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新橋演舞場 初春花形歌舞伎『石川五右衛門』 市川海老蔵初日を迎えてのコメントが到着 2015年01月

(2015年01月03日記載)

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新橋演舞場 初春花形歌舞伎『石川五右衛門』
市川海老蔵初日を迎えてのコメントが到着しました

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▲提供写真

公演について(資料より)


天下に轟く大泥棒、石川五右衛門に、市川海老蔵が新たな視点で挑んだのは平成21年8月。
原案となるストーリー作りに、人気漫画「金田一少年の事件簿」「神の雫」や
ドラマの原作者として活躍する樹林伸を迎え、従来の五右衛門作品とは違った構想で、
新橋演舞場にて『石川五右衛門』として上演。その斬新な物語と、
スケールの大きな舞台は大きな話題を呼び、平成24年には名古屋・御園座での
再演も果たしました。

ふたたび樹林伸とタッグを組む今作品は、まず前作で描かれた物語を凝縮して
お見せし、続いて、五右衛門が中国大陸に渡っての新たな冒険譚を、舞台機構を駆使して、
ダイナミック、かつ大きなスケールで展開致します。宙乗りや、大海原での立廻り、
龍との戦いなど見どころも満載です。

また、歌舞伎で石川五右衛門といえば『楼門五三桐』に出てくる
「絶景かな、絶景かな」の台詞が有名ですが、
今作ではその「絶景かな」を言う場面が2つ登場。
南禅寺の山門での1度目に続き、海老蔵が「想像を超えるものにしたい」という
2度目の「絶景かな」にも注目です。

平成24年の幕開けを飾るにふさわしい壮大で豪華な舞台が、
大勢のお客様の溢れる熱気とともに、新橋演舞場で幕を開けました。 

<『石川五右衛門』(いしかわごえもん)配役>
   
石川五右衛門 市川海老蔵
ワンハン 中村獅童
豊臣秀吉 市川右近
加藤段蔵/悪龍の精 市川猿弥
女将軍櫻嵐女 市川笑三郎
侍女花里 大谷廣松
ヌルハチ 道行改め市川九團次
アイ将軍 片岡市蔵
局押小路 市川右之助
前田利家 市村家橘
茶々 片岡孝太郎

初日を迎え、出演者のコメントが到着しました(2015年1月2日)

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▲提供写真

◆市川海老蔵
今日1月2日、『石川五右衛門』(いしかわごえもん)の初日を迎えました。
初演(平成21年8月新橋演舞場)に引き続き、樹林伸さんと一緒に
歌舞伎を創れたことを嬉しく思います。

今回は再演ということではなく、前回の物語を前半にぎゅっと凝縮し、
そのあとに五右衛門が大陸に渡り、ヌルハチ伝説を築いていくという、
前作では描かれなかった物語を展開します。前回の『石川五右衛門』は
父と子の物語でしたが、今回はそれに加え、友情や恋、親子の情愛という
歌舞伎ならではの題材が、樹林さんの手によって新たに描かれています。

さらに今回は、五右衛門を代表する台詞「絶景かな」を言う場面を2つ作りました。
一度目は南禅寺の山門で。二度目の「絶景かな」を五右衛門はどこで言うのか、
あの「絶景かな」を超える「絶景かな」とはどんなものか…。
それはぜひ劇場でご覧ください。

(片岡)孝太郎のおにいさん、(中村)獅童さん、(市川)右近さんをはじめとする出演者、
原作の樹林さん、演出の藤間勘十郎さんをはじめとするすべてのスタッフと力を合わせ、
よりよい作品にするため、大晦日まで稽古を重ね、切磋琢磨してまいりました。

この『石川五右衛門』は、五右衛門らしさがとても出ていますし、
その面白さは前回を超えています。面白くて、わかりやすくて、お正月に観るには最高の作品です。
歌舞伎を観たことのない方にもぜひご覧いただきたいと思っております。
25日の千穐楽まで一生懸命勤めますので、皆様、どうぞ新橋演舞場にお足をお運びください。

 

 

松竹創業120周年

初春花形歌舞伎『石川五右衛門』

 

日程:2015年1月2日(金)~25日(日)

会場:新橋演舞場

 

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/2015/01/post_58.html

 

 

 
 

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