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緒月遠麻さん・大湖せしるさんインタビュー 30-DELUX『新版 国性爺合戦』 2016年08月

(2016年08月20日記載)

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緒月遠麻さん・大湖せしるさんインタビュー
30-DELUX『新版 国性爺合戦』についてお話を伺いました

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▲写真左 緒月遠麻さん・写真右 大湖せしるさん

30-DELUX『新版 国性爺合戦』公演について

近松門左衛門の時代人形浄瑠璃の代表作である「国性爺合戦」

この歴史に残る近松門左衛門の代表作を、『デスティニー』・『マホロバ』の出演に続き、佐藤アツヒロを主演に、
『新版 義経千本桜』では、全く新しい弁慶を見事に演じ切り、観るものを魅了した馬場良馬、
宝塚歌劇団退団後、朗読劇・ダンス公演・ストレートプレイと活躍の場を広げる緒月遠麻、
雪組公演『ルパン三世』では峰不二子役、『るろうに剣心』では高荷恵役を好演し、
退団後の活躍が注目される大湖せしる、『交響詩篇エウレカセブン』のエウレカ役を担当し、
子役としてミュージカル出演の経験もある人気声優 名塚佳織、
遊◎機械/全自動シアターを経て、舞台を中心に、映像のフィールドにも活動の場を広げている陰山泰、
そして林明寛・山口大地ら実力派若手俳優を迎え、清水順二・森大・田中精ら30-DELUX メンバーと共に、
大胆かつ斬新な解釈で堂々上演いたします。
ロンドンという初の海外での公演の経験を経た30-DELUX が、この「国性爺合戦」を『新版』として、どのような
アクションエンターテインメントとしてお届けすることになるか。2016 年秋の注目の公演となることは必至です!

STORY

17世紀日本。
中国から海を渡りやってきた老一官は、
日本人の渚を妻とし、一人の子をもうけた。

その名は、和藤内。

「俺はいつかデカいことをする」という野望を抱きながらも、
恋女房の小むつと共に、平和な日々を過ごしていた。
和藤内は、幼い頃から、自分にしか聞こえない声を聞いていた。

「お前は、世に比類なき天下人になるのだ…」

ある日、老一官は、唐土より流れ着いた明の皇女・栴壇皇女から、
祖国・明の危機を告げられる。
裏切りの将軍・李蹈天により、明は韃靼国の侵攻を受け、
滅亡の危機に瀕しているという。
和藤内は、明朝復興の為に、父母と共に海を渡る。
そして、かつての明の将軍・甘輝に助けを乞うべく、
甘輝の妻・錦祥女に会うため、獅子ヶ城へ向かう。

その全てを、一匹の虎が見つめていた…。

果たして和藤内は、父が渇望する明朝復興を成し遂げられるのか?

海越えた地に、祖国の旗を再び掲げるための戦いが、今、幕を上げる。

緒月遠麻さん・大湖せしるさんインタビュー(取材日:2016年8月10日 / 取材・文 住川絵理)

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―――緒月さん、今回30-DELUX公演に初参加となりますが、どのようなお気持ちですか?

緒月遠麻
DVDで『義経千本桜』を観ました。殺陣が有名な劇団ということで私も殺陣をやりたいなと思いますが、
今回の役を考えると「私にそういうシーンはあるかなぁ?」という感じですね。
くノ一(女忍者)のような役じゃない限り、女性で殺陣をするシーンはなかなかないのかなという気がしています。
私たちは(二人とも宝塚時代)男役経験者なので、殺陣が好きなんですよ。
宝塚の時も殺陣の先生がいらして教えてくださいましたが、男性は筋力が違うので、
とても力強くてかっこ良かったんです。こうきて欲しいという動きをなさるので、すごく気持ちがいいんですよ。
今回殺陣のシーンがなくても、お稽古場でリアルな男性の殺陣を間近に見られると思うので、
それもすごく楽しみです。見ているだけでも勉強になるだろうなと思います。

―――ご自身が殺陣をやると手順を覚えるのに労力を使われるでしょうから、
客観的に見られるのは新たな見え方が出来るかもしれないですね。
大湖さんも30-DELUX公演に初参加となりますが、どのような印象をお持ちですか?


