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ミュージカル『ヴェローナの二紳士』製作発表 2014年10月

(2014年10月16日記載)

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ミュージカル『ヴェローナの二紳士』
製作発表

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公演について(資料より)

ウィリアム・シェイクスピアの初期の傑作喜劇である『ヴェローナの二紳士』がセントラルパークの野外劇場でガルト・マグダーモット(『HAIR』)の音楽と共にミュージカルとして生まれ変わり、その後ブロードウェイで公演を行い、トニー賞の最優秀作品賞と最優秀脚本賞を獲得(1972年)。ロンドン、ニューヨークのセントラルパークの「シェイクスピア・イン・ザ・パーク」シリーズでの再演も話題を呼びました。

この作品のテーマに共感し、演出することを切望し続けた宮本亜門が満を持して手掛ける宮本版『ヴェローナの二紳士』は、ポップ・ロック調の音楽に加えて“ラテン音楽”の要素を強め、カーニバルのような明るさが溢れるエネルギッシュな舞台として、“宮本亜門マジック”を十分に堪能していただける作品になります。

プローテュース役を演じるのはT.M.Revolutionとしての歌手活動に加えてテレビ・ラジオ・舞台等幅広く活躍の場を広げる西川貴教。プローテュースの親友ヴァレンタインを演じるのはCHEMISTRYとしてデビューし、近年はソロミュージシャンとして活躍している堂珍嘉邦。

また、プローテュースの恋人ジュリアを近年はアーティスト活動だけではなくミュージカルでも活躍中の島袋寛子、ヴァレンタインの恋人でのちにプローテュースも一目惚れしてしまう大公の娘・シルヴィアを元宝塚月組男役トップスターの霧矢大夢が演じます。

さらに、武田真治、伊礼彼方、上原理生、坂口涼太郎、斉藤暁、ブラザートム、保坂知寿など音楽、舞台、映像で活躍する俳優陣を迎えて贈る本作はシェイクスピア生誕450年を彩る、まさに年末の玉手箱のような作品になること間違いありません。

STORY

プロテュース(西川貴教)は、親友ヴァレンタイン(堂珍嘉邦)から見聞を広めるためにミラノ行きを誘われたが、
恋人ジュリア(島袋寛子)と離れたくないため留まることを望んだ。
しかし、そのプロテュースも父親の命令でミラノに行かざるを得なくなり、
ジュリアに永遠の愛を誓って、未練を残してヴェローナを去る。

ミラノに赴いたヴァレンタインはシルヴィア(霧矢大夢)という女性に恋をするが、
シルヴィアの父親・ミラノ大公(ブラザートム)は、財産目当てでチューリオ(武田真治)と娘を結婚させようとしていた。

そこにプロテュースが到着し、たちまちシルヴィアに一目惚れ。プロテュースはシルヴィアを手に入れんがため
ミラノ大公に嘘を吹き込み、邪魔者のヴァレンタインをミラノから追放させる。

一方、プロテュースと会いたい一心でジュリアがルーセッタ(保坂知寿)とともに男装してミラノにやってくる。
ジュリアとは気が付かずに、男装したジュリアを小姓にしたプロテュースは恋人ジュリアにシルヴィアへの熱い想いを語る。

果たして4人の関係は、どう結末を迎えるのか―?

製作発表が行われました(2014年10月3日)

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◆宮本亜門 (上演台本・演出・振付)

960_5555 いよいよ今日からスタートと言う気持ちになりましたけれども、シェイクスピア生誕450周年記念の年の最後を飾る、めちゃめちゃ変わったシェイクスピア作品です。こんなに面白くていいのか、こんなに楽しくていいのかという内容で、12月のパーティーに向けて「こんなに人って愛おしくて素敵なの?」と「シェイクスピアも何でもありだね」と幸せと喜びがあふれる時間を頑張って演出したいと思います。キャストもスタッフも楽しい方が多いのでちょっと憂鬱になっている方、本当の愛を感じたい方、自分を発散したい方、是非劇場に足を運んでいただけたらと思います。



