調子に乗っている次第です(フフフ。笑)

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ミュージカル『エニシング・ゴーズ』

 

作詞・作曲:コール・ポーター

オリジナル脚本:P・G・ウドハウス&ガイ・ボルトン、
ハワード・リンゼイ&ラッセル・クラウス

新脚本:ティモシー・クラウス&ジョン・ワイドマン

上演台本・演出:山田和也

 

【東京公演】

2013年10月7日(月)~28日(月)

帝国劇場

 

【大阪公演】

2013年11月1日(金)~11月4日(月)

シアターBRAVA!

 

プロモーション映像

http://www.tohostage.com/anything/movie.html

 

 

 

 
 

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