大湖せしる
小さなDVDデッキで『義経千本桜』『デスティニー』を観たのですが、それでもめっちゃ迫力があって、
めっちゃ感動しました。呼吸がぴったりと合った殺陣がすごくて、この小さなDVDデッキでこれだけ迫力があるのだから、
生で観たらどんなにすごいんだろうと思いました。30-DELUX公演に携われることは本当に光栄なことだなと思います。
今回は役柄的に殺陣のシーンはないでしょうから、そこは残念ではありますが、みなさんがなさっているのを見て勉強して、
また今後何かの時に役立つように自分の引き出しにしたいと思います。

―――今の段階でどのような作品になりそうですか?

緒月遠麻
正直なところ、内容も、言葉づかいも難しいなと思います。

大湖せしる
人の名前も難しいですよね。

緒月遠麻
そうそう。でもこういう難しいセリフ回しも、自分の中で消化出来たらすごく気持ちよくしゃべれるんだろうなと思います。
自分の中にない口調ですし、こういうお芝居は全くやったことがないので、イメージを膨らませて
どこまで出来るかという挑戦ですね。

大湖せしる
そう思います。

緒月遠麻
まぁ、難しいよね。でもやりがいがあるよね。

大湖せしる
台本を読んでセリフをスラスラ言えるようになるまで時間がかかりそうで、自分との戦いになりそうだなと思います。

―――役どころについてもお聞かせいただけますか?

緒月遠麻
和藤内のお母ちゃま役です。8月にやっているお芝居も2児の母、でも、芝居の中に子供は出て来ません。
2作続いて母親役ですが、私は結婚もしていないですし、子供も産んでいないので、
なにもかもが自分の中でのイメージでしかないので、それをどう組み立てていこうかなと思っています。
今回は後妻なので自分より年上の方のお母さんですし、そういう設定も難しいなと思いますが、
人を愛するという根底にあるものは変わらないので、そう言う意味で不安はないですね。
旦那様役の陰山泰さんの芝居に付いていこうと思います。新たな役どころなので、
自分がどんな風に転がっていくのか分からないのですが、そこも楽しみだなと思います。

―――緒月さんの中にある母性をどのように引き出していきますか?

緒月遠麻
宝塚在団中の男役時代から母性があると言われていて・・・(笑)。

大湖せしる
母性、あるよね!

緒月遠麻
「子供がいそう!」とまで言われます(笑)。実際に子供も好きですし、
下級生たちもかわいいなと思っているので、そういうところから、そう言われるようになったのかなと思います。

大湖せしる
どんな時も「いいよ」と微笑みながら見守っている感じ。

―――男役であろうと娘役であろうと女性役であろうと、「愛」の表現にたけていらっしゃるので、
そこが母性と繋がっているのかもしれないですね。


緒月遠麻
もしかしたらそういうところがあるのかなと思います。本当に昔からよく母性があるとおっしゃっていただくので。

―――作品とは少し離れますが、緒月さんの理想のお母さん像は?

緒月遠麻
自由に育てたいですね。自分も自由に育ててもらったので、(もし子供がいたら)そういう形で育てたいですよね。
最近、同期の子供たちと遊んだりする機会もあって、「自由にさせてあげればいいのにな」と思うことがあります。
いざ自分の子供となったら、責任も出てくるのでそうも言っていられないんだろうなと。
でも、許される範囲で、子供がやりたいことを否定せずに自由にさせてあげたいという思いがあります。

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―――大湖さんの役どころは?

