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『MOON SAGA-義経秘伝-第二章』製作発表 2014年04月

(2014年04月15日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
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原作・脚本・演出・主演:GACKT
『MOON SAGA-義経秘伝-第二章』製作発表に
GACKT、川崎麻世、悠未ひろ 登場

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MOON SAGAの物語・背景(公演資料より)

人間にはない異能力を持ち古来より人から崇め、恐れられてきた「物ノ怪」と、「物ノ怪」と交わり、その血と能力を受け継ぐ人の姿をした「者ノ不」。「人に非ざる者」という意味からそう呼ばれる「者ノ不」は次第にその数を増し、特殊な『チカラ』で人間を統治し始め、争いはやがて大きな戦に発展していった。

平安時代後期。前作で自らの異能力によって友を手にかけてしまった義経は悲しいかな、その能力故に兄頼朝の信頼を得、その命により平氏討伐の指揮を執る事になった。義経四天王と呼ばれる武蔵坊弁慶、伊勢三郎、佐藤嗣信・忠信と共に戦う将としての義経と自らの異能力を封じ込め唯単に人でありたいと願う義経の心の格闘を描きます。前作にも増して魅力あふれるキャラクターが縦横無尽に活躍する中、皆が良く知る源平の闘いをアーティストGACKTならではのタッチで描く。

「MOON SAGA」とは、GACKTが2002年以降から描き始めた物語。単純な読み物ではなく、楽曲や書籍、ライブや映画などで、随所に「MOON SAGA」の物語lこ登場する人物やス卜ーリーの1シーンがちりばめられてあり、散らばっているピースをファンにパズルのように組み合わさせ、物絡を完成させる<仮定させる>というプロジェクト。楽曲『MOON』、書籍『MOON CHILD 鎮魂歌【レクイエム】篇』、映画『MOON CHILD』など、MOONが付く、または関連するワードがあった場合、「MOON SAGA」の一部になることを示している。

舞台脚本はGACKT書き下ろしのオリジナル。今回は前作の続編として、前作物語の世界をさらなる高みへ飛躍させる。

演劇、映像、ダンスなど、舞台とエンタテイメントの融合が楽しめる演出。さらに、伝統を踏まえながらも新たな魅力を創造した舞台装飾と衣装は、小道具に至るまでGACKTの紡ぐ独自の世界を創出。


ヒロイン公開オーディション開催

物語のキーとなる女性キャラクター「陽和」役の公開オーディションを実施する事が決定。 詳細は公演公式ページをご覧下さい。2014年4月18日締め切り。http://moonsaga.jp/audition-info


製作発表が行われました(2014年3月31日)

挨拶順に掲載

◆悠未ひろ(平教経役)

906_002 悠未ひろでございます。平教経を演じさせていただきます。GACKTさんの作られる、スケール大きな世界観の中でこうして一員として参加できることを嬉しく思っております。精一杯がんばりますので、よろしくお願いいたします。




◆川崎麻世(平知盛役)川崎の崎という字は右側の上が立が正しい表記です
906_003 今回、平知盛役を演じさせていただきます川崎麻世です。GACKTとは、以前から友人でございます。色々とこれまでの舞台やライブなどを拝見させていただいています。その中で「いつか麻世さんと一緒にやれたらいいな」と言ってもらったことが、今回このように実現されるということで、大好きなGACKTワールドの中で、精一杯がんばっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。






◆GACKT(原作・脚本・演出・主演)
906_004 GACKTです。この『MOON SAGA-義経秘伝-第二章』をやるにあたって、かなり面白い舞台になると思います、素敵なキャスト、最高の演出、感動のドラマを観に来て下さる方たちに届けられるように、精一杯尽力します。楽しみにしていて下さい。


弁慶役の古本新乃輔が突然現れ、「ヒロインの陽和(ひより)役オーディション」のお知らせがありました。
陽和は物ノ怪で、募集要項には「年齢、国籍、性別 経験の有無すべて不問」となっています。

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―――オーディションについて

◆GACKT 
プロだけではなく僕らが知らないところにどれほどの才能が眠っているのか分からないので、
全ての才能が集まる場所を作ってもいいのではないかと、こういう形を取らせていただきました。
「陽和役」は、前作とはだいぶイメージが変わり成長した設定になります
妖艶であり、物の怪であり、美しく、人を魅了する存在です。
そんな人材が見付かればと思っています。

