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宝塚歌劇花組公演 蘭寿 とむ、蘭乃 はな 初日会見 2013年10月

(2013年10月12日記載)

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宝塚歌劇花組公演
Musical『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』~オペラ「アンドレア・シェニエ」より~
ショー・オルケスタ『Mr. Swing!』
蘭寿 とむ、蘭乃 はな 初日会見

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公演について(公演資料より)


東京宝塚劇場で、花組公演が始まりました。

Musical
『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』
~オペラ「アンドレア・シェニエ」より~


脚本・演出/植田 景子
イタリアオペラの中でもヴェリズモ(写実主義)オペラの傑作の一つと言われるジョルダーノの「アンドレア・シェニエ」をベースにしたミュージカル。実在の革命詩人アンドレア・シェニエと貴族令嬢マッダレーナとの恋、マッダレーナに叶わぬ想いを抱きながらも革命の闘士として闘うジェラール。三人のドラマを軸とし、フランス革命を背景に滅び行く貴族階級の姿と、新しい時代を求めて闘う人々の姿を描き出す。ハンブルクバレエ初の日本人女性ソリストとして活躍する傍ら、振付家としても、近年、ヨーロッパで高い評価を得ている大石裕香氏が、日本で初の振付を手掛けることも大きな話題。古典の持つ力強さと現代的要素を調和させ、新たな視点からオペラのミュージカル化に取り組む意欲作。


ショー・オルケスタ
『Mr. Swing!』


作・演出/稲葉 太地
Mr. Swing! ――それは最高にクールで最高に情熱的、躍動感に溢れリズムを生み出し舞台を燃え上がらせる人。今ノリに乗っている蘭寿とむを中心に、花組の個性が弾け絡み合う熱狂的なオルケスタ(オーケストラ)!

初日会見が行われました(2013年10月11日)

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◆蘭寿 とむ
お芝居は本当に宝塚らしい大恋愛物、ショーは色とりどりで個性豊かに光り輝くみんなを見て頂けると言うことで、大劇場公演も2本とも良かったと言って頂けたので、それを糧にみんなでまたブラッシュアップしてまいりました。東京の皆様にも宝塚らしい物をとことん楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。宜しくお願い致します。

◆蘭乃 はな
東京のお客様の期待が大きいと伺っておりますので、一日一日の公演を大切に演じていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。


――念願の大恋愛物、みどころを。

◆蘭寿 とむ
私は「宝塚おとめ」にやりたい役は大恋愛物と書き続けて早何年でやっと出合った作品なので思い入れ深いです。相手役・蘭乃はなとの命をかけても守りたい物、愛し抜きたい物、残したい物というところがテーマなので、そのあたりの深さを感じていただけたらと思います。
ショーは肩の力を抜いて一緒に楽しんで頂ける物になっていまして、場面毎にも色とリズムが出ていると思いますので、花組メンバーの意気込みと共にお伝えできればと思っております。


―――海外でも活躍している大石裕香さんの振付については。

◆蘭寿 とむ
大石さんとは以前「アール・ハッター」でご一緒させていただき、今回また振付という形で入って頂きました。彼女はハンブルクバレエ団のソリストとなり、若手の評価の高い振付家でございますので、お芝居の色や役者の気持ちを深く捉えて振りを付けて下さいましたので、私たちも踊っていて本当に気持ちよく、自然に心が動くような振りを付けて下さったので、私はすごく嬉しくて感謝しております。

◆蘭乃 はな
お稽古の段階からお芝居のことや踊りのことだけでなく、身体表現でここまで自分の気持ちを表現できるんだということを教えていただきましたので、引き出しをひとつ増やしていただけたなと思っております。


―――お芝居の中でたくさんのメッセージが込められておりましたが、それぞれが感じる共感ポイントは。

◆蘭寿 とむ
歌詞の中にある「命果てても」というところがあって、命果てても生き残る物、永遠に生きる魂、自分の思いのようなものがメッセージとして伝えられたらなと思います。

◆蘭乃 はな
「世界のどこかで信じる人がいれば」と、蘭寿さん演じるアンドレア・シェニエと共に歌う歌詞があるのですけど、その通りだなと思いますので、信頼できる蘭寿とむさんを始め、花組の方々と公演出来ることを喜びとして日々演じていきたいと思います。


―――ショーでは役替わりの場面がありますが、(「踊る男」として登場する蘭寿とむの相手役として、「踊る女」を瀬戸かずや、芹香斗亜、柚香光がそれぞれ演じています)三人の違いを。

◆蘭寿 とむ
ひとことでは難しいのですが、瀬戸かずやは大人の魅力があって一緒の感性で踊れる、芹香斗亜の私のイメージは若妻(笑)。大劇場公演中ある日突然変わった日があってそこから自分の感覚のままに彼女は踊るようになったので東京公演に来てからは一段と色っぽさが増してくると思います。柚香光は、私の中で小悪魔的なイメージです。お芝居の方とちょっとかぶりますが、彼女の魅力が上手く引き出されているなと思います。


―――蘭寿さんは退団発表後の東京公演、気持ちの変化は?

◆蘭寿 とむ
ひとつずつ大切にしているスタンスは変わらないのですが、今までの思いや応援して下さる方への思いは更に深まっているので、役や場面を通してその思いが伝わればいいなと思います。

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―――蘭乃さん、蘭寿さんが退団なさるということでどのような思いを?

◆蘭乃 はな
ショーの中に「二度と帰らぬ日を共に生きよう」という歌詞がありますが、一瞬一瞬はもう二度と帰ってこないので、蘭寿さんと過ごせる日々を丁寧に過ごしていきたいと思います。


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宝塚歌劇花組公演

 

Musical『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』

ショー・オルケスタ『Mr. Swing!』

 

東京宝塚劇場公演

公演期間:2013年10月11日(金)~11月17日(日)

 

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/j339.html

 

 

 
 

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