大湖せしる
錦祥女は芯の強い女性というイメージです。先日演じた役、(宝塚を卒業して初めての公演
『グレート・ギャツビー』のジョーダン・ベイカー)も成り上がってきた人で芯の強い女性でした。
そういう女性を演じることが多いですし、そういうキャラクターは私自身も好きなのですが、
それが同じような感じになってしまわないようにしたいです。生まれ育った環境、
周りの人々との関わり方は全然違うので、その時代を生きた人として存在出来たらいいなと思います。
実際にみなさんとお芝居をした時にいろんなことが見えてくるだろうなと思います。
宝塚時代に伯爵夫人などを演じたことはありますが、このような感じの高貴な女性というのは演じたことがないので、
新たな挑戦になりそうです。役を深めながらみなさんとお芝居するのを楽しみたいです。

―――(役とは直接関係ありませんが)先ほど緒月さんにも伺いましたが、大湖さんの理想のお母さん像は?

大湖せしる
私も自由にさせてあげたいと思うのですが・・・どうでしょう。私はワンちゃんを育てていて、
結構自由にさせています。怒る時は怒りますが基本的には誉めて育てています(笑)。
言葉が分かっているんじゃないかと思う位、私の行動ひとつで動いてくれるんです。
相手はワンちゃんですが、誉めて育てるって大切なんだなって。
それは人にも通じるところがあるのかなと思いますね。そうやって育てられたらいいなと思いますが、
心配性なところもあるので、いざとなったら「行っておいで」とは言えなかったりするのかもしれないですね。

緒月遠麻
いつでも心配はあるよね。

大湖せしる
心配な時は、「お母さんも一緒にやるよ」って、一緒に楽しめる感じが理想ですね。一緒に育っていきたいですね。

―――今、自由にさせてあげたい、誉めて伸ばしていきたいというお話が出ましたが、
ご自身がお仕事をする上ではどんなタイプですか?ストイックに打ち込んで、ビシバシしごかれたいですか、
それとも自由にやって誉められたいですか。


大湖せしる
私は誉められると不安になるタイプです(笑)。だからと言ってめっちゃ怒られるのも・・・という感じですが、
壁がある方がいいですね。そこに向かってガーンとぶつかっていかないと、光というか目指しているところに
辿りつけなかったりするので、やっている間は苦しいのですがそういう過程が好きです。
何かが見えた瞬間が幸せすぎて、「だから私は舞台をやっているんだ」と思うんです。

―――毎公演、そういう経験をなさっているんですね。そうなると、自分とかけ離れた役の方が演じやすいですか?

大湖せしる
毎公演、スーッと役が出来あがっていくことはないですね。新人公演の時にどうしてもこの人の心境が
分からないということがありました。クリアにならないまま終わってしまって、
もう一度出来るのであればその役をやりたいと思いました。普段から癖のある役が多いですし
その方が演じやすかったりするのですが、その時は清らかな青年だったので、
どのように演じたらいいのかが分からなかったんですよね。そういう意味では自分と離れている役も面白いなと思います。
壁にぶつかってそれを乗り越えていくのが好きみたいです。

緒月遠麻
私はどっちもありますね。怒られた方が「なにくそ~」と思って(笑)、いろんなことを試せますが、
誉められるとこれをベースにしなければいけないので、ガラリと変えていくのは難しいなと思ってしまうんですよね。
怒られず、誉められないのが一番不安ですね。そういう時は次のパターンをやっていいのか判断に迷うので、
演出家に聞きに行きます。

―――この前のフラメンコの公演ですと、外国の方々はそういう時にハッキリ言ってくださるのですか?

緒月遠麻
自由にやらせてくださいましたね。足のステップが揃っていれば、手の動かし方はバラバラでもいいんだとおっしゃいました。
手だけを見るとバラバラなんですが、個人個人がそれを楽しんで自分と向きあっているので、
全体を見渡した時にバラバラに見えないんです。フラメンコは「個性を活かしていくものだ」と言われ、
そうなんだと思いました。そういうところに惹かれて、すごくスペインが好きになりました。
自由だけど個人を尊重してくれるところがすごくいいですよね。

