情報紙から飛び出した 演劇系エンタメ サイト
Copyright Since1999 情報紙ターミナル
Copyright Since2010 株式会社ERIZUN

宝塚歌劇星組公演 『桜華に舞え』『ロマンス!!』 北翔 海莉、妃海 風 囲み取材 2016年10月

(2016年10月24日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
掲載内容は、掲載日付のものとなりますので、最新情報は各自ご確認ください。

※ 記事・写真等の無断使用・無断転載は禁止しています。

 
この記事おススメ!って思った方は   をクリック!(3 人がクリック)
Loading...

宝塚歌劇星組公演 グランステージ『桜華に舞え』-SAMURAI The FINAL-
ロマンチック・レビュー『ロマンス!!(Romance)』
北翔 海莉、妃海 風 囲み取材

975_0001

公演について(公演資料より)

グランステージ
『桜華に舞え』-SAMURAI The FINAL-
作・演出/齋藤 吉正


幕末の動乱期に雄大な桜島がそびえる薩摩藩の貧しい城下士の家に生まれ、
人並みはずれた度胸と剣の腕で、明治維新の立役者の一人ともなった桐野利秋。
明治新政府では陸軍少将に任じられながらも、敬愛する西郷隆盛と共に下野し、
“避けられぬ宿命”西南戦争へと身を投じて行く。
彼が命を賭けて守り抜こうとしたものは果たして何だったのか……。
会津藩との戦いの最中に出会った娘との恋や、苦楽を共にしてきた薩摩兵児達との友情、
そして対立を交え、“真心”を持ち、己の“義”に真っ直ぐに生きた最後の侍の生き様を描き出します。

ロマンチック・レビュー
『ロマンス!!(Romance)』
作・演出/岡田 敬二


宝塚レビューの伝統である、華やかで美しく香り高い世界を描いた、
ロマンチック・レビュー・シリーズ第19作品目。
星組トップスター・北翔海莉の定評ある歌唱力を存分に活かし、
宝塚歌劇の永遠のテーマでもあるロマンチックな“愛の世界”をバラエティー豊かにお届け致します。

初日囲み取材が行われました。(2016年10月21日)

975_0004

◆北翔 海莉
星組の北翔 海莉でございます。『桜花に舞え』と『ロマンス!!(Romance)』が、
私ごとではございますが卒業公演となりました。
宝塚大劇場での公演を無事に終えまして、残るは東京のみのファイナル公演でございます。
待ったなしのノンストップで参りますで、とにかく全員が怪我をせずに、
全員揃ってゴールできることを目標に、そして、進化続ける舞台を目指してがんばりたいと思います。
よろしくお願いいたします。

975_0004

◆妃海 風
星組の妃海 風でございます。私も(北翔海莉さんと)一緒に退団させていただくこととなりました。
大劇場公演もとてもとても充実していて楽しい公演でした。
東京公演も瞬間瞬間を大切に過ごしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

―――宝塚大劇場公演を終えて、これから始まる東京公演に向けて、どんなお気持ちですか。

◆北翔 海莉
1つ終わってホッとしたというよりかは東京が本当のラストになります。
まだ作品自体も掘り下げていける部分がありますし、
男役北翔海莉として最後まで自分自身を追求して
極めていきたいという気持ちでございます。

◆妃海 風
私は大劇場公演のお稽古最終日に「お稽古が終わってしまった…」と思っていたのですが、
やはり東京に来て舞台稽古をすると退団する気持ちがちょっと薄れてしまって…。

◆北翔 海莉
辞めるのやめたら?(笑)

◆妃海 風
退団します!(笑)

―――作品の見どころを教えてください。

◆北翔 海莉
西南戦争とか西郷隆盛先生のことは皆さんとご存知かとは思うのですが、
この『桜花に舞え』で私が演じます桐野利秋さんは、あまり知られていない人物。
本などでは人斬り半次郎として世間では名前が知られてしまっているのですが、
ただの人斬り半次郎ということではなく、今回の作品テーマでもあります義と真心と勇気、
本当の日本の侍精神というんでしょうか。大和心をすごく大切にしている人なので、
そういうところをしっかりと出して、この作品で今の時代に伝えたいメッセージを
しっかりとお伝えしていきたいなと思っております。
『ロマンス!!(Romance)』は、大好きな岡田敬二先生に
ロマンチック・レビュー19作品目を作っていただきました。
今の星組ならではの出演者の色と宝塚のこれぞ元祖レヴューというものを、
しっかりとパフォーマンスをお見せしていきたいなと思っております。

◆妃海 風
『桜花に舞え』のお芝居は、改めてお稽古場で見ていて、
本当に侍のような生き様をしていらっしゃる北翔さんが演じる桐野様を現代で見られるというのは、
現代で演じる北翔さんにしか出せない凄さだなぁと思って私はいつも見ておりました。
そんな方と舞台上でデートできたりとか、本当に光栄で幸せに感じております。
皆様もお楽しみいただけたらなと思います。
ショーは、宝塚ファンの私にとって、どの場面も本当に心ときめく場面が多いです。
この現代でこんなにも清らかな空気や気持ちがあるのだと感じることができるショーなので、
心癒されに来てください。

―――特におすすめのシーンを教えてください。

◆北翔 海莉
『ロマンス!!(Romance)』のプロローグです。紫陽花の岡田先生ならではの色彩と舞台装置。
本当に総合芸術で宝塚が自信を持ってお見せできるプロローグというのが、
宝塚でしかできないパフォーマンスだと思いますので、そこを大切に皆様にお見せしたいなと思います。

◆妃海 風
私は『ロマンス!!(Romance)』の“初恋の場面”です。いつも本当に出会えた奇跡を感じておりますし、
こんな素敵な気持ちを毎度経験できること。人生においてこんな気持ちを経験できたのは、
素晴らしいことだなと思いますので、この場面がおすすめです。

―――ショーのフィナーレで次期トップコンビが出てきます。どんな思いを感じていますか。

◆北翔 海莉
安心して次を任せらますので、私たちは安心してバトンタッチできるかなと思っています。
実際に私たちが(パレード前の場面である)“私の世界(イル・モンド)”で
結構限界までやっております(歌い踊る)ので、
あの後そのままパレードだったら、本当に大変だったんだろうな〜という気持ちで、
助っ人として本当に助けられているなと思います。色々な意味で(笑)

975_0004

975_0004

 

 

宝塚歌劇星組公演

グランステージ『桜華に舞え』-SAMURAI The FINAL-
ロマンチック・レビュー『ロマンス!!(Romance)』

 

日程:22016年10月21日(金)〜11月20日(日)

会場:東京宝塚劇場

 

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2016/ouka/index.html

 

 

 
 

情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。

[ PR ]