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ワールドプレミア ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』制作発表記者会見 2015年06月

(2015年06月29日記載)

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三井住友VISAカード presents
ワールドプレミア ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』
制作発表記者会見

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公演について(資料より)

ブロードウェイミュージカル界で最も偉大な功績を成し遂げた男、ハロルド・プリンスとは?

芝居好きの家族の元でニューヨークに生まれ育った、ごく普通の演劇少年。彼はやがて、20世紀後半のブロードウェイミュージカル界で最も偉大な傑作の数を生み出す若き偉才となり、やがてはアメリカ演劇界における最高の栄誉、トニー賞を21度受賞するという空前の偉業を成し遂げる。

それが、『ウエスト・サイド・ストーリー』(1957年)、『屋根の上のバイオリン弾き』(1964年)、『キャバレー』(1966年)、『スウィーニー・トッド』(1979年)、そして『オペラ座の怪人』(1986年)をこの世に送り出した、偉大なるプロデューサーであり演出家、ハロルド・プリンスだ。

彼の大いなる人生と珠玉の名作の数々が、彼自身の色鮮やかな記憶とともに描き出される、ワールドプレミア ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』。このタイトルには、「ブロードウェイで60年以上ものキャリアを築き上げてきたハロルド・プリンス」に、文字通りの意味である〈ブロードウェイの皇太子〉という称号を重ねるという、二つの意味が込められている。

すべてのミュージカルファンにとって夢のような歴史的瞬間が、ステージ上によみがえる

ハロルド・プリンスのキャリアは、20世紀後半のブロードウェイミュージカル史そのものだ。どんなことがあっても挑戦し続けることをやめない彼の姿勢は、数え切れないほど素晴らしい出逢いを導き、その出逢いがブロードウェイ史を彩る最高の作品を生み出した。

人気演出・脚本家ジョージ・アボットの薫陶を受け、20代半ばで若きプロデューサーとして『パジャマ・ゲーム』や『くたばれ!ヤンキース』を成功に導いた時代。作曲家レナード・バーンスタインと演出・振付家ジェローム・ロビンスという巨星たちの野心作『ウエスト・サイド・ストーリー』をプロデュースすることになった機縁。

演出家としての出世作『シー・ラヴズ・ミィ』や、名作『屋根の上のバイオリン弾き』の楽曲を手掛けたボック&ハーニックとの絆。名作詞作曲家コンビ、カンダー&エッブの代表作『キャバレー』の演出に投影された、第二次大戦中の従軍時のドイツでの忘れ得ぬ記憶。

『カンパニー』や『スウィーニー・トッド』などアメリカミュージカル史における金字塔的作品を次々と生み出した、作詞作曲家スティーヴン・ソンドハイムとの最高のコラボレーション。そして、イギリス人作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーとのコンビ作『エビータ』や『オペラ座の怪人』で魅せた、演出家としての圧倒的な才能──。

現在87歳にして、現役演出家として活躍を続けるプリンス。『プリンス・オブ・ブロードウェイ』では、自らの演出のもと、彼が心から信頼を寄せるブロードウェイのクリエイティブチームと実力派スターたちが一堂に会し、伝説の名作の1シーン1シーンに新たな息吹が吹き込まれる。

制作発表が行われました(2015年6月17日)



◆ハロルド・プリンス(演出)
私が日本が好きなのはよく申し上げているのでご存知の方も多いと思います。また、日本で仕事をするもの本当に好きなんです。梅田芸術劇場が「やりましょう」と言ってくださったことを心から喜んでおります。しかも、これで世界初演を迎えることができました。喜ばしく感じております。これを申し上げる時に、私と共同演出家のスーザン・ストローマンだけではなく、カンパニー全員がとても楽しみにしているということを申し上げたいと思います。迎えてくださって本当にありがとうございます。





◆スーザン・ストローマン(演出・振付)
大変嬉しく思っております。私個人的に日本に来るのは3回目となります。1回目が『クレイジー・フォー・ユー』、2回目が『コンタクト』、そして今回が3回目『プリンス・オブ・ブロードウェイ』で、日本の皆さんに、この作品をお目にかけることができます。そしてハロルド・プリンスの素晴らしいキャリアを祝福すべきこの作品、私たちニューヨークで仕事をしている者が皆、彼から演劇を学んで参りました。そして彼が道を開拓し切り開いてくれた後を、我々が進んで来たのであります。皆さんと共有できることをとても喜ばしく思っております。レオン(柚希礼音)は、たぐいまれなパフォーマーであり、ダンサーであり、彼女のために新しく振り付けできることをとても楽しみにしております。シュラー(ヘンズリー)は、『オクラホマ』でご一緒させていただいております。彼はトニー賞助演男優賞受賞、ローレンス・オリヴィエ賞助演俳優賞受賞を獲得しました。ケイリー(アン・ヴォーヒーズ)は、今ブロードウェイで『オペラ座の怪人』のクリスティーヌ役を演じております。皆様、楽しみにしていてください。





