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2014生命のコンサート 音楽劇『赤毛のアン』制作発表 2014年10月

(2014年10月02日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
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2014生命のコンサート
音楽劇『赤毛のアン』制作発表が行われました

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▲制作発表にはキャストのほとんどが参加しました

2014生命のコンサート 音楽劇『赤毛のアン』公演について(資料より)

音楽劇『赤毛のアン』は、1992年のカナダ大使館の初演から23年、市民参加のミュージカルとして、今国連職員から舞台俳優まで様々な世界で活躍してる3500人を越えるアンフレンズ達によって、「生命の大切さ」のメッセージを舞台から届けて続けてきました。

東日本大震災の震災孤児・遺児の数は1698人、殆どが同じように被災している親族里親に引き取られています。それぞれの国の習慣、宗教など考え方が違うのでしょう。当協会は23年間にわたり、たとえ血のつながりがなくても家族になれる、だから世界中は友達になれる、と訴え続けてきました。家族の前に友達になろうまずそこから訴えて行こうと思います。

子役、少女、大人と舞台の中で成長する「アン」役とその友人たちは、市民という枠の中に、もう子役なのにプロとして活躍している人たち、劇団の人たち、そして歌や踊りが大好きな元気な子供たちまでが、オ-デイションに挑戦しました。23年目になりますが、毎年、色々なジャンルの一般市民が主役枠に参加し、取り巻くキャストは、宝塚出身者、声楽家、元劇団四季の団員、役者さん、女優さんで固められていきます。

<出演予定キャスト>
※複数人いる役は日によって出演メンバーが異なります。

マシュウ 浜畑賢吉
マリラ 瀬戸内美八
リンド夫人 真山葉瑠
ルシーラ(洋服屋)池田理代子
アン 愛花ちさき 伊東愛
アン 少女 土田若菜 木下理華子 岩崎若葉 森川由梨
アン 子役 山口野乃花 斎藤利花子 小田川陽南 持田礼菜
ダイアナ 志村ひかる 小川侑子 橋本雪 瀧本真己
ギルバート 田中秀哉 伊藤純平
ダイアナ 少女 真木ちはる 本川由佳 吉留有紀 藤井杏
ダイアナ 子役 小田川楽空 山口皐 喜永真子 米波桃花
リチャード(駅員)友石竜也
ベル先生 白石拓也
スペンサー夫人 かわづ恵
バーリー夫人 北嶋マミ
ミシェル夫人 雅 景
フレッド・チャーリー・トム 中村隆太 工藤康平 平川博晶
プリシー 田中沙耶 清水あつこ 柿沼未緒子 寺本鈴奈
プリシー 少女 前田明日香 竹内みり 足立華 土田衣里子
プリシー 子役 赤石玲子 高尾真由 本川由佳 斎藤利花子
ギルバート・チャーリー・少年 高幡翼 たかなし翔太郎 川崎聖也 孔 明
マダム・シャローン 池田奏 内海京
貴婦人(ブリューエット夫人) 森家芳江 増田美香
ブリューエット 松下昌夫 天辰哲也
バーリー 阪上雅彦 小山治彦
ジェームス(郵便屋) 関井博之 海老原広規
ほか

合唱団協力:実践女子学園合唱団 東洋英和楓ファザ―ズ有志

STORY

音楽劇「赤毛のアン」は、著者ルーシー・モンゴメリの名作。
文学作品を、音楽とダンスをふんだんに用いた劇場公演用の音楽劇として橋本真理子が書き下ろした作品です。

プリンスエドワード島のグリーンゲイブルズに住むマシュウとマリラの兄妹のもとに、11歳の少女「赤毛のアン」が、孤児院から引き取られてくるところから、物語は始まります。アンを囲む人々の心温まる愛、そしてその愛に育まれ、美人ではないけれど、勇気と知恵を持って賢く元気に美しく成長していく、主人公アンの姿が、様々なエピソードを中心に“心と心のふれあい、優しさ、思いやり、そして夢”を描いた愛の物語のなかですすんでいきます。そしてグリーンゲイブルズの日常の楽しげな生活と、一生懸命生きる平凡な人たちがユーモアを持って語られていきます。

音楽劇 “赤毛のアン”は11歳ー20歳のアンを取り上げました。カザルス作曲の゛国連賛歌”が終わると、音楽劇゛赤毛のアン”の代名詞となったオープニング”アン”ダンスシーンのはじまりです。そして劇中のバレエシーン、クラシック、ポピュラー音楽、オリジナルの”お母さん”等あらゆる場面で、音楽・ダンスが効果的に用いられ、歌手、俳優、ダンサー、オーケストラといった若手のステージ・パフォーマーと、一般市民参加のよく訓練された子役達とで、感動的な舞台作品が仕上げられていきます。フィナーレの参加者による各国語にてのメッセージは、アンの物語にふさわしい国際交流の場となっています。

制作発表が行われました(2014年9月22日)



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▲大人の主要キャスト
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▲大人アンを務める愛花ちさき(元宝塚歌劇団/写真右)、伊東愛(歌手/写真左)
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▲大人男性キャスト
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▲子役、少女、大人のアン役のみなさんと仲間たち


◆小池雅代 (芸術監督/国連クラシックライブ協会理事長)

