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『ロマンシング サガ THE STAGE ~ロアーヌが燃える日~』囲み取材 2017年04月

(2017年04月17日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
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『ロマンシング サガ THE STAGE ~ロアーヌが燃える日~』囲み取材

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左から新垣里沙、清水順二、河津秋敏、とちぼり木、市川雅統
© 2016 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI
Produced By ”Romancing SaGa THE STAGE” Production Committee


『ロマンシング サガ THE STAGE ~ロアーヌが燃える日~』公開稽古

公演について(公演資料より)

スクウェア・エニックスと30-DELUXがタッグを組み上演される『ロマンシング サガ THE STAGE ~ロアーヌが燃える日~』。
「サガ」シリーズといえば、スクウェア・エニックスが誇る大人気ゲーム作品で、
パッケージゲームの全世界累計出荷本数は990万本に達し、
2016年12月15日には新作となる「サガ スカーレット グレイス」が発売され、現在そのシリーズは15作品を数える。
シリーズの中でも特に高い人気を誇る「ロマンシング サ・ガ3」をベースに舞台化される。
そしてこの人気作品をステージで繰り広げる30-DELUXは2017年に結成15周年を迎える演劇ユニットで、
その高い美術性と本格派アクション舞台で海外からも評価を受けている。

ハリード:清水順二
カタリナ・ラウラン:緒月遠麻
ミカエル・アウスバッハ・フォン・ロアーヌ:中村誠治郎
トーマス・ベント:馬場良馬
ユリアン・ノール:村瀬文宣
エレン・カーソン:長谷川かすみ
モニカ・アウスバッハ:山本ひかる
サラ・カーソン:新垣里沙
ファティーマ:笠松はる
シャール:佐藤アツヒロ

ブラック:平山佳延
詩人:田中 精
マクシムス:森 大
ルートヴィッヒ:和合真一
ロビン:小笠原祐太
ロビン(太):我 善導
ゆきだるま:谷口敏也
ビューネイ:片山萌美
ミューズ:梅本静香
少年:香音有希

[アンサンブル]
前田慎治、泉 紫太朗、田沼ジョージ、大成翔輝、渡邉公雄、伊与田良彦、片山日南、竹之内景樹

『ロマンシング サガ THE STAGE ~ロアーヌが燃える日~』囲み取材(2017年4月15日)

―――初日おめでとうございます。
実際にクリエイターの皆さん、ご覧になってどんな感想をお持ちですか?


◆世界観監修・脚本原案:河津秋敏
ゲームはデジタルですが、この舞台は人間が演じるということで、すごい迫力で、
共感の度合いがゲームとは違うところがあって、すごく楽しめました。

―――実際にゲームファンがご覧になったら、どんな感想があると思いますか?

◆脚本:とちぼり木
稽古場を見ていたのですが、実際に映像が入って、技が足されて形になったものを今日見て、
またゲームとは違いますけど、3次元になったら本当にこうだろうなというのを目の当たりにして、
常にドキドキしながら見ていました。

―――舞台にするにあたってこだわった点は?

◆サガシリーズ・プロデューサー:市川雅統
他の色々なゲーム原作とかあると思うのですが、サガシリーズというもの自体がかなり熱いファンが多いので、
今回の舞台でも演じる人たちにも熱い感じで演じてもらえたらと思っていたので、
熱い感じがひしひしと伝わってきたのですごく嬉しかったです。

―――そういう意味では熱い舞台ですね。

◆30-DELUX 製作総指揮:清水順二
僕は熱いだけが取り柄なので(笑)。
ゲストのアツヒロさん、里沙さんをはじめキャストの方々にも、すごく助けていただいて、
色々声をかけあって、スタッフの方々やスクウェア・エニックスも含めて皆が一丸となりました。
僕も色々なゲーム原作の舞台に殺陣指導や役者として関わることがあるのですが、
グッとここまで一つにまとまって、皆が一つのものを「作ろう!」という熱が集まることって
なかなか無いことだと僕は思っているので。また新しいジャンルのエンターテインメントが作れる様な気がします。

―――実際にゲームの世界を舞台化するということについてどうですか?

