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興福寺創建1300年記念「国宝 興福寺仏頭展」 2013年09月

(2013年09月03日記載)

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興福寺創建1300年記念
「国宝 興福寺仏頭展」
-東京藝術大学大学美術館-



国宝「銅造仏頭」白鳳時代 興福寺蔵

展覧会について


奈良・興福寺の創建1300年を記念して9月3日から、東京藝術大学大学美術館(東京・上野)にて
「国宝 興福寺仏頭展」が開催されます。

展覧会では興福寺東金堂をテーマとし、同寺の代表的な名宝である国宝「銅造仏頭」(白鳳時代)をはじめ、
東金堂ゆかりの名品を展示。「仏頭」の眷属(従者)として造られた国宝「木造十二神将立像」(鎌倉時代)、
浮彫の最高傑作として有名な国宝「板彫十二神将像」(平安時代)の各12点、計24点が初めてそろって登場するほか、
法相宗に関わる至宝も展示。「仏頭」と同じ白鳳仏として、
東京・調布の深大寺所蔵の重要文化財「銅造釈迦如来倚像」も特別陳列され、
国宝25点、重要文化財31点など約70点の至宝が集う豪華な展示となります。
ヴァーチャル・リアリティー(VR)技術を使って、仏頭頭部の復元に挑むとともに、
同寺で進む中金堂再建事業についても紹介していきます。

また、同展覧会の音声ガイドナビゲーターは、
元宝塚歌劇団・宙組トップスターの大空祐飛さんが務めます。
仏頭大使のみうらじゅんさんといとうせいこうさんも特別出演します。
所要時間:約30分
当日貸出価格:500円(税込)


展示構成(展覧会資料より)


第1章 法相の教えと興福寺の絵画・書跡

興福寺では、遣唐使を通じて日本にもたらされた法相宗の教義が、
1300年の間、脈々と受け継がれてきた。インドから玄奘三蔵が伝えたという教義は
「唯識」という言葉に代表され、一切の事物は、人が認識する内容によって、
その存在が規定されている、という考え方が大きなテーマになっており、
この思想は現代でも色あせることがない。
会場では重要文化財「厨子入り木造弥勒菩薩半跏像」(鎌倉時代)や
2幅の「慈恩大師像」をはじめとする高僧たちの頂相(肖像画)のほか、
法相宗関連の書跡・絵画類も展示して、法相の深遠な世界にいざなう。


第2章 国宝 板彫十二神将像の魅力

「板彫十二神将像」は、平安時代(11世紀)の作。
かつては東金堂の薬師如来像の台座の周囲に配されていたともいわれている。
ヒノキのわずか厚さ3センチ前後の板を彫り、表情豊かでたくましく、
躍動感のある神将たちの姿を見事に描き出している。
きわめて高い技術力で制作された、我が国の浮彫像のなかで屈指の名品。
12点そろっての寺外での展示は、今回が初めて。
彩色は薄れてしまっても褪せることのない、作品の迫力を間近で感じることができる。


第3章 国宝 銅造仏頭と国宝 木造十二神将立像

平安末期、興福寺の堂衆たちが飛鳥の山田寺から運びこんだ巨大な白鳳時代の仏像(現仏頭)は、
東金堂の本尊として安置されました。15世紀初頭に火災に遭い、
現在は頭部のみが国宝館に残るが、「白鳳の貴公子」ともいわれる高貴な表情は、
見る角度によって厳しくも、またやさしくも見え、神秘的な魅力をたたえている。
また、現在も東金堂に安置されている国宝「木造十二神将立像」(鎌倉時代)は、
本尊・薬師如来の眷属(従者)として、その守護神の役割を果たしてきた。
仏頭が15世紀初頭の火災で本尊の座を新しい薬師如来に譲ってから、今日までそろって並ぶことはなく、
今回の展覧会での展示が、実に約600年ぶりの再会の場となる。


第4章 特別陳列 深大寺釈迦如来倚像ー白鳳の微笑みー

本展のメイン展示となる「仏頭」は、いかにつくられ、当初はどのような姿をしていたのか、
坐像なのか倚像なのか。手がかりとなる文書史料は現段階で見つかっていない。
本展では、東京・調布の深大寺から、同じ白鳳時代の仏像である重要文化財「銅造釈迦如来倚像」を特別出陳する。


興福寺創建1300年記念 「国宝 興福寺仏頭展」
ペアで5組に招待券プレゼント


興福寺創建1300年記念「国宝 興福寺仏頭展」のチケットを
エンタメターミナル読者の方、抽選でペア5組にチケットをプレゼントいたします。

応募方法:メールにてご応募ください
応募先メールアドレス:info★terminal-jp.com(★を@に変えてください)

メールタイトル:『興福寺創建1300年記念「国宝 興福寺仏頭展」』チケットプレゼント係
「エンタメターミナル」へのご感想と、応募する方のお名前をお書き添えの上ご応募ください。

当選者の発表はご本人への返信メールにて行わせていただきます。
携帯電話のメールで応募する場合は、受信設定をご確認ください。
期日までに確認の返信メールが届かない場合は当選無効となります。
会場などはこのページの一番下のインフォメーションにてご確認ください。

当選者の方には招待券を送付します。譲渡・転売等はおやめください。
プレゼント応募締め切り:2013年9月13日。



国宝「毘羯羅大将立像(木造十二神将)」鎌倉時代 興福寺蔵


国宝「伐折羅大将立像(木造十二神将)」鎌倉時代 興福寺蔵

 

興福寺創建1300年記念「国宝 興福寺仏頭展」

 

会期:2013年9月3日(火)-11月24日(日)

開館時間:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:毎週月曜日

(ただし、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)

9月17日、9月24日、10月15日、11月5日

会場:東京藝術大学大学美術館

観覧料:

一般1,100円、高・大学生600円

その他期間 当日券:一般1,500円、高・大学生1,000円

問い合わせ:ハローダイヤル 03-5777-8600

http://butto.exhn.jp/

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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