◆川崎麻世 
どんな挑戦者が出てくるかすごく楽しみですね。
僕も色んなオーディションを受けてきました。
国籍関係なくて美しいならうちのカイヤとか・・・(笑)
でもあまり一緒に長い時間いるとつらいか・・・(笑)。

◆悠未ひろ 
私も宝塚で男役をやってきましたので性別を超えるということに関しては慣れています。
もしもこのオーディションで女性役を男性が演じることになるとしたら、
私も女性でありながら男役をさせていただくので、初めての感覚になると思います。
せっかくこのような幅広いオーディションなので、
ぜひたくさんの方に受けに来ていただければいいなと思います。ぜひ一緒に舞台を作りましょう。

―――オーディションにはGACKTさんも立ち合うのでしょうか?
どこに重点をおきますか?物ノ怪の美女はどのようなイメージですか?


◆GACKT 
オーディションには立ち合おうと思っています。単純なオーディションではなくて、
どんな特技を持っているか、どんなことに自信があるか、などということを含めて見たいと思っています。
美しさは千差万別ですし、ああこの人だなというのは見れば分かると思うんです。
おそらく審査していても、この人だなと。言葉では言えないんですが、なぜか人を魅了してしまう部分、
とりこにしてしまう部分、ここを一番大切にしています。

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―――普段から親交がある川崎さん、宝塚退団後初の大舞台となる悠未さんに対する印象、期待していることは?
それを受けて、川崎さん、悠未さんからも一言ずつお願いします。


◆GACKT 
(川崎)麻世さんはプライベートでも自分にとって兄貴みたいな存在で昔から非常に仲良くしてもらってます。
ずっと以前から、こうやって同じ舞台に立てればいいなと思っていたので、
こういう形でタイミングが合って嬉しく思っていますし、どんな化学変化が起きるかなと楽しみにしています。
(悠未)ひろに関しては今日、初めてお会いしたんですが、思ったより背が高くて・・・ビックリして(笑)。
もしかしたら一番大きいんじゃないかと、さっきから思っていました(笑)。
今日会って、舞台でどういう男役になるのかと色々想像して駆け巡っています。
アクションシーンもかなり激しくなるので、
ツアーが終わるまでみんなが無事でいてくれたらいいなという気持ちです。

◆川崎麻世 
友だちとしては仲良くしてもらって、ボランティアも一緒にやったりしていたのですが、
こうやって同じ板の上で一緒に仕事するのは初めてです。
とにかくGACKTワールドが大好きで、あそこまで表現するということで、
かなりストイックな部分があるのも見ていて分かります。
僕は芸能生活37年くらいになりますが、やっぱり凝り固められてしまっている部分があると思うので、
新しいことにどんどんチャレンジするGACKTに身を預けて、この稽古中、公演中ははGACKTのことを
「先生」と思って、学びながら新しい自分を開拓していきたいなと思っています。

◆GACKT 
勘弁して下さいよ・・・(笑)。

◆悠未ひろ 
私も今日初めてGACKTさんとお会いして、すごいオーラにぼーっとしてしまっているのですが(笑)、
私は宝塚で女性としか舞台を作ったことがないので、男性と舞台に立つのは初めてです。
立ち廻りもアクションも本物の男性と男役として絡むので身体を作って
自分の役割りをしっかり果たせるように精一杯精進するのみだなと、いま痛感しております。

―――前回は木曾義仲や巴との戦乱の中での友情や愛が描かれていましたが、
今回は平家の2人と義経はどうなりますか?またメッセージは?


◆GACKT 
史実にはなっていない、表になっていない部分を、今回は表現したいなと思っています。
本当にこんな物語があるのではないか?史実なのではないか?というようなものを作っていきます。
この物語の中で言いたいことは、「未来は己の力で切り拓いていくもの」「未来は変えていけるもの」
これが今回のテーマになっています。

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ミュージカル

『MOON SAGA-義経秘伝-第二章』

 

原作・脚本・演出・主演:GACKT

 

東京公演

2014年8月8日~8月18日 明治座

 

大阪公演

2014年9月20日~9月29日 新歌舞伎座

 

名古屋公演

2014年10月10日~10月13日 日本特殊陶業市民会館フォレストホール

 

地方公演あり

 

主催:MOON SAGA-義経秘伝-製作委員会

協力:講談社/うぼん/ファミマ・ドット・コム/イープラス

 

お問い合せ先:

MOON SAGA-義経秘伝-舞台製作委員会(株式会社うぼん内)

03-5772-2335(平日11:00~18:00)

http://moonsaga.jp/

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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