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郷さくら美術館 東京 現代日本画の精華 PartⅢ 2012年10月

(2012年10月05日記載)

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郷さくら美術館 東京
現代日本画の精華 PartⅢ
-郷さくら美術館収蔵品展-



下田義寛《モン・サン・ミッシェル》2001年
紙本着彩 165.3×303.5cm 郷さくら美術館蔵


牧 進 《菊日和》2001年
紙本着彩 170×360cm 郷さくら美術館蔵


林 潤一《瀧桜》2002年
紙本着彩 180×360cm 郷さくら美術館蔵

展覧会について


郷さくら美術館 東京では、2012年10月3日から「現代日本画の精華 PartⅢ」展を開催します。
同館のコレクションをテーマ別に紹介する展覧会シリーズの第3弾になります。
開館以来、好評の桜を描いた作品のみを展示した「桜の饗宴 vol.3」に加え、
国内外の様々な建築物を描いた「日本画にみる世界の建築」、
そして、色鮮やかな秋の花木画を集めた「秋の薫り」の3部によって構成されます。
屏風作品8点、100号を超える大作7点を含めた全38点により、
大画面の現代日本画を楽しむことができます。



展示構成(展覧会資料より)


(1)「桜の饗宴 vol.3」
日本を象徴する花として人々に愛される「桜」は、絵画になっても人気の高いモチーフのひとつであり、
これまでにも多くの画家たちが桜を描いた絵画作品を残しています。
現代の日本画家たちも、先達の仕事を乗り越えるべく、全国の桜の銘木や名所を取材しては、
手強いモチーフを絵画化することに挑戦しています。今回展示される栗原幸彦《春宵瀧桜》、
林潤一《瀧桜》、村田林蔵《瀧桜》は、どれもが「三春の瀧桜」を描いた屏風作品です。
同一のモチーフを描いた作品見比べることで、それぞれの画家たちの特徴や個性が、
どのように日本画になった「桜」の魅力を作り上げているかをお楽しみ頂けます。
他にも50号以上の「桜」の日本画作品10点が加わり、計13点を展覧します。

(2)「日本画にみる世界の建築」
日本画の表現の更なる可能性を求めた昭和生まれの画家たちは、新しい主題を海外に求め、
中国、インドはもとより、ヨーロッパ、アフリカ大陸と次々に海外へと取材の足を伸ばして行きます。
海外での取材によって制作された作品は、日本画でありながら異文化の事物が描かれているという
ある種の違和感を覚えつつも、観る者の視線を惹きつけます。
中でも、長い間その土地に存在している建築を描いた作品からは、
その建物と共に生きた人々の歴史の厚みが感じられ、
旧来の日本画では表現し得なかった物語が紡ぎだされています。
今回展示される世界の建築を描いた作品は、日本画でありながらも日本人とは文化、
慣習、宗教の異なる人々の多様な物語を語り掛けてきます。

(3)「秋の薫り」(秋の花木画)
四季折々に様々な表情を見せる自然の美しさを描いた作品は、
日本画の魅力を最大限に表現できる作品といえましょう。
伝統的に日本の画家たちは、自然界に存在する〈美〉を絵画化してきました。
私たちと同時代を生きる日本画家たちも、目前の自然をつぶさに見ることで、
四季折々の自然の微妙を看取し、先達によって表現され尽くしてしまったと思われるような
菊や紅葉等のモチーフを、現代に相応しい清新な日本画として見事に描き上げています。
秋色の鮮やかな日本画作品をご堪能ください。


 

現代日本画の精華 PartⅢ 郷さくら美術館収蔵品展

 

会期:2012年10月3日(水)〜12月2日(日)

※諸般の事情により会期が変更される場合があります。

開館時間:11:00〜18:00(最終入館17:30)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、火曜日

入館料:一般500円/大学生・高校生300円

シニア(70歳以上)400円/中学生100円

小学生以下無料(要保護者同伴)

※障害者手帳をご提示の方は半額になります。

アクセス:

東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅より徒歩5分

所在地:東京都目黒区上目黒1-7-13

問い合わせ:TEL03-3496-1771

http://satosakura.jp/tokyo/

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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