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劇団四季×ディズニー 第5弾 ミュージカル『アラジン』製作発表 2014年10月

(2014年10月03日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
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劇団四季×ディズニー 第5弾 ミュージカル『アラジン』
製作発表が行われました

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▲黄金に輝くランプのオブジェが劇団四季へ手渡されました。

ミュージカル『アラジン』公演について(資料より)

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James Monroe Iglehart , Adam Jacobs and
the original Broadway company of ALADDIN.
Photo by Deen van Meer
(c)Disney

1992年の劇場版長編アニメーションから22年――。ディズニー屈指の人気を誇る『アラジン』が、満を持してミュージカルになって帰ってきました! アニメーションのテイストはそのままに、ブロードウェイの中心的クリエイターが集結してダイナミックかつゴージャスに甦った舞台は、今年3月の開幕以降、スタンディングオベーションが止まらないメガヒットを継続中!その最新ミュージカルが、世界のどの国よりも早く、ここ日本に上陸します。運命の開幕は、劇団四季とディズニーのパートナーシップ20周年を迎える2015年5月、東京・電通四季劇場[海]。ファンタジーとエンターテインメントに磨きをかけ、いよいよ舞い降りるミュージカル『アラジン』。満点の星空の下、魔法の絨毯に飛び乗って、皆様を「ホール・ニュー・ワールド(新しい世界)」へお連れいたします!

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Adam Jacobs
as the title character in ALADDIN.
Photo by Deen van Meer
(c)Disney

『アラジン』が世界中で愛される理由。そのひとつが、主人公の青年アラジン、王女ジャスミン、そして”魔法のランプの精”ジーニーといった魅力的な登場人物たち!なんとミュージカルでは、キャラクター造型や心理描写がさらに丁寧に書き込まれ、エンターテインメントながらも奥行きのある人間ドラマとして深い共感と感動を呼んでいます。そして同じく魅力的な音楽には、アカデミー賞を獲得した「ホール・ニュー・ワールド」はもちろん、新たにヴェールを脱いだ未発表曲・新曲が7曲!その中には、『アラジン』の楽曲を手掛け、公開を誰よりも待ち望みながら急逝した作詞家ハワード・アッシュマンの遺作も含まれており、より広大な世界観を生み出しています。さらに、進化はこれだけではありません。砂漠の国を舞台にした独特のオリエンタルな雰囲気も、劇場という空間でリアルにパワーアップ!”魔法の洞窟”はまばゆい金色の装置で埋め尽くされ、”魔法の絨毯”は本当に心を持っているように舞台上を縦横無尽に飛び回ります。それぞれの立場は違えど、「自由」・「希望」・「未来」をキーワードに強く結ばれていくアラジンとジャスミン、そしてジーニー。ドラマティックに進化した3人の物語から、一瞬たりとも目が離せません!

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The Original Broadway Company.
Photo by Deen van Meer
(c)Disney

ミュージカル『アラジン』劇団四季版の日本語訳詞を手掛けるのは、今年度 NO.1ヒットと目されるディズニー長編アニメーション映画「アナと雪の女王」で、日本語歌訳詞を担当した高橋知伽江さんです。大ヒットの呼び水ともなった同作主題歌「Let It Go ~ありのままで~」。この訳詞者である高橋さんが再び、ディズニー作品の感動を紡ぎ上げます。

<高橋知伽江(たかはしちかえ)プロフィール>
東京外国語大学外国語学部ロシア語学科を卒業。劇団四季(演出助手/台本・訳詞)、新神戸オリエンタル劇場での勤務を経て、フリーランスで演劇台本の執筆、翻訳、訳詞を手掛ける。2011年、英国作家ノエル・カワード作「秘密はうたう A Song at Twilight」「出番を待ちながら」の翻訳により、第4回小田島雄志・翻訳戯曲賞受賞。2013年4月より、水戸芸術館演劇部門芸術監督。日本劇作家協会会員。 四季在籍時には、本名の「高橋由美子」名義で、『クレイジー・フォー・ユー』(和田誠氏と共同訳詞、日本語台詞)、『アスペクツ オブ ラブ』(訳詞協力)や、ファミリーミュージカルの台本などを多数手掛けられました。 その後はフリーランスの立場で、数多くの舞台作品やテレビ/ラジオドラマの台本を担当。また、ディズニー映像作品を手掛けることも多く、「魔法にかけられて」(2008年)、「プリンセスと魔法のキス」(2010年)、「塔の上のラプンツェル」(2011年)、「メリダとおそろしの森」(2012年)では日本語訳詞を担当されています。

全キャストオーディション決定
詳細はこちら

制作発表が行われました(2014年9月29日)



ディズニーと劇団四季の関係は20年にわたって築いてきた歴史があります。
2014年8月31日時点での累計上演回数は、『美女と野獣』4969回、
『ライオンキング』9428回、『アイーダ』1699回、『リトルマーメイド』472回となっています。