◆西川貴教(プロテュース役)
960_5460 (友情と愛情の選択の葛藤に悩みながらも、自分に正直に生きようとする役という説明を受けて)今の説明ですと非常に律義で従僕な役をイメージなさるかもしれませんが、非常に性格的にも趣向的にも破たんした役です(笑)。シェイクスピアの初期の作品で喜劇ということもあり、その中でも随一の破たんした役なのではないかと。そんなプロテュ―ス役をやらせていただくということで、宮本さんの演出作品に出させていただくことを嬉しく思います。シェイクスピアと聞くと堅苦しいイメージをされるかと思いますが、みなさんに楽しんでいただけるような、そのイメージを払しょくさせるような作品になればと思っております。



◆堂珍嘉邦(ヴァレンタイン役)
960_5472 (プロテュ―スの親友でありのちの同じ女性を愛することになるためにミラノから追放されてしまう役)台本も読みましたが、自分が思っている以上に喜びと自由と葛藤、友情、などが入っている舞台になりそうなので、僕も今日の会見を機にまたいろんなところで上げていきたいなと思います。よろしくお願いします。



◆島袋寛子(ジュリア役)
960_5478 (ミラノに旅立った恋人のプロテュ―スに会うために男装をしてヴェローナからやってくる役)ジュリアは田舎の畑が好きな女の子です。プロテュ―スに恋をし、愛し、いろんな経験をしていく役です。台本を読ませていただいていっぱい「え!」「あ!」「うそでしょ!」という言葉が出てきました。これが最後どういう結末になるのか、私自身宮本さんがどういう演出をなさるのか、とても楽しみです。全力で取り組みたいと思います。



◆霧矢大夢(シルヴィア役)
960_5485 (堂珍さん演じるヴァレンタインの恋人で、のちに西川さん演じるプロテュ―スにひとめぼれされるミラノ大公の娘役)今ご紹介にあった通りすごくモテる役のようなのでプレッシャーではございますが、2014年の締めくくりに素敵な役をさせていただきますので、まずは愛と夢がたくさん詰まった作品をみなさんに楽しんでいただいて、「今年の締めくくりにいいもの観たわ」と思っていただける作品にしていきたいなと思っております。宮本さんの演出も初めてなので、ワクワクしております。



◆武田真治(チューリオ役)
960_5499 (ミラノ大公の財産目当てで霧矢さん演じられますシルヴィアを結婚相手にしたいともくろむ役。サックス演奏もします。)純粋なミュージカルファンなら眉をひそめそうな濃いメンバーです(笑)。すでに自分の表現を持っている非常に濃いメンバーの中で自分が何を出来るか本当に楽しみです。サックスを吹かせていただけるということでなんとか対抗出来るかなと。日本では一度劇団四季さんが上演したそうです。その時この役を演じたのは個人的に敬愛している市村正親さんだそうです。市村さんにも観ていただいて誉めていただけるような演技が出来るように頑張ります。



◆斉藤暁(宿屋の主人役)
960_5508 (プロテュ―スの父アントーニオとミラノの宿屋の主人の2役を演じます。トランペットを劇中で演奏します。)『ヴェローナの二紳士』は読んだこともなかったのですが、聞いたら日本で(1回くらいしか)上演されていなかったそうですね。それだけ難しい作品らしいです。昨日もらった台本を読んだんですが、まだその程度の(知識)です。さっき、亜門さんも歳をとってきたし、私も歳をとってきたので(宮本:斉藤さん自分のことだけ言えばいいよ)あ、そうですか(笑)。健康談議を裏でしておりました。(武田:斉藤さん巻いてもらっていいですか?)あ、とにかく健康第一で芝居を作り、年末をドカンと楽しんでいただくために、我々みんな元気でやりましょう(笑)。



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ミュージカル

『ヴェローナの二紳士』

 

2014年12月7日(日)~12月28日(日) 東京公演 日生劇場

2015年1月10日(土)~12日(月・祝)  福岡公演 キャナルシティ劇場

2015年1月17日(土)・18日(日) 名古屋公演 愛知県芸術劇場 大ホール

2015年1月23日(金)~1月25日(日) 大阪公演 梅田芸術劇場メインホール

 

http://www.tohostage.com/verona/

 

 

 
 

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