956_9421 今年23年目の『赤毛のアン』になります。 9月6日に埼玉県の加須市で行われた東日本大震災の復興支援コンサートに『赤毛のアン』も少し出させていただきました。3年前の震災の後、3千人程避難して参りまして、その人たちのためにコンサートをしたのです。それが好評だったので、またお呼ばれをしました。震災の後に思ったことは、両親が死んでしまったり子供に死なれたり、そういうことが起きた時に「頑張ってね」とか「一生懸命やってね」と言っても、元気が出るはずなくて、その人たちがどうしたら立ち直れるかといったら、やっぱり新しい夢と新しい希望を持たないといけないと思うんです。だから、その新しい夢、新しい希望を持つ為に私たちの“孤児だったアンが元気に頑張った”という話で、少しでも勇気づけることになれば良いなと思いました。私はこの『赤毛のアン』の本を小さい時からずっと読んでいたのですが、これって、どうしてもマシュウとマリラの物語だと思えてならないのです。マシュウとマリラ、つまらないと言ったら失礼だけど、毎日同じ人生がずっと続いていた。そこに孤児のアンが転がり込んで色々なことが起きます。そのために2人の人生がどれくらい変わったでしょうか。アンの人生も変わったけれど、その育てた2人の人生も。こういうことが私たちの人生の中でも必ず起きるんじゃないかなと。「ここに居る子たちがどこかで育つかもしれない」「どこかで誰かが芽を出してくれるかもしれない」そんな思いで、生命のコンサート音楽劇『赤毛のアン』は23年になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。



◆浜畑賢吉 (マシュウ役)
956_9550 人間関係が財産だと思っておりますので、私は自分で大変な財産家だと自負しております。この『赤毛のアン』に出演するのは3回目ですが、アンを中心としたマリラとマシュウの心の繋がりということで、またここで財産が増えるということでございます。宜しくお願いいたします。



◆瀬戸内美八 (マリラ役)
956_9654 私も、この作品に出させていただけることが財産だと思っておりますし、今年はこの浜畑(賢吉)マシュウ様のお胸をかりて演じられるのが大変嬉しいです。それから毎年アンや子ども達に会えるのが本当に楽しみです。今年も張り切ってやりたいと思っております。宜しくお願いいたします。



◆真山葉瑠 (リンド夫人)
956_4466 私は今回初めての参加ということで、浜畑先生と大先輩の瀬戸内先生と、池田理代子さん、宝塚の方たち、友石さんとご一緒できることを非常に楽しみにしております。ちょっとおせっかいで、口うるさいおばさん役でございます。宜しくお願いいたします。



◆友石竜也 (リチャード 駅員役)
956_4473 今回も、この作品にしっかりと貢献できるように頑張っていきたいと思います。宜しくお願いいたします。



◆かわづ恵 (スペンサー夫人役)
956_4475 心が豊かになるように、それが財産になるようにと思っております。宜しくお願いいたします。



◆北嶋マミ (バーリー夫人役)
956_4477 昨年に引き続き、今年も出演させていただけて幸せでございます。温かい母親像を作って参りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。



◆雅 景 (ミシェル夫人役)
956_4483 私は2年前に出演したのですが、その頃に比べて新しい方が沢山入っていて、その方たちと一緒に舞台を創り上げるということをとても楽しみにしております。浜畑先生をはじめ、皆様どうぞ宜しくお願いいたします。



◆愛花ちさき (大人アン役)
956_4575 私は今年の7月に宝塚歌劇団を卒業したばかりで、これが外に出て初めての舞台になります。初めての舞台『赤毛のアン』で、アンという大役をいただきとても嬉しいのと同時に責任を感じておりますが、子役ではなく本当の子供たちからパワーをいただき、男役ではなく本当の男性の方に支えていただき、浜畑先生、宝塚歌劇団出身の多くの先輩方に一生懸命ついて『赤毛のアン』のイメージを崩さずも、私らしいアンを、皆様にお見せできますように本番まで一生懸命お稽古に励んで参りたいと思います。そして、観に来ていただいたお客様に何かメッセージを受け取っていただけるような舞台を目指して頑張りたいと思いますので、今年も『赤毛のアン』をどうぞ宜しくお願いいたします。



◆伊東愛 (大人アン役)
956_9647 以前、AKB48のお姉さんグループSDN48に所属をしておりまして、卒業してからはダンス&ボーカルグループ「7cm」というエイベックスのグループに所属しており、ライブを中心とした活動をしております。私が通っていた小学校では「ハイチデー」というイベントがありまして、普段持って行っているお弁当のおかずを我慢し、その分のお金を募金して世界中の恵まれない子ども達に寄付をするという活動だったのですが、その時に世界中の子供たちの暮らしを授業で見て、なんて私は恵まれているのだろうとビックリしました。と同時に、これは感謝してその幸せに浸るだけではなく、日本に生まれた日本人として何かしなければならないと強く思いました。15歳で単身渡米し、世界の方々と触れる中で色々な文化や暮らしを見て、いつかエンターテインメントを通じて、世界中の子ども達に夢や希望を与えられるようなことが出来たらいいなと思って参りました。先程、小池先生からお話がありましたが、世界中の子ども達に向けてのこの夢舞台は今年で23年目。これまで紡いでこられた魂と愛を、私も一生懸命、精一杯アンとして生きて、そしてしっかりと24年目に繋いでいけたらいいなと思っております。頑張りますので応援宜しくお願いいたします。



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▲メインキャストのみなさん
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▲歌も披露されました。
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▲元気いっぱいにダンスシーンも披露。
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▲写真中央は大人アン役の愛花ちさき。

 

2014生命のコンサート 

音楽劇『赤毛のアン』

 

原作:ルーシー・M・モンゴメリ

翻訳・脚本:橋本真理子

芸術監督:小池雅代

指揮・音楽監督:尾花輝代允

演出助手・振付:初風緑

振付:石向智絵

振付:武藤智穂

振付:呼川茜

振付:水野真紀

 

日程:2014年11月15日(土)・16日(日)全4回

11月14日(金)プレビュー公演

会場:東京国際フォーラムホールC

 

http://www.classiclive-un.org/creation/anne/

 

 

 
 

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