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◆劇団四季代表取締役社長:吉田智誉樹

957_5137 劇団四季では来年5月24日より、東京汐留の電通四季劇場[海]にて、ディズニーミュージカル『アラジン』をロングラン上演いたします。ディズニーミュージカル『アラジン』は、1995年の『美女と野獣』、1998年『ライオンキング』、2003年『アイーダ』、2013年『リトルマーメイド』に続く提携第5弾作品です。ディズニーが1992年製作の長編アニメーション作品を舞台化したものです。世界的にも大変知名度の高い作品であり、今年3月にブロードウェイで開幕したばかり。劇団四季が同作品の初の海外プロダクションとなります。まさに世界最新ミュージカルが最速で日本に上陸することになります。今回はウォルト・ディズニー・カンパニー アジアより、プレジデントのポール・キャンドランドさんにご出席いただきました。また四季からは日本版製作チームの代表として加藤敬二に登壇してもらいました。日本版製作チームは加藤を始めとする俳優やスタッフにより組織されております。海外スタッフと共同して日本版の『アラジン』を製作します。世界のエンターテインメントであるディズニーと四季のパートナーシップは来年で20年になります。これまでの4作品の観客動員数はのべ1600万人で、日本人の10人に1人は四季のディズニー作品を観劇した計算になります。現在8か所の専用劇場のうち4か所でディズニー作品をロングラン上演しております。この『アラジン』では、日本語の歌詞を高橋知伽江さんお願いすることにいたしました。高橋さんは今年一番のヒット映画『アナと雪の女王』日本語歌詞を手掛けた方であります。実は彼女は劇団四季に所属していた私たちの仲間でもあります。こうして一緒にお仕事を出来ることを大変嬉しく思っております。この作品の感動を素晴らしい日本語で紡いで下さることと思います。『アラジン』は新たな創造性に満ちた作品になることと思います。この作品から劇団四季の“ア・ホール・ニュー・ワールド”が始まります。来春の開幕にご期待下さい。



◆ウォルト・ディズニー・カンパニー アジア プレジデント:ポール・キャンドランド
957_5152 ディズニーと劇団四季は長い間ビジネスパートナーです。日本は、世界でディズニーミュージカルが最も成功している国のひとつです。これも四季さんの素敵なステージのおかげです。ありがとうございます。1995年に『美女と野獣』が開幕して来年で20年になります。現在日本で『ライオンキング』『美女と野獣』『リトルマーメイド』も公演中で、どの舞台も大成功しています。『アラジン』は映画をもとに作られ、ブロードウェイで今年の3月にオープンしました。お客様はジーニーに笑い、アラジン、ジャスミンの歌をワクワクして聴いていました。コスチュームの素晴らしさにも是非ご注目ください。ダンサーのコスチュームは何度も変わります。私は一度観たあとすぐにまた観たいと思いました。四季さんは世界で2番目という早さでこの『アラジン』のオープンを決めてくださいました。アメリカで生まれたアラビアの物語が日本で上演されます。素晴らしい文化の出会いをお楽しみください。ディズニー・シアトリカル・プロダクション代表トーマス・シューマーカーからの四季の皆様に感謝をお伝えします。アラジンの魔法のランプは、皆さんの願いを3つだけでなく、すべて叶えてくれるでしょう。



◆『アラジン』日本版製作チーム代表 俳優・加藤敬二
957_5164 今回日本版製作チームの一人としてこの作品に携われることになり、大変光栄に思っております。日本でも大ヒットした映画『アラジン』がいよいよミュージカルになり、大変興奮しております。私だけでなく日本の多くの観客の方々も同じ思いではないでしょうか。今回ディズニーはこの『アラジン』でコメディに挑戦し、見事に成功しております。ニューヨークでの公演を何度も拝見しましたが、夢、希望、そして友情というメッセージがたくさん詰まっています。さらにどのシーンも豪華絢爛で、これでもかというくらい明るく楽しいエンターテインメントに仕上がっていると感じました。日本版ではオリジナルが持つ明るさ、楽しさをしっかり維持しながら、日本のお客さまの心情に寄り添った深い人間ドラマにしたいと考えています。演出プランについてはすでにディズニースタッフとの話し合いが始まっており、さまざまなプランを検討しております。た、キャストは全キャラクターを一般公開オーディションで選考いたします。外部の方もご参加いただけるオープンオーディションを予定しております。この作品は日本演劇界の新たな1ページを開くことと信じております。エキサイトしながら全力で作りたいと思います。



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質疑応答ではこんな話題も出ました。
―――ディズニー作品の魅力について

◆吉田智誉樹社長
劇団四季が上演してきたディズニー作品はどの作品も好きで愛しておりますが、どの作品にも人間讃歌があると思います。
人生は生きるに値する、生きているって素晴らしいということをどのディズニー作品も謳っています。
これはまさに劇団四季が創立以来、どの作品にも求めてきたテーマです。
そこがぴったりと合致するのでディズニーミュージカルは四季にとって欠かせないものだと思います。

―――『アナと雪の女王』がミュージカル化されたら日本でも上演を?

◆吉田智誉樹社長
私がお答えするのはなかなか難しいので、ポールさんにお聞きしたいと思います。
もちろん出来たら是非やらせていただきたいと思っております。

◆ポール・キャンドランド
もちろん優先的に(笑)。『アナと雪の女王』は大変なヒットをしましたので、
早く(ミュージカル化を)考えなさいという指示が来ております。今一生懸命頑張っているところです。

 

劇団四季 

ミュージカル『アラジン』

 

2015年5月24日(日)開幕

電通四季劇場[海]

 

チケット一般発売開始は、2015年3月15日(日)

 

http://www.shiki.jp/applause/aladdin/special/release/

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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