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ミュージカル『天才執事 ジーヴス』
制作発表が行われました
story
教会のホールにて、主人公バーティ・ウースター(ウエンツ瑛士)が
演奏会を開こうとした矢先、
彼が使う予定だったバンジョーが消えてしまう。
バーティに仕える賢く冷静な執事ジーヴス(里見浩太朗)が、
観客を楽しませるために代わりに提案したのが即興劇。
バーティが友人たちの恋を成就させるため
悪戦苦闘した武勇伝を披露しようというのだ。
かくして、バーティの友人役として
演奏会のスタッフまでもステージに巻き込み、
ジーヴスが脚本家、演出家、舞台監督をこなすという即興劇の
狂想曲が幕を開ける。
キャスト
ウエンツ瑛士・・・バーティ・ウースター(有閑貴族)
高橋愛・・・スティッフィー・ビング(バセットの姪。小悪魔)
なだぎ武・・・サイラス・バッジ3世Jr.(アメリカの会社の御曹司)
右近健一・・・ハロルド・ピンカー(牧師。破壊魔)
エハラマサヒロ・・・ビンゴ・リトル(恋多き青年)
入来茉里・・・マデリン・バセット(バセットの娘。不思議ちゃん)
つぶやきシロー・・・ガッシー・フィンク=ノットル(草食系のイモリおたく。)
小原和彦
安福毅
舩山智香子
樹里咲穂・・・オノリア・グロソップ(バーティの元婚約者。肉食系女子)
モト冬樹・・・サー・ワトキン・バセット(裁判官)
里見浩太朗・・・ジーヴス(天才執事)
制作発表が行われました(2014年6月2日)
「CATS」「オペラ座の怪人」の
アンドリュー・ロイド=ウェバーと
超人気の劇作家アラン・エイクボーンが組んだ
最強のミュージカル・コメディー
日本初上演!!
制作発表が行われました
◆田尾下 哲(演出)
アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲、アラン・エイクボーン脚本・作詞です。アラン・エイクボーンは日本でも知られていますが、イギリスでは大変有名な作家です。イギリス喜劇らしいジョークが入っていて、そのひとつひとつに伏線があります。最初から最後の大団円まで無駄なことが全くない脚本になっています。ロイド=ウェバーらしいメロディーが出てくると同時に、アンダースコアと呼ばれているバックグランドミュージックはかわいらしく、ロイド=ウェバーはこんなにかわいらしい曲も書くんだなと。笑いと音楽があわさって楽しめる作品だと思います。
◆ウエンツ瑛士 (バーティ・ウースター役)
まずお話をいただいた時はミュージカルということで、歌いたかったものですから、ちょうど良かったです!(笑)音楽も素敵で、ノリも良く、日本語に訳詞してもテンポ良く進んでいくものになっているので、非常に楽しみです。僕と執事のタロウさん。すっかり仲良くなって里見浩太朗さんのことを、タロウさんって呼んでいるんですよ(笑)。この場所にいられるのも嬉しいですし、真ん中に座らせていただいているので、先陣をきって引っ張っていかなければと思っています。ユーモアいっぱいで、楽しい素敵な作品になると思いますのでご期待下さい。
◆里見浩太朗 (ジーヴス役)
私の芸能生活も56年ですが、その80パーセントが時代劇です。その私がミュージカル出演のお話をいただいた時には嬉しかったです。音楽も歌うことも好きです。ある面で、ミュージカルというものに憧れていました。憧れていたミュージカルの話が来て、台本を読んで、音楽を聴き、頭がどこかに分解して行ってしまいました(笑)。今はそんな感じです。先日ウエンツ君と箱根の温泉に行きました。稽古と本番長い間一緒にいることになるので、「裸の付き合いをしよう」と。温泉に二人で入って、呼び方も、「里見さん」とか「浩太朗さん」とかじゃなくて「タロウさん」って呼んでくれと。「ウエンツ君」というのもなんだから「えいちゃん」って呼ぶよって。これからどうやって歌や英語の役名を頭に入れようかと思っておりますが、みなさんがお客さんを呼んでくださり、頑張らなきゃいけないぞと思わせてくれないと。ということで(笑)、どうぞよろしく。
◆モト冬樹 (サー・ワトキン・バセット役)
裁判官の役です。正義感があって頑固者で、でも娘にはメロメロです。ウエンツ君が嘘をつき始めるもとになるパートです。イギリスのコメディ、上質でひとりひとりのキャラが際立っていてとても面白いミュージカルなので、やっていて楽しいです。お二方の話を聞いていて、これは大丈夫だなと。ウエンツ君はぴったりですし、里見さんは時代劇のイメージがありますが、普段はダンディーです。樹里ちゃん我々も温泉に行こうか、あそういう話じゃない?(笑)素晴らしいミュージカルになると思います。よろしくお願いします。
◆樹里咲穂 (オノリア・グロソップ役)
ウエンツさん演じるバーティの元婚約者で貴族の娘と聞いたら、花が咲いたようなイメージで、「え?娘を私が?」と夢見心地でおりましたが、原作を読んだらオノリアという女性は大変大柄で、見た目はミドルウェイト級のボクサーのようだと書いてありまして。思っていた貴族の娘のイメージとだいぶ違いました(笑)。頭脳明晰、スポーツ万能、バーティと婚約していた時期は彼を振り回すような活動的で、心の中は少女のような女性です。見た目は肉食系、心の中は乙女というギャップを楽しんで演じられたらいいなと思っております。
▲制作発表でも意気込み十分なお二人!
▲執事が出てきそうなお部屋での会見となりました。
▲舞台初主演のプレッシャーをはねのけ、さすがなコメントに場内爆笑。
▲早くも役作りしている執事がかしこまって・・・
▲温泉で裸の付き合いをしてきたというウエンツさん、里見さんに負けじと、モトさんが樹里さんに・・・(笑)
▲肉食系女子という役どころに挑む樹里さん。ウエンツさんとの掛け合いも楽しみです。
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