◆佐藤アツヒロ
初めてのことで、自分の役もゲームに出てくる役ということで、本当に今回難しかったのですが、
今、清水さんが言ったように、皆で作り上げたという気持ちがすごくあるので、
自信を持って頑張っていきたいと思います。殺陣のシーンも、カッコしい仕上がりになっていると思います。

―――かなり激論を交わしたのですか?

◆30-DELUX 製作総指揮:清水順二
そうですね、毎日稽古場で激論を「あぁでもない、こうでもない」と、
そこにたまに(新垣)里沙さんが混ざってきたりだとか。色々な方が意見を出し合ってきて。
特にサガはバトルシーンがファンの方にも印象が強いので、バトルシーンをどうするかという
問題は議論を沢山しました。

―――実際に演じてみていかがですか?

◆新垣里沙

今までは頭の中で想像しながら作っていたものを実際に映像を通して、一緒にコラボしているのを見て、
皆のテンションが一気に上がって「あぁこういう風にお客さんに見えるんだ!」と。
さらに熱が入ったというか。もともとゲームが大好きで見に来てくださった方々も、
あまりわからなくて来た方にも、わかりやすく伝えられる物語になっているので、
皆が楽しんでもらえるような舞台に仕上がったと思います。私たちも今から本番を演じるのが楽しみです。
また、今回は素敵な音楽と歌詞をいただきまして、サラという宿命の子として歌というよりも
語りかけるようにお芝居として歌もやらせてもらっていますが、その歌も皆さんの心にしっかりと届くよう
本番を迎えたいと思います。

―――佐藤さんはゲーム自体はやるタイプですか?

◆佐藤アツヒロ
そうですね。ゲーム自体大好きです。サガは、このお話をいただいてからやりました。
(舞台では)技を言うのがすごくワクワクして、めちゃめちゃテンション上がって楽しいです。

―――殺陣のシーンも多く、体力づくりとか大変じゃ無いですか?

◆佐藤アツヒロ
稽古が始まると一緒に体力づくりもできちゃいますよね?

◆新垣里沙
稽古自体が激しいので(笑)。

◆30-DELUX 製作総指揮:清水順二
午前中に殺陣やダンスの基礎訓練をやりながら、午後から台本の稽古に入っていくという流れなので、
基礎力も、体力も上げて、筋トレもやってみたいな感じです。まぁ部活みたいなものですね。

―――体つきも変わりましたか?

◆佐藤アツヒロ
剣がちょっと重いので、右腕と左腕の太さが変わりました。
激しさを(どのように)見せるかということがとても技術がいるので、そこが難しかったです。

―――ゲームファンも、そうじゃ無い方も見に来ると思いますが、どんなところを見てもらいたいですか?

◆佐藤アツヒロ
いつも思うのですが、30-DELUXの舞台は、舞台を観るのが初めての方でもすごく面白いと思うので、
ぜひご覧いただきたいですし、別に前情報とか何も調べてこなくても楽しめると思います。

◆新垣里沙
演じていてもすごく楽しくて、自分が出てないシーンもお互いに見あったりしているのですが、
「あのシーンすごく良かった」とか「映像と一緒になって興奮しちゃった」とか、
映像が無い部分でもお芝居としてしっかりと成り立つように皆で作り上げたので、早く本番をやって、
見てくださった方の感想も早く聞きたいと思うほど、自信満々で初日が迎えられそうです。

―――新垣さん、清水さんの印象はいかがですか?


◆新垣里沙
皆のリーダーとして、すごく引っ張っていってくださって、熱い方だなと。
自分のことよりも、皆のことを気にかけてくれていて、
しっかりと本番終わるまで皆で清水さんについていって舞台を成功させたいなという気持ちです。

―――清水さん自身はゲームは?