◆市村正親(声の出演)
とにかく、ここは東京というよりは、もはやブロードウェイ化しておりまして、ミスターブロードウェイが居て、ミスブロードウェイが居て。なぜ僕がここに居るのか。僕はハロルド・プリンスとは『オペラ座の怪人』からの付き合いで、縁あって、その後『蜘蛛女のキス』もやらせていただきまして。考えてみたら、『キャバレー』もやったことあるし、『リトル・ナイト・ミュージック』『シー・ラヴズ・ミー』考えてみたら、プリンスが演出した作品は10本くらいやっている俳優は日本では、僕ぐらいしかいないんじゃないかな。今年はケン・ワタナベ(渡辺謙)が、トニー賞は残念ながらノミネートのみで終わりました。いよいよ私がブロードウェイに行って、来年のトニー賞を賑わせなくちゃいけないなぁなんていうことは全然思っておりません(笑)。私は彼らの作品を日本の皆さんのために一生懸命、今回は(ハロルド)プリンスの声の出演として、日本の方々の心に染み入るように、彼の才能を伝えることができたらいいなと思っております。





◆柚希礼音
このような夢のようなお話をいただき、本当に幸せに思っております。宝塚歌劇団の現役中に、勉強のためにニューヨークに行かせていただいた時に、梅田芸術劇場さんの紹介でハロルド・プリンスさんに会わせていただきまして、そこでこのようなお話がありましたが、まさか本当に現実になるとは思ってもみませんでした。今日の製作発表で、本当になるのかもしれないと、さらに身の引き締まる思いです。先程(会見前の歌唱パフォーマンス)のシュラー(ヘンズリー)さん、ケイリー(アン・ヴォーヒーズ)さんの歌を聞き、もう震え上がっております。この間、ニューヨークへ行った時に『オペラ座の怪人』のクリスティーヌを演じていたケイリーさんと先程楽屋で会って「クリスティーヌだぁ~!」ってなっておりますが(笑)。憧れのハロルド・プリンスさんとスーザン・ストローマンさん、こんなに凄い方々とご一緒できることは本当に夢のようですが、一生懸命勉強しながら、そして英語も一杯勉強して、最終的には言葉を越えて心をお伝えできるようになって、日本に戻ってきたいと思いますので、皆様どうぞ沢山観にいらしてください。宜しくお願いします。





◆シュラー・ヘンズリー
まず、お礼を申し上げたいと思います。というもの、この企画の上演を可能にしてくださったのは、日本だからです。長く俳優をやっておりますが、こんなに自分が作品に入る前に興奮したことは、今までに無かったのではないかと思います。ハロルド・プリンス、そしてスーザン・ストローマンこの二人と仕事をするということは、俳優として夢でございます。これを、どちらかと仕事をするということでも素晴らしいのに、二人一緒の現場に入れる、こんなに最高なことはございません。また、この公演の素晴らしいことは全楽曲がヒット曲であるということ。そのような作品に私は未だかつて出たことはありません。キャストを代表して申し上げますけれど、皆楽しみにしております。ありがとうございます。





◆ケイリー・アン・ヴォーヒーズ
集まって下さった方々、そして登壇している方々にお礼を申し上げます。私は今回日本に来るまでパスポートを持っておりませんでした。初めて国から出て、(この場所にいる)こんなに素晴らしいことってありません。皆さん、ありがとうございます。私は本当に高揚しております。夢が実現いたしました。私は大学在学中に『オペラ座の怪人』の出演が決まり、そのままブロードウェイの舞台に出ることになりました。(今回も)信じられない気持ちです。皆さん、そんなにいっぱいカメラを向けてくださって、こんなにいっぱい・・・素晴らしいです。精一杯勤めますので、楽しんでいただけるように頑張ります。本当にありがとうございます。



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三井住友VISAカード presents

ワールドプレミア ミュージカル

『プリンス・オブ・ブロードウェイ』

 

【東京公演】

日程:2015年10月23日(金)~11月22日(日)

会場:東急シアターオーブ

お問い合わせ:梅田芸術劇場 0570-077-039

 

【大阪公演】

日程:2015年11月28日(土)~12月10日(木)

会場:梅田芸術劇場メインホール

お問い合わせ:梅田芸術劇場 06-6377-3800

 

7月25日(土)チケット一般発売開始

料金(税込):SS席17,000円/S席14,000円/A席10,000円/B席7,000円

生オーケストラ・英語上演・日本語字幕付

※未就学児童入場不可

 

企画・制作:梅田芸術劇場

東京公演主催:梅田芸術劇場/TBS/アミューズ

大阪公演主催:梅田芸術劇場

特別協賛:三井住友VISAカード

 

http://pobjp.com

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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