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第9回 明治大学シェイクスピアプロジェクト『お気に召すまま』公演概要 2012年09月

(2012年09月10日記載)

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第9回 明治大学シェイクスピアプロジェクト
『お気に召すまま』公演概要



明治大学シェイクスピアプロジェクトについて(公演企画書より)


明治大学シェイクスピアプロジェクトは、明治大学主催のシェイクスピア劇上演プロジェクトで、9年目を迎えます。学部間共通講座「シェイクスピアの現代的魅力」の受講生の有志で構成され、昨年度は「冬物語」を上演するなど、新しい21世紀の「シェイクスピア」探求を目指しています。
また、シェイクスピアによって数々の新しく作り出された言葉と、現代の若い学生たちが次々と新しい日本語を生みだす言語感覚はとても似ているのではないかという発想から、第6回公演「ハムレット」からは学生が翻訳し、現代の学生言葉の上演台本で演じることにも挑戦しています。

このプロジェクトは、元明治大学教授 佐藤正紀氏が、明治大学出身の俳優 原田大二郎氏に「明治大学卒業というからにはシェイクスピアをよく知っていると言える学生を作りたい」という構想を持ちかけ、この申請から大学側で「シェイクスピアの現代的魅力」という全学部学生対象の総合講座が設置されました。
そして、その受講生を中心に毎年1本ずつシェイクスピア劇を上演していく企画が立ち上がり、「明治大学文化プロジェクト」という名称で発足しました。以降、第7回まで原田氏に監修を依頼。昨年度の第8回目からは名称を文化プロジェクトから更なる新たなシェイクスピア像を追及しようという思いから「明治大学シェイクスピアプロジェクト」に変更し、上演しています。
佐藤元教授の「演劇のプロやその他実社会の人々と接し交渉を進める作業と学友間の協力の下で行う仕事は、真のコミュニケーション能力を培う好機だ」という思いと、裏方の大道具、衣装、照明、音楽を経験豊かなプロに支えていただく事で学生芝居に留まらない芝居を、という事からプロスタッフに依頼しています。今年度の監修は扉座の横内謙介氏に依頼。9年目の今年は「お気に召すまま」を上演する予定です。


過去の公演記録

2004 年 明治大学文化プロジェクト発足 第一回公演「ヴェニスの商人」 動員約 1500 名(2 回公演)
2005 年 第二回公演「マクベス」 動員約 2000 名(3 回公演)
2006 年 第三回公演「ウィンザーの陽気な女房達」 動員約 1500 名(3 回公演)
2007 年 第四回公演「オセロー」 動員約 2000 名(3 回公演)
2008 年 第五回公演「十二夜」 動員約 2000 名(4 回公演)
2009 年 学生翻訳チームコラプターズ発足
      第六回公演「ハムレット」 動員約 3500 名(6 回公演)
2010 年 第七回公演「夏の夜の夢」動員約 3000 名(4 回公演)
2011 年 明治大学シェイクスピアプロジェクト 名称変更
      第八回公演「冬物語」 動員約3200 名(5回公演)


今年度の上演形態

公演作品: お気に召すまま(原題 『As You Like It』)
公演日程: 2012年11月9日、10日、11日
公演場所: 東京都千代田区神田駿河台 1-1
      明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン 3 階 アカデミー ホール(客席数 1192 席)
料金: 無料

詳細はこちらをご覧ください。

スタッフ


作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:米澤望(文学部4年)
監修:横内謙介(扉座)
舞台監督:村信保(劇団 キンダースペース)
舞台美術:上田淳子(日本大学芸術学部講師)
照明:塚本悟(ASG)
コーディネーター:井上優(明治大学文学部准教授)
         大林のり子(明治大学文学部准教授)


 

 
 

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