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宝塚歌劇宙組公演 ミュージカル『TOP HAT』
朝夏まなと　実咲 凜音　囲み取材

公演について（資料より）

Music & Lyrics by Irving Berlin
Based on RKO’s Motion Picture
Book by Matthew White & Howard Jacques
Based on the Screenplay by Dwight Taylor & Allan Scott
Presented by Arrangement with RKO Pictures LLC, Warner Bros. Theatre Ventures Inc. and the Irving Berlin Music Company
Originally Produced on the West End Stage by Kenneth H. Wax
脚本・演出／齋藤 吉正

映画史上最高のダンシング・ペアとされるフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースが共演した
ミュージカル映画の代表作。1935年に公開された映画をもとに、2011年にイギリス国内ツアーで初演されて以降、
ウエスト・エンドでも上演される等、世界中で多くの人から人気を集めているミュージカルで、
日本では初上演となります。音楽は「ホワイト・クリスマス」や「ゴッド・ブレス・アメリカ」の作詞・作曲で有名な
アーヴィング・バーリンが手掛けており、ハリウッドの黄金時代の魅力が詰まった作品です。

ブロードウェイダンサーのジェリーが、同じホテルに滞在するデイルと出会う。
一時は心を通じ合わせる二人だが、ジェリーのことを友人の夫だと勘違いしたデイルは、
当てつけに他の男と結婚してしまう。あわてて後を追ったジェリーだが…。

なお、本公演は朝夏まなとのトップお披露目公演となります。

初日囲み取材が行われました。（2015年4月4日）

◆朝夏まなと





◆実咲凜音





―――名作映画があり、その後舞台版があり、今回宝塚版ということで、
宝塚の男役として、娘役として、どういう魅力を発揮していこうと思いますか？

◆朝夏まなと

やはり男役が追求していくものと、女性が憧れる男性像をリアルに体現できるのが
宝塚の素晴らしさだと思っておりますので、
男役としてのロマンチック（な部分）さや、甘さというものを、
私の役ジェリー・トラバースとして出していきたいな、という思いで演じています。

◆実咲凜音

映画のジンジャー・ロジャースさんのダンスを見させて頂いて、素敵な方なので
真似をさせていただくところプラス、やはり宝塚でやらせていただくので、
私たちの知っているダンスやお衣装の着こなしやさばき方など、
今まで自分が身につけてきたことを生かしながら出来たらいいなと思っております。

―――見どころを教えてください。

◆朝夏まなと

やはりダンス、歌、お芝居、タップ（ダンス）と、
いつも私たちが言う三拍子プラスタップというところですね。
そういう要素がこの作品の中で上手くストーリーに
組み込まれていて、そしてまた個性的なキャラクターが沢山出てくる中で、笑いあり、
ちょっとホロッとするところあり、そして誤解が溶けて、皆がハッピーになるという、
全てのエンターテインメントの要素が詰まった作品だなと挑戦して改めて思いました。

―――タップはかなり練習されたのですか？

◆朝夏まなと

はい！（笑）そうですね。本間憲一先生がわかりやすく教えてくださって。
振り付けがフレッド・アステアさんが映画でされてる振りを舞台版にしてくださって、
ちょっと華やかに見えるようにオーバーめな振りを付けてくださったので、
なんとか自分のものにしてやる！という気持ちで臨みました。

―――今回、トップお披露目ということもあって、
気合いが入るところはありましたか？

◆朝夏まなと

私がトップになるからというわけではなく、この作品がすごく難易度が高いというか、
私たちにとっても挑戦でしたし、イギリスでも同じミュージカルをされているので、
それを実際に観させていただいて「これはすごい作品だな」と改めて思ったので、
それに挑戦する意気込みの方が強かったです。
でも、このチームをまとめるという意味では、自分がトップとして、という気持ちもありました。

◆実咲凜音

自然に、朝夏さんの真っ直ぐ取り組まれる姿だったり、お人柄に助けられ、
皆本当に、真ん中に向かって一生懸命お稽古を頑張りました。舞台に乗ってからも、
楽しくエンジョイしている雰囲気が伝わるので、そのままお客様に、
これが今の宙組ですというのが、伝わるのではないかなと思います。

―――尊敬する先輩ということでしょうか？

◆実咲凜音

そうですね。お芝居だったり、ダンスだったり、
尊敬する上級生の方でもあり、相手役さんでもあり、特別な方です。
舞台に対して真っ直ぐな熱い思いを持っている方なので、私もそれに付いて行こうと思っています。

◆朝夏まなと

付いて来てくれています！

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