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彩吹真央さんインタビュー MAO AYABUKI CONCERT 「JUDY GARLAND SONG BOOK」 2016年02月

(2016年02月08日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
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彩吹真央さんインタビュー
MAO AYABUKI CONCERT「JUDY GARLAND SONG BOOK」の意気込みを語りました

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公演について

映画「オズの魔法使」など数々のミュージカル映画で世界を魅了した
伝説のエンターテイナー、ジュディ・ガーランド。

2015年の夏、彼女の晩年を演じた舞台「End of the RAINBOW」で歌った名曲の数々や
当時のエピソードを盛り込み、また娘のライザ・ミネリが歌った曲などを加えた
トリビュート・コンサートをお贈りいたします。

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彩吹真央さんがMAO AYABUKI CONCERT 「JUDY GARLAND SONG BOOK」の意気込みや
現在の心境を語りました(取材日:2016年2月5日 取材・文:住川絵理)



0275 彩吹真央さんプロフィール
1994年宝塚歌劇団入団。繊細な演技力とのびやかな歌声を持つ男役スターとして活躍。宝塚版『エリザベート』では、深みのある役作りでフランツ、ルドルフ役、などを演じ豊かな歌唱力を披露した。2010年宝塚歌劇団を退団。主な出演作品は『DRAMATICA/ROMANTICA』『Pal Joey』『COCO』『モンティ・パイソンのスパマロット』『サンセット大通り』『シラノ』 『ウェディング・シンガー』『ラブ・ネバー・ダイ』『End of the RAINBOW』等。 また、コンサートなどの歌手活動や声優など様々なジャンルにも積極的に挑戦している。2013年春には20周年記念コンサートをBunkamuraオーチャードホールで開き、また2015年4月には丸の内コットンクラブで「彩吹真央 LIVE 2015『The woman Y』」を開催した。

今後の出演予定は、 ミュージカル『キム・ジョンウク探し~あなたの初恋探します~』
http://hatsukoi-musical.com

~崩壊シリーズ~『九条丸家の殺人事件』
http://www.houkai-st.com/
――――――――――――――――――――――
彩吹真央オフィシャルサイト
http://www.grand-arts.com/ma/index.html

彩吹真央オフィシャルファンクラブ「Precious」
http://www.mao-ayabuki.jp/




―――いよいよMAO AYABUKI CONCERT「JUDY GARLAND SONG BOOK」開催日が迫って来ましたが、
稽古の感じはいかがですか?


このコンサートの開催が決まってから、歌に関しては早い段階から自主稽古してきましたが、
TETSUHARUさんの振付も始まったので「いよいよコンサートが近付いてきたんだな」という
実感がわいてきました。今、とてもワクワクしています。

―――ダンスシーンもあるのですね。

ジュディ・ガーランドの曲と言えば、ミュージカル映画の華やかなナンバーが多いので、
(そういう曲を自分が選んだ訳ですけどね。笑)ダンサーお二人に踊ってもらいたいなという気持ちがありました。
なぜそう思ったのかと言いますと、昨年出演した『End of the RAINBOW』のチラシは、
ジュディ・ガーランドが主演した映画「サマー・ストック」に出て来る
「Get Happy」という曲のイメージなんです。
『End of the RAINBOW』の中でもフィナーレなどで歌いましたが、実際にジュディが演じた時には
たくさんの男性ダンサーに囲まれて歌うシーンだったので、男性お二人がいたらその雰囲気が伝わるだろうなと考え、
高原紳輔さん、三井聡さんにお願いして、コンサートの中にそういうシーンを盛り込むことにしました。

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―――今、『End of the RAINBOW』のお話も出ましたが、
今回のコンサートでジュディ・ガーランドの楽曲に焦点を当てたのはどういう経緯なのでしょうか。


初めてBunkamuraシアターコクーンでの開催となるので、どんなことをやろうかな?と考え始めた時に、
ある方に「せっかく『End of the RAINBOW』でジュディ・ガーランドを演じたのだから、
ジュディの曲を集めてやったら?」と言われました。
私の中でジュディ・ガーランドを演じたことはとても光栄だったので、自分のコンサートで
ジュディの楽曲だけを歌ってもいいものだろうか、という気持ちもありました。
でも、その方のひとことで背中を押してもらい、「ジュディを演じることになったのも何かのご縁だから
コンサートでも歌わせていただこう」という気持ちが芽生えました。

―――そこから彩吹さんご自身で構成を考えられたのですね。

実は「ジュディの曲でやろう!」と思った翌日には、今の構成が出来あがっていました。
私の中で「そうと決まればやるわよ!」と思い、「私が客席に座ったらどんな曲を聞きたいかな」と想像しながら
曲を書き出していったのです。その時に作った構成は、今回実際にやるものとほぼ同じなので、
最初の段階からかなりイメージはしやすかったですね。