―――宝塚は個性を活かすことも多いですが、群舞などは角度がピシッと揃っていますものね。

緒月遠麻
そうなんですよ。それで慣れていたので、フラメンコをやりながら「こんなに手がバラバラでいいの?」と
不安にもなりましたが、ひとりひとりが成立していたらOKというのがいいなと思います。
昨日出来なかったことを今日出来ていたりすると、ものすごく誉めてくださるんですよ。
気持ちをのせてテンションもあげてくださるので、そういうのがいいなって。いい経験になりましたし、刺激になりました。

―――今回の公演での初挑戦は?緒月さんは淡い色の衣裳を着るのもめったにないですよね。

緒月遠麻
ひよこ色とか、淡いピンクとか、ないですよね。いつも濃い色が多いので衣裳合わせをした時に
「(淡いピンクの衣裳を見て)この色を着るんだ!」と思いました。

大湖せしる
衣裳を付けた動画を見て「こんなキタさん(緒月の愛称)初めて見るわ」と思いました。

緒月遠麻
そういう意味では初めてのチャレンジですね。お母さん役だからね。
奇抜でもおかしいですから、イメージ通りです!(笑)

大湖せしる
私もああいうお衣裳は宝塚時代にも着たことがなく、「着たかったな」と思っていたので念願のお衣裳です。
お衣裳に負けないように中身を作り込んでいかないといけないですね。所作も調べて、
お化粧も研究していきたいです。かぶり物もありますが、安定してかぶれるように工夫しなきゃなと思いました。

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―――あらすじの中に“和藤内は、幼い頃から、自分にしか聞こえない声を聞いていた。
「お前は、世に比類なき天下人になるのだ…」”という文章があります。そこまで大げさな話ではなくても、
何か声が聞こえたり、何かに導かれているなと感じるようなことはありますか?
宝塚を退団するタイミングに鐘が鳴ったとか、そういう話をよく聞きますよね。


緒月遠麻
運命は決まっている感じがするな。

大湖せしる
それはそうかもしれないですね。

緒月遠麻
無意識にそういう道に行っているような気がするし、気が付いた時に
「ああそうだったんだ」と思うようなこともあります。そう考えると、運命は決まっているのかなって思います。

大湖せしる
後々、「だからあの時ああだったんだ」と思ったりしますよね。

緒月遠麻
そこに気付けるかどうかも大事なんだよね。私は子供の頃引っ込み思案でこんな世界で活動するなんて
全く思っていなかったですし、周りの人も想像していなかったと思うんです。
蓋をあけてみたらこの道に進んでいる自分がいますし、やってみたら好きなことでしたし。
そういう状態で生まれて来ているのかなって、最近特に思います。そう考えると、先々のことにも意外と不安はなく、
これから自分の人生にどんなことが待っているのか楽しみです。

大湖せしる
私も同じですね。しんどいことや辛いことがあっても、それは今の自分に絶対に必要なことだから
「しんどいな」で済ませないで、ちゃんとそれと向き合わなければいけないなって。
向き合ったら向き合っただけのことが返ってくるし、自然と次の道が見えて来るので、
そういう時間も大事だなと思います。先ほど、鐘が鳴るというお話がありましたが、
私は宝塚を退団するタイミングを決めていなかったので、次の公演が『るろうに剣心』だと聞いた瞬間に、
「この公演で辞めよう」と思いました。

緒月遠麻
そういう時って不思議と全部がはまるんだよね。

大湖せしる
そうなんです。だからその日のうちにプロデューサーに「お話したいことがあります」って伝えて、
誰に相談することもなく決めました。「退団して何するんですか?」ってみんなに聞かれましたが、
どうしようかな、パートとかバイトとか?って思っていました。
退団を発表してから自分でも「これから先、何をするんだろう」と思いましたが、
心配するよりも目の前に与えられた『るろうに剣心』と向き合っていたら自然と何かが見えてくると思っていたら、
こういう(女優としての)道をいただくことになったんです。
向き合うべきものと向き合っていけばいいんだと、改めて思いました。

―――お二人ともそういう意味では似ているところがありそうですね。

緒月遠麻
不器用だから目の前のことしか出来ないんです。先々のことが考えてというのが出来ないから、
目の前のことを一生懸命頑張る、そこは似ているよね。

大湖せしる
似ていますね。

―――お二人は同じ組で過ごした時期も長くありましたが、今回久しぶりの共演になりますね。
久しぶりの共演でお互いの印象の変化はありそうですか?


