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六本木歌舞伎『地球投五郎宇宙荒事』初日コメント&舞台写真 2015年02月

(2015年02月04日記載)

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初開催となる六本木歌舞伎『地球投五郎宇宙荒事』
初日コメント&舞台写真

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公演について(公演資料より)

家の芸を大切に古典を掘り起こしながらも、次々とチャレンジを重ねてきた市川海老蔵と、
歌舞伎役者として舞台映えする古風さと迫力、そして時代の最先端を駆け抜ける幅広い魅力の中村獅童が、
今年2月、宇宙規模の新作にチャレンジする!
昨年1月の演舞場公演『壽三升景清』で海老蔵と獅童が共演した際、
「新しい歌舞伎の時代を築くために、二人で何かしたいね」と意気投合。
ふとそのとき、海老蔵は、今は亡き中村勘三郎から08年に言われた言葉を思い出した。
いわば、中村屋が海老蔵にのこした遺言のようなものである。
「成田屋の家の芸は荒事なんだし、海老蔵が新作をやるなら、最後は地球を投げるぐらいのことをやってほしいね」と…。
その言葉が、海老蔵の心のどこかにずっと引っ掛かっていたのだという。
それを獅童に話すと、「じゃあ、ともかく地球投げをヒントにやってみようよ」ということになる。
そこに、なんと宮藤官九郎と三池崇史が加わり、多忙な4人が2月に奇跡的に集まることになったのである。
幕が上がるのは国際都市・六本木にある「EXシアター六本木」である。歌舞伎ファンならずとも、
多くの人に親しんでもらえるような歌舞伎をつくってみたいという。
脚本は、宮藤官九郎がもっか執筆中。演出は、歌舞伎はまったく初挑戦の三池崇史。
とことん歌舞伎様式にこだわり、生身の人間の、歌舞伎役者にしかできないことをやるというのがこの物語の面白さだという。
はたして、最後に地球はどう持ち上がるのか? 市川海老蔵、中村獅童、宮藤官九郎、三池崇史——この強烈すぎる4人により、
とんでもない化学反応的が起こりそうな予感だ。

<あらすじ>
時は元禄、度重なる宇宙生命体の襲来によって、江戸幕府はその機能を失っていた。
浅草の雷門あたりの上空に浮かぶ母船の影……宇宙船から降り立ったのは宇宙人の悪の親玉(獅童)である。
そこに、けたたましい足音で、正義の味方(海老蔵)が登場する……。


初日コメント(舞台写真は全て提供写真)

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◆市川海老蔵(地球投五郎・ちきゅうなげごろう)
この作品を上演する事になったきっかけは、昨年獅童さんと共演した舞台の最中に楽屋で
「2人で新しい事(歌舞伎)をやりたいね。」と話して、その場で脚本を宮藤官九郎さんに、
演出を(歌舞伎演出は初挑戦となる)三池崇史さんに直接電話して頼んだところから始まり、
猛スピードで決まりました。
昔、(中村)勘三郎兄さんに、「成田屋のお家芸は“荒事”なんだし、僕が新作をやるなら
最後は地球を投げちゃうくらいのことやって欲しい」とおっしゃっていただいた事を思い出して、
それをヒントに作っています。実は、(昨年亡くなった)父の團十郎も歌舞伎界随一の宇宙好きでして、
生前「宇宙で六方をふみたい。」なんて言っていた事もあったりして、そんなご縁も感じているんです。
父・團十郎や勘三郎兄さんが天国で悔しがるような作品にしたいと思っています。皆様どうぞご期待下さい。

◆中村獅童(駄足米太夫・だあしべえだゆう)
昔、(中村)勘三郎兄さんに「まだ、歌舞伎を見た事のない人を振り向かせる事が君の使命だよ。」と言われた事があって、
“今の歌舞伎 ”ももちろん大事だけど、 “未来の歌舞伎 ”はもっと大事だと思っていて、
今回、劇場を“EXシアター六本木”という場所にしたのもそうなんですが、多くの若い方や外国の方達にも
観て貰いたいという気持ちが込められてるんです。そして、“歌舞伎ってカッコイイんだ”って感じて欲しいと思うんです。
それと、三池崇史さんが演出と聞くと、もしかしたら映像とか現代の技術が詰まった新作と予想される方も多いと思いますが、
本来の歌舞伎に忠実に作っています。歌舞伎初挑戦の加藤清史郎君の出演の仕方も面白くて、
清史郎君が僕のことを小馬鹿にしちゃったりするシーンもあるので、、、(笑)、是非楽しみに劇場へお越しください。

 

六本木歌舞伎

『地球投五郎宇宙荒事(ちきゅうなげごろううちゅうのあらごと)』

 

脚本:宮藤官九郎

演出:三池崇史

出演:市川海老蔵、中村獅童、加藤清史郎 他

 

日程:2015年2月3日(火)~2月18日(水)

会場:EXシアター六本木

今年8月に大阪、名古屋と地方公演が決定!

 

お問合せ:株式会社3Top 03-5447-6077

六本木歌舞伎チケットダイヤル 03-5772-3220(平日10:00~18:00)

 

http://www.roppongikabuki.com/news/20150203.html

 

 

 
 

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