―――その構成はどのようなところを意識して作られたのでしょうか。

『End of the RAINBOW』はジュディが亡くなる数か月前の物語で、なぜ彼女がそうなったかということに
関しては、セリフの中で触れているところはいくつかありましたが、細かい描写はなかったのです。
きらびやかなショービジネスの表舞台の部分の方が存在感あるはずなのに、
『End of the RAINBOW』では晩年が描かれていた。それを考えた時に、ジュディ・ガーランドが
生きた年表は既に私の頭の中に入っていたので、彼女のエピソードをMCで加えながら順を追って
輝かしい時代の曲を歌う形にしようと考えました。
途中はジュディの娘のライザ・ミネリのコーナーを入れて、その後またジュディの曲を歌います。
このコンサートを通してジュディの生涯を感じて、楽しんでいただけるようなものになればと思っています。
「宝塚のショーでよく使われている、この曲もジュディが歌っていたんだ」というものもあるんですよね。
あの曲もいいし、この曲もいいしと思いながら、厳選したナンバーをお届けします。

―――今回のコンサートで新たな挑戦、特に注目して欲しいところは。

ジュディは経験値が高く存在感も大きいので、同じエンターテイナーとして
尊敬しているというか、私にとっては神様のようなお方なんです。
歌も芝居もダンスも、彼女を真似しようと思っても真似できないんですよね。
でも彼女に少しでも近付きたいという思いは私の根底に流れているので、そこに近付けるといいですね。
そしてジュディだけでなく、娘のライザ・ミネリも素晴らしい女優さんで、
親子でこんなにすごい存在というのは普通では考えられないですよね。
そういうところもお伝え出来たらと思います。
『End of the RAINBOW』の時からジュディを深めて表現しているつもりですが、今回ライザのことを知るにつれて、
想像出来る範囲も広がったような気がします。例えば、ジュディはアカデミー賞主演女優賞を獲れなかったけど
ライザは獲っている、その時にジュディはどんなことを感じたのだろうとか、
そういうところにも想いを馳せることが出来るので、今回のコンサートは私にとって
とてもいい機会をいただいたなと思います。

―――『End of the RAINBOW』で演じて、また今回のコンサートでジュディと向き合って、
どんなことを感じますか?


今回のコンサートで再びジュディと向き合うことにより、彼女が若い時に普通の少女だったら
経験しなくてもいいようなことも経験させられているんだということを改めて感じたので、
今私は彼女に思いを寄せることしか出来ないけど、歌を歌い継いで彼女の華やかな功績も紹介出来たらと思います。
有名映画の曲はいろんなところに広まっていて、その源はジュディだったんだということにも気付かされますし、
あの当時、映画を撮影するのはどれだけ大変だったんだろう、とも思います。

―――コンサートのゲストは東京・水 夏希さん、大阪・霧矢大夢さんですね。

コンセプトを掲げているコンサートなので、それとかけ離れてはいけないなと思いました。
水さんは、『CHICAGO』でヴェルマを演じ、ライザ・ミネリもヴェルマを演じているので、
出演していただきたいなと思いました。
水さんとは普段からよくお会いしているのですが、そのたびに仕事の話をするんです。
二人ともこの仕事が好きで、お仕事として表現させていただいていることに感謝していますし、
仕事におけるモチベーションや目標は共通しているところがあります。「私たち真面目なんだよなぁ」、
と言い合いながらも、また仕事の話をするんです(笑)。

霧矢さんは同期です。音楽学校時代から一緒にミュージカルの話や古いMGMの映画も観て語り合っていましたから、
今回出ていただきたいなと思いました。きっと皆様にお楽しみいただけるであろう曲を一緒に歌っていただきます。

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―――ジュディはお酒や薬に頼って生きていましたが、彩吹さんが大きな壁にぶち当たった時、
どうやって発散したり乗り越えたりしますか?


実は・・・去年末から猫を飼い始めました♪ 私は犬も好きなのですが、超猫派なんです。
子供の頃から実家でずっとかわいがっていましたが、東京に住むようになり、忙しくて構ってあげられないし
と思いつつも、時々ペットショップなどに行っては、猫を眺めていました。
去年末、少しだけ時間が出来た時、1ヶ月間迷った末に、ついに猫を飼うことにしました。
これだけ充実したお仕事をさせていただいてるので、猫に頼ろうと思ったことはないのですが、
精神的に緊張が続くような時もあるので、家に帰って猫の姿を見ると癒されて、解脱(笑)。
でも私が癒されるだけではなく、持ちつ持たれつの関係じゃないといけないなと思い、
私がこれだけ彼女(あ、猫は女の子なんです)にお世話になっているのだから、
彼女にとって、私はハッピーな対象になりたいなと思います。
家ではすぐに猫と遊びたくなるのですが、作業するときは集中しなきゃと心を鬼にしています。
でも傍に居るだけでいいんですよね。

―――『End of the RAINBOW』の出演が決まった時、ひとりの人生にスポットを当てた作品に
出演出来るのが嬉しいとおっしゃっていましたが、他にはどのような方に興味を持ちますか?
今回のコンサートの内容を考えるとライザ・ミネリの生涯にも興味がわいてきますね。