緒月遠麻
せしる は、男役から娘役になったので見た目は変わりましたが、根底にあるものはずっと変わらないよね。
ずっと頼もしい存在なんですよ。ここに せしる が居てくれたからこの芝居的にも、
組的にもしまっているなって思っていたので、安心出来る存在なんです。
私が雪組から宙組に組替えになった後も、雪組のことはずっと気になっていたのですが、
観劇した時に安心をもらって帰れる、その頼もしい存在のひとりに せしる が居るなと思いました。

大湖せしる
キタさんにそんなことをおっしゃっていただいて恐縮です。偉そうな言い方になってしまいますが、
舞台に対しても、普段の居方も尊敬出来ることがたくさんあって、だからキタさん(緒月の愛称)の周りには
人が集まるんだと、いつも思っていました。みんなキタさんのことがすごく好きだし、
内面から出て来る温かさが舞台でも伝わってきます。キタさんが組替えになった時すごくさみしかったのですが、
客席に座って舞台を観てキタさんのすごさをより感じました。キタさんの舞台を観るのは誇らしくて幸せな時間でした。
私、爆泣きしていましたよね、キタさんの退団公演を観た時(笑)。もう、客席で嗚咽ですよ。
それを舞台上から見て笑うんですもん(笑)。

緒月遠麻
意外とこちらの方が冷静だったよね(笑)。そういう演出でもあったので、
みんなそうなりやすい状況ではあったんですよ。でも演じている方はそこに飲み込まれてはいけないと思って、
意外と落ち着いてやっていたんです。そういう時に客席を見たら「え!!!!」って(笑)。

大湖せしる
ひとりで観劇していたので誰にも助けを求められなかったんです(笑)。

緒月遠麻
色々と思い出してくれているんだなと思いましたが「え!!!!そこまで????」って(笑)。

大湖せしる
退団者の方の顔がすがすがしくて、アイコンタクトを取って下さったりしたら、
グッときてしまって、一気にいろんなことを思い出して・・・泣きすぎて呼吸困難状態でしたよ(笑)。

―――それでは最後に、お客様にメッセージをお願いします。

緒月遠麻
今回、母親役という新たな役どころです。母性があって向いていると思われてきましたが、
意外とやってみたら、強すぎて似合わないねって言われたりしてね(笑)。でもやりたかった役どころなので、
そういうところも含めて楽しみです。日本物の雪組でずっと育ってきた せしる に所作を習おうと思います。
(緒月さんが消えいるような小声で大湖さんに向かって「勉強しておいてください」とつぶやくと、
ヒャ~という大湖さんの悲鳴が響きました。笑)

大湖せしる
え、あ、はい!(笑)自分で勉強したら自分にも返って来ますから頑張りたいです。
宝塚時代は同じメンバーでやってきましたが、公演ごとに人間関係も作品もいちから創り上げるというのが、
楽しみでもあり不安でもあります。それと向き合っていったらきっといろんなことが見えてくるでしょうし、
良いものが出来てくると思うので、ただひたすらまっすぐにこの作品と向き合っていきたいと思います。


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30-DELUX『新版 国性爺合戦』

 

作:西森英行

演出:伊勢直弘

音楽:和田俊輔

 

【東京公演】

2016 年9 月14 日(水)~18 日(日)シアター1010

 

【愛知公演】

2016 年9 月24 日(土)・25 日(日)東海市芸術劇場

 

【福岡公演】

2016 年9 月30 日(金)福岡市民会館

 

【大阪公演】

2016 年10 月14 日(金)~16 日(日)シアター・ドラマシティ

 

http://www.30-delux.net/kokusen-ya_kassen/

 

 

 
 

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