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宝塚歌劇星組公演『THE SCARLET PIMPERNEL』紅ゆずる、綺咲愛里 囲み取材 2017年05月

(2017年05月06日記載)

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宝塚歌劇星組公演『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』
紅ゆずる、綺咲愛里 囲み取材

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公演について(公演資料より)

『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』

THE SCARLET PIMPERNEL
Book and Lyrics by Nan Knighton  Music by Frank Wildhorn
Based on the Novel “The Scarlet Pimpernel” by Baroness Orczy
Original Broadway Production Produced by
Radio City Entertainment and Ted Forstmann
With Pierre Cossette, Bill Haber, Hallmark Entertainment and
Kathleen Raitt
潤色・演出/小池 修一郎


1997年にブロードウェイで初演後、大ヒットを記録したミュージカル「THE SCARLET PIMPERNEL」。宝塚バージョンのオリジナルを加え日本初上演した2008年の星組公演は、フランク・ワイルドホーンの名曲の数々と共に、冒険活劇としての面白さ、すれ違う夫婦の心理描写をドラマティックに描いて絶賛を博し、第16回読売演劇大賞優秀作品賞、第34回菊田一夫演劇大賞を受賞致しました。続く2010年の月組による公演も大好評を収め、その後も再演の呼び声の高い傑作ミュージカルが、7年振りに宝塚歌劇の舞台に甦ります。新トップコンビ紅ゆずると綺咲愛里を中心とした新生星組が刻む『THE SCARLET PIMPERNEL』の新たな1ページに、どうぞご期待下さい。

初日囲み取材が行われました。(2017年5月5日)

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―――トップご就任おめでとうございます。紅さんは新人公演でも演じられましたが、
今回、それぞの役づくりについてお聞かせください。


◆紅ゆずる
新人公演で演じさせていただきましたが、安蘭(けい)さんがとても偉大で、その後を追うというか、
真似をするというか。お手本があったからこそできたものだと思っておりますので、
今回本公演で本役として演じさせていただくにあたりまして、自分なりに、もしかしたらパーシーは
こんな人物かもしれないと色々と膨らませて、そこから1本に繋げたという感じです。
すごくおちゃらけたりする場面もあったりしますが、それも意図があってやっていることなので、
それがお客様にお伝えできればいいなと思ってやっております。

◆綺咲愛里
再演ということで、沢山資料がある中で、自分なりのということでお稽古を重ねて参りましたが、
先生方はじめ、紅さんや沢山の方からアドバイスをいただきながら、自分なりのマルグリット像を
つくるようにお稽古して参りました。マルグリットは大人っぽい女性なのですが、
そこに可愛らしさだったり、恋心をくすぐるようなところを大切にしたいと思っております。

―――素敵な曲が沢山ありますが、お好きな曲はどの曲ですか?

◆紅ゆずる
すべて素晴らしいのですが・・・。そうですね・・・う~ん、やはり、すべてですかねぇ。

―――やはり・・・と言いかけたのは?

◆紅ゆずる
フランクの曲は、ちょっとしたフラットやシャープに意味がありまして、そこに芝居の心臓を持っていくというか、
そういうことが、お芝居があってこその歌だと思っていますので、そこをより表現できたらいいなと思ったんです(笑)。

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―――特にフィナーレのデュエットダンスが素晴らしいのですが、あの時のお気持ちと、
これからどんなトップコンビになっていきたいかということを教えてください。


◆紅ゆずる
本当に心から綺咲を可愛いと思っておりますし、上っ面というコンビは嫌なので、
よく日頃からお互い色々と話し合っていこうと言っておりまして、本当な部分で話し合える相手役でいて
ほしいですし、私も間口を広く彼女を受け止めたいと思っております。

◆綺咲愛里
デュエットダンスは本当に幸せな気持ちで、二回目の結婚式だなという気持ちで踊っています。
そして、これから、このように寛大で大きな心をお持ちの紅ゆずるさんに精一杯ついていけるように
自分自身精進したいと思います。

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―――大羽根を背負われた気持ちはいかがですか?

◆紅ゆずる
とても孤独だということをお聞きしたことがありまして、スポットライトを浴びた時に、
すごく孤独だと思う方もいらっしゃると聞いておりましたので、孤独なのかもしれないなと思いながら
挑んだのですが、私には「なんと美しい景色なんだろう」という風に映りまして、
トップスターにならないとこの景色は見られないんだなと思いまして、毎日絶景を眺めております。

―――どんなトップスターになっていきたいですか?

◆紅ゆずる
組子と何でも話し合えるというか、私だけが行くぞ!こっちに来い!という感じではなくて、
みんなで1つの組だと思っておりますので、私も頼りたいですし、組子にも頼っていただきたい。
そんな組にしたいですね。

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―――囲み取材で結婚式の衣装を選ばれましたが、その理由は?

◆紅ゆずる
宝塚で結婚したと思っておりますので、ぜひ姿を見ていただきたいと思いまして(笑)
結婚式の場面を選ばせていただきました。

―――綺咲さんそれをお召しになっていかがですか?

◆綺咲愛里
心からドキドキしております。幸せです。

―――東京公演の意気込みを。

◆紅ゆずる
大劇場でのお披露目公演を終えまして、東京では新たな気持ちで挑みたいと思っております。
ちょっとずつ役づくりが変わってきていますので、それを膨らませて毎公演全力投球できたいと思っております。

◆綺咲愛里
大劇場を終えて、私もまた新たな気持ちで役に思い切ってぶつかっていきたいと思いますし、
1回1回の公演を大切にして精一杯千秋楽まで進化し続ける舞台を務めたいなと思っております。

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宝塚歌劇星組公演

『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』

 

日程:2017年5月5日(金)~ 6月11日(日)

会場:東京宝塚劇場

 

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2017/scarletpimpernel/index.html

 

 

 
 

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