そうですね。ライザの生涯もすごいですものね。
その人を演じたいというよりは、同じショービジネスの世界で生きている人のことを演じるのは、
私にとってものすごく大きな経験だなと感じています。
私自身を深められるし、いい勉強が出来るんです。私はそこまで考えが及ばなかったなとか、
この人はこの若さでこんな経験をしているんだとか。
ジュディを日本に置き換えるとどんな人なんだ?と考えると、
美空ひばりさんとか、江利チエミさんとか、越路吹雪さんとか。
日本人のそういう方たちにも自然と興味がわいてきます。

―――少しさかのぼりますが、昨年4月コットンクラブで行なわれた
「彩吹真央 LIVE 2015『The woman Y』」の時に感じたこともうかがえますか。


コットンクラブはとても大人な空間で、「ここでやるからにはこうしたい」という思いを実現出来ました。
ミュージカルや舞台では役として存在していますが、ライブやコンサートは彩吹真央として、
表現者としてシンプルな形でやりたいなという思いがあります。
この時は女性ということを意識した構成にしたので、コットンクラブの会場の力を借りて、
私の中にある女性度を上げようとしたんです(笑)。
自分自身が今出せる全ての力を注いであの場所で出来たこと、そして英語の歌にも挑戦出来たので、
私の経験値も上がったかなと思います。
「私、こういうこともやりたかったんだよな。またやりたいな」と思いました。


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―――先日はシアタークリエでの『The Sparkling Voice ー10人の貴公子たちー』に出演なさいました。
宝塚の男役の時とはまた違いますが、男性ソングに挑戦しましたね。


すごい経験をさせていただきました。。
16年男役をやっていたので、その経験に頼り、女優として6年間を経た上で歌うとこうなる、という形をお見せしました。
私自身男役に戻った訳ではなく、でも昔取った杵柄に頼って今の現在の彩吹真央として
ミュージカルの歌を歌えたのはいい経験でした。しかも素晴らしい出演者の皆様と一緒に出演させていただけて
夢のようなひと時でした。男性ソングを歌うような、こういう機会は久しぶりでしたが、
ファンの皆様のテンションが高い姿を見て、ビックリしましたが素直に嬉しかったですね。

―――4月には、~崩壊シリーズ~『九条丸家の殺人事件』に出演ですね。

ロンドンでロングラン上演中のコメディで英語タイトルは『THE PLAY THAT GOES WRONG』です。
最初にお話を頂いた時は外国人役なのかなと思いましたが、『九条丸家の殺人事件』として
日本に置き換えているので、コテコテの日本人役です。日本人役は、『道化の瞳』のお母さん、
『タンブリング』の校長先生などは演じましたが意外と演じる機会が少ないので久しぶりですね。
舞台初日にあってはならないことが起きてしまうというお話です。
何重もの構造になっているコメディ作品なので、どのように演じられるのか、
また新たな経験が出来そうな予感がします。お客様の反応が各地で違うような気がするのでそこも楽しみです。

―――そして6月は、ミュージカル『キム・ジョンウク探し~あなたの初恋探します~』に出演。

韓国に観に行ってきました。始まる前からお客様が楽しもうという雰囲気が伝わってきましたし、
日本版がどのような演出になるか分かりませんが、開演前に演者とお客様のやり取りも行なわれていました。
ロマンチックラブコメディミュージカルなので、韓国ではこの作品をカップルで観に行くという感じだそうです。
日本ではそういう雰囲気はまだあまりありませんが、是非デートの予定などにも組み込んで
観に来ていただけたら嬉しいですね。

―――退団してから6年。この春で7年目に入りますが、どのような気持ちで迎えたいですか。

もうそんなに経ったのかと、一番自分自身が驚いていますが、目の前にあることを着実に、確実にやろうと思って、
やってきた結果、現在に至っているなという感じがします。時間がある時には、
今の自分を見つめることもあるのですが、「新たなことに挑戦していきたいな」というところに必ず辿りつきます。
だからゴールがないんです。こんな感じで7年目もやっていくでしょうし、今年だけでも全然毛色の違うことに
挑戦させていただけるのが嬉しいなと思います。そういう意味でも今年の最初に、
『The Sparkling Voice ー10人の貴公子たちー』に出演させていただけたことは、
とてもいいスタートになったなと思います。そして次は、自分のコンサート。
大きなチャレンジが続いていますが、この経験がまたこれからの私にとって大きな財産になるような気がしています。

 

MAO AYABUKI CONCERT

「JUDY GARLAND SONG BOOK」

 

出演:彩吹真央

高原紳輔 三井聡

 

【東京公演】

日程:2016年2月14日(日)16:30開場/17:00開演

会場:Bunkamura シアターコクーン

スペシャルゲスト:水 夏希

 

【大阪公演】

日程:2016年2月16日(火)18:30開場/19:00開演

会場:サンケイホールブリーゼ

スペシャルゲスト:霧矢大夢

 

お問い合わせ:東京音協 Tel 03-5774-3030(平日11:00~17:00)

http://www.grand-arts.com/works/2016ayabuki_concert.html

 

 

 
 

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