◆30-DELUX 製作総指揮:清水順二
ゲームは大好きですね。稽古中にも家に帰ってやったりして。稽古とゲームを合わせて、自分の中で膨らませて。
すごく深い作品ですし、この『ロマンシング サガ3』だけではなくて、他のシリーズも
もっとやりこんでみたいなと思います。リマスター版も発表されたので、
『ロマンシング サガ3』もPS Vitaでやりたいなと思います。

―――そういう意味では、今回の作品は最初のステップとして、
色々なゲームの作品としてやっていきたいとかありますか?


◆30-DELUX 製作総指揮:清水順二
そうですね。スクウェア・エニックスさんさえ気に入っていただければ、どんな作品でもやらせていただきたいなと思います!
30-DELUX SQUARE ENIX special Theaterと作ったので、そういう1つのブランドとして、
また続けられたらいいなと、これだけで終わりたく無いなというのは僕の心の中ではあります。
一回目を成功させるぞ!と必死にやっています。

―――そういう意味では心強いゲストですね。

◆30-DELUX 製作総指揮:清水順二
この二人は、舞台も慣れているし、テレビなど色々な仕事をされてきている方なので、僕が勉強になることが山ほどあって。
この二人をはじめまわりの中村誠治郎くんや馬場良馬くん、緒月遠麻さん含めて、
キャストの皆さんが支えてくれています。

―――普段舞台を見ない方も見に来るという意味では、幅が広がりますね。

◆30-DELUX 製作総指揮:清水順二
今回の一番の狙いはそこですねと、河津さん、とちぼりさん、市川さんともお話をしていたので。
やっぱり宣伝もすごく協力してくださっていますし。最初一人でとちぼりさんと一緒にやろう!と話していたのですが、
どんどん仲間がすごく強力な仲間がいるんだなということをヒシヒシと感じて毎日過ごしています。
すごくシーン転換も多いですし、今日初めて舞台通して見て、まだまだもっと良くなっていくなというところは
山ほどあるので、お客様の前でやると役者もテンション上がるし、もっと良くなるので、また変わってくると思います。

―――最後に、清水さんから一言。

◆30-DELUX 製作総指揮:清水順二
スクウェア・エニックスさんのサガシリーズ初の舞台化でございます。25年くらい続いているサガシリーズ。
その作品を任せていただけるということで、我々30-DELUXという劇団も
15年勉強してきたことすべてをかけて、この作品に魂を入れています。先ほど言った通り…

◆佐藤アツヒロ
このパターン短い方がいいんだよ!(笑)

◆30-DELUX 製作総指揮:清水順二
短かく編集してもらって… 言いたいことがいっぱいあるの。じゃあアッくんまとめてよ。

◆佐藤アツヒロ
俺がまとめると(ガッツポーズしながら)「劇場で待ってます!」ってことになっちゃうから。

◆30-DELUX 製作総指揮:清水順二
では、河津さんに!

◆世界観監修・脚本原案:河津秋敏
楽しい舞台になっているなと思います。皆さん、劇場に足を運んで、この体験をしてもらえたらと思います。
よろしくお願いいたします。

 

『ロマンシング サガ THE STAGE ~ロアーヌが燃える日~』

 

世界観監修・脚本原案:河津秋敏

脚本:とちぼり木

演出:米山和仁

 

【東京公演】

日程:2017年4月15日(土)~4月23日(日)

会場:サンシャイン劇場

 

【大阪公演】

日程:2017年4月28日(金)~4月30日(日)

会場:サンケイホールブリーゼ

 

【名古屋公演】

日程:2017年5月3日(水・祝)~5月4日(木・祝)

会場:愛知県芸術劇場 大ホール

 

【福岡公演】

日程:2017年5月6日(土)~5月7日(日)

会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール

 

http://saga-stage.com/

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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