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目黒雅叙園文化財「百段階段」
『目黒と雅叙園の魅力展』内覧会が行われました
2012年6月1日(金)~8月19日(日)の期間、目黒雅叙園(所在地:東京都目黒区)園内・東京都指定有形文化財「百段階段」にて
『文化財 百段階段で観る目黒と雅叙園の魅力展~ようこそ、昭和の竜宮城へ~』が開催されます。
本展は、激動の昭和の時代を歩んできた目黒の街の移り変わりとともに、目黒雅叙園の歴史を振り返ります。江戸時代、目黒は江戸庶民の行楽地として大変賑わいました。目黒川付近の坂上は富士山を見るのに絶好の地であり、人気浮世絵師・歌川広重の「江戸名所百景」にも描かれています。そんな目黒の地に昭和6年、お風呂と豪華な宴会場を目玉に開業した料亭が目黒雅叙園。美術・工芸品にあふれた園内は、“昭和の竜宮城”と呼ばれ、人々から親しまれ続けてきました。回転テーブルや総合結婚式システム、サービス料の明確化、金額を明記した献立表など、当時の飲食業界にとって画期的なシステムを発案し、その先駆的役割を果たしました。
8月19日(日)まで開催しているので、お子様の自由研究などにも役立ちそうです。
是非、文化財ガイドさんと共にまわられることをお勧めします(下記参照)。
◆初の試み 「百段階段」企画展での文化財ガイド 定時開催(連日11:00より6回開催・無料)
およそ80余年、目黒とともに歩んだ文化財「百段階段」(旧3号館)。天井や欄間に描かれた日本画約160枚は、鏑木清方、荒木十畝、尾竹竹坡など、日本を代表する日本画家の大家たちが筆をふるいました。画家、大工、職人がプライドと技を賭けて造りあげた建物の魅力を文化財ガイドがわかりやすく解説します。
◆昭和の目黒と目黒雅叙園の歴史を振り返る
古地図や浮世絵(複製)をはじめ、懐かしの写真などを通して、江戸から昭和の目黒界隈の賑わいの様子を紹介。また目黒雅叙園に残る歴史資料にふれながら、「美術」「建築」「婚礼」「食」のテーマごとに、目黒雅叙園の歴史を紐解きます。
◆東急電鉄タイアップ企画「なつかしの目黒写真展」同時開催 (無料/1階 パブリックスペース)
本展開催中、東急電鉄のご協力のもと、昭和期の目黒の風景を写したパネルを1階パブリックスペースにて展示。昔懐かしい街並みが蘇ります。
◆今展覧会における各部屋のテーマ
十畝の間(じっぽ) 雅叙園の歴史と成り立ち
漁樵の間(ぎょしょう) 美と匠の世界
草丘の間(そうきゅう) 目黒の歴史・風景
静水の間(せいすい) 食の歴史
星光の間(せいこう) 総合結婚式場の誕生/寿ぎの祖
清方の間(きよかた) 美人画の世界
頂上の間(ちょうじょう) 昭和、そして未来へ
▲昭和期の目黒雅叙園パンフレット。金額などを見ても時の流れを感じます。
▲美しい屋根瓦が間近に見られます。
▲静水の間、回転テーブル誕生時の宴会の様子を再現。
▲星光の間では、日本初「総合結婚式場」誕生秘話、婚礼文化の移り変わりを紹介。
▲展覧会内容と共に、天井の美しい細工や絵にもご注目を。
目黒雅叙園『目黒と雅叙園の魅力展~ようこそ、昭和の竜宮城へ~』
開催期間: 2012年6月1日(金)~8月19日(日)
※6月26日・27日は休館
開催時間: 10:00~18:00 (最終入館17:30)
会 場: 目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」
入場料: 800円
目黒区民割引 500円 (目黒区民である事を確認できる書類等の呈示)
学生割引 500円(要学生証呈示)※中学生以下、無料。
主 催: 目黒雅叙園
後 援: 目黒区・目黒区教育委員会・めぐろ観光まちづくり協会
協 力:東京急行電鉄株式会社・東日本旅客鉄道株式会社 目黒駅
※展示会場は階段での移動となります。ベビーカー等での移動はできかねます。
※展示会場は畳部屋のため、お履物をお脱ぎいただきます。
※本展の撮影は「漁樵の間」のみ可能となっております。
※展覧会会場は、展示品保護及び節電のため、空調を制限する場合がございます。
情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。