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蓮城まことさん ビジュアル撮影シーン公開&インタビュー『河童村ブルース』主演 2017年04月

(2017年04月05日記載)

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蓮城まことさん ビジュアル撮影シーン公開&インタビュー『河童村ブルース』主演

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公演について(公演資料より)

◆イントロダクション
元宝塚歌劇団雪組男役スター・蓮城まことがいよいよ始動!
2003年に宝塚歌劇団に入団以来、数々の舞台で華麗に、
そしてエネルギッシュに比類なき個性を発揮した蓮城まことが、昨年退団致しました。
そして退団後初主演舞台は、劇団LIVESの気鋭演出家・大浜直樹と初タッグ!
劇団の全公演で脚本・演出・出演を担い、ドラマ「奇跡のホスピス」「ムッシュ」、
映画「京都太秦行進曲」など、映像作品も多数手掛けた大浜直樹が描く新作コメディ!
出演は池田努、片山陽加、田川大樹、上地 慶など、人気と実力を兼ね備えた
充実のキャストが実現!
蓮城まことのネクストステージがついに動き出します!

◆ものがたり
過疎化が進む河童村に若き女村長が誕生した!新村長は村を活性化させようと
アイデアを出すが、伝統にこだわる村人達が反発し、美人過ぎる村長VS古すぎる村人達は
一触即発状態。そこへクズ過ぎるチンピラも加わって、村は分裂の危機を迎える!
ありえなさそうでありえる設定に、予測出来そうで予測出来ない展開は、
やがて感動のクライマックスへと繋がっていく!?

 

蓮城まことさんビジュアル撮影シーン公開&インタビュー(取材・撮影・文:住川絵理)

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―――たった今、ビジュアル撮影が終わりましたが、初めて女性役での撮影はいかがでしたか?

今日の撮影はスーツ姿でしたし、かっこいい女性をイメージして欲しいということだったので、
身構えずに撮ることが出来ました。

―――『河童村ブルース』というタイトルを聞いてどんなイメージをしましたか?

どんな話なんだろうとすごく興味が湧きました(笑)。
きっとお客様もこの公演名を見たら「え、何?河童が出て来るの?」と思われる方も多いと思います。
インパクトがあるタイトルですよね。

―――今回、蓮城まことさんが演じるのは「美人過ぎる若き女村長」の役だそうですね。

私にとっては女性役というだけでもハードルが高いのに、美人過ぎるという冠まで付いていて、
いったいどうしたものかと・・・(笑)。宝塚歌劇団で男役として13年間やってきたので、
私に女性役が出来るのかなと言う不安はありますが、今は無理に女になろうとするというのではなく、
男役ではない素の蓮城まこととして、魅力的だと思ってもらえるように、
普段の生活から心がけていきたいなと思っています。

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―――村長としてリーダーシップを取らないといけないような役ですが、蓮城まことさんの理想のリーダー像は?

理想のリーダー像はどんな人物かなと考えてみました。私の頭に思い浮かんだのは、
私が(宝塚歌劇団)在団中にいらしたトップの方たちです。自分が率先して努力をしている姿を見せることによって
周りが付いていくというのを、言葉ではなく、実際の行動で見せて下さいました。
そういう方がリーダーとしての魅力を持った人だと思うので、私も勇気と信念を持ち、
行動で表す女村長をイメージして演じられたらと思っています。

―――今までリーダーを経験したことはありますか?

タカラヅカ時代、新人公演で2回主演をさせていただきました。
その時は「私がやるっきゃない!みんなを引っ張っていかなきゃ!」という思いがありました。
センターでスポットライトを浴びた時は気持ち良かったですね。緊張と興奮が入り混じった得難い感情でした。
新人公演は1回きりですが、それを毎日やっているトップさんはすごいなと、改めて感じました。
今回、本公演として初主演。私が一番頑張らないといけない立場だと思うので覚悟を決めて頑張りたいです。

―――改革に向けて突き進んで行く役でもありますが、先日行なわれた
『エリザベートTAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート』でも革命家を演じていましたよね。


本当だ!そうですね。

―――改革していくためには何が大事だと思いますか?

一番大事なのは勇気かなと思います。変わることによってきっと良くなると
自分が信じて引っ張っていく姿勢も大事ですよね。

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―――タカラヅカを退団してからもうすぐ1年ですが、退団してから特に新鮮に感じたのはどんなことですか?

在団中は稽古と公演でめまぐるしく過ごしていましたが、自分の時間がたくさん持てるようになった今、全てが新鮮です。
東京に住むようになったので、公演もたくさん観に行き、今はスポンジのように吸収して
今後の活動に活かしていけるようにしようと思っています。毎日楽しいし幸せです。

―――退団した翌日は何をしましたか?

(当時住んでいた)宝塚(市)に帰りましたね。意外と普通に朝が来ました。 「あ!私辞めたんだ!!」という感じではなく、
「そうか、もう劇団には行かないんだな」と、淡々と認識していく感じでしたね。
同じ組だった仲間たちが次の公演の稽古に行き始めた時「ああ、私辞めたんだ」と思いました。

―――退団後はニューヨークに3ヶ月間行かれていたそうですね。

前からずっとニューヨークに行きたかったので短期留学して語学とボーカルレッスンをしてきました。
周りの人たちは良くも悪くも干渉しないので、私がどんなに背が高くて男っぽくっても、
ただの日本人女性として接してくれます。自分がちゃんんとしないと誰もやってくれませんから、
「この期間に自分の力で吸収して帰らないといけないんだ」と、自立心が芽生えました。
改めて自分自身を見つめ直すきっかけにもなりました。

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―――制限時間内に謎を解いて脱出を試みる、「リアル脱出ゲーム」にもハマっているそうですね。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで「バイオハザード®・ザ・エスケープ」という「リアル脱出ゲーム」に
たまたま参加したのがきっかけで、すっかりハマっています。各地で開催されているので
博多公演に行った時に博多で参加したり、東京で参加したり。頭の体操になりますよね。
いつも終った後はぐったりするのですが、極限状態で自分がどこまでひらめけるのか挑戦出来るのが面白いなって。
この前やっと脱出成功したんです。あの時は嬉しかったですね。

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―――今後どんなことをしたいですか?

まずはこの公演に没頭したいです。そしてこれからの目標としては、“女力”を上げていきたいです。
男性の方に受けたいとかそういうことではなく(笑)、女性としての魅力を自分の中から引き出していき
その上で、いろんな女の人を演じたいです。これまでやったことないような役を表現出来るように
頑張っていきたいと思います。

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<蓮城まことプロフィール>
大分県出身。
2003年、宝塚歌劇団に入団。『花の宝塚風土記 / シニョール・ドン・ファン』で初舞台を踏む。
雪組の男役として数々の舞台に出演した後、2016年『るろうに剣心』桂小五郎 / ベルクールで退団。
退団後は、『エリザベートTAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート』に出演。
『河童村ブルース』が本公演初主演となる。

 

『河童村ブルース』

 

作・演出:大浜直樹

 

出演

蓮城まこと、池田努、片山陽加、田川大樹、上地慶、

安島萌、鈴樹志保、小澤真悟、雑賀克郎、高畠麻奈、江刺家伸雄、古澤光徳、

白井肉丸、戸塚丈太郎、栗林広輔、南野真一郎、下出宗次郎、三井慎太郎

 

2017年5月3日(水・祝)~7日(日)

赤羽会館 講堂 (東京都北区赤羽南1-13-1)

 

企画・製作:ものづくり計画

後援:テレビ神奈川/(公財)北区文化振興財団

 

公式サイト

 

 

 
 

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