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ミュージカル『ジキル&ハイド』舞台写真 2016年03月

(2016年03月08日記載)

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ミュージカル『ジキル&ハイド』舞台写真

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公演について(資料より)

2001年日本初演、2003年、2005年、2007年と、鹿賀丈史主演による過去四度の公演で日本ミュージカル界に新たな伝説を刻んだ傑作ブロードウェイ・ミュージカル「ジキル&ハイド」。2012年3月に、新たなジキル&ハイド役にミュージカル界のプリンス石丸幹二を迎え、人間の持つ“光と影”、“表と裏”を描いた衝撃のミュージカルが、熱いご要望により再び幕を開けました。

ミュージカル界屈指の歌い手3人の夢の競演が実現

人間の深淵に潜む闇を描いたR・L・スティーブンソンの余りにも有名な原作「ジキル博士とハイド氏」を、「ビクター/ビクトリア」で有名な作詞家L.ブリカッス氏の作詞とフランク・ワイルドホーンの荘大かつ流麗な音楽により、余すところなくミュージカル化した伝説の大ヒット作品『ジキル&ハイド』。医師として理想を追求するも、分裂する人格を制御しきれず、愛と欲望の挟間で深く苛まれるという難役に挑む石丸幹二、複雑な思いを胸にハイド氏の凶暴な人格に心惹かれる妖艶な娼婦ルーシー役を演じる濱田めぐみ、ジキル氏の婚約者であり一途に彼を愛する可憐な姿が切ないエマ役には笹本玲奈と、日本ミュージカル界で屈指の歌唱力を誇る3人の夢の競演が再び実現、そしてミュージカル界屈指の実力を備えた共演者により、2016年の伝説のミュージカルが復活致します。

珠玉の名曲で綴られる現代に通じるストーリー

楽曲を聞いただけで虜になってしまう、これこそまさに心奪われる名曲のオンパレードミュージカル。その中でも、ジキルが歌う、名曲中の名曲「時が来た」は、R&B界のクィーンであるホイットニー・ヒューストンの世界的ヒット曲「ブロークン・ハーツ」を手がけたF.ワイルドホーンならではの躍動感と格調の高さが溶け込み、人生最大の決意に直面したジキルの感情の高まりが見事に表現されています。さらに、ルーシーが歌う情熱的な歌「連れてきて」と、切ない女心を歌い上げる「あんなひとに」、そしてこの2曲に加え、ピュアな気持ちを余すところなく表現した「新たな生活」に観客はぐいぐい引き込まれていきます。

また、権力の横暴が入り乱れる「理事会」のシーンで、歌が効果的に使われたり、ハイドが次々と殺戮を繰り返す恐怖を、群集が歌いつなぐ「事件、事件」などは、歌がいかにサスペンスを高めるのに効果的かを見事に証明してくれています。圧巻なのは、特殊な効果を一切使わず、自らの肉体だけで二つの心の葛藤を表現した「対決」は、舞台の醍醐味であるライブ感を堪能させてくれる1曲です。これほどまでの名曲で構成されたミュージカルは、ほかに類を見ません。本来、ミュージカルが持つロマンチシズムやダイナミズムもしっかり刻んだこの舞台は、まさに、21世紀型ミュージカルです。


ストーリー

1888年秋、ロンドン。医者のヘンリー・ジキルは、セント・ジュード病院の最高理事会に臨んだ。長年研究を続けてきた、「人間の善と悪を分離する薬」の人体実験の許可を得るためだった。すべては精神のコントロールを失った父を救うため。ひいては人類の幸せと科学の発展にも寄与できるとジキルは確信するが、婚約者エマの父ダンヴァース卿、そして友人のアターソンから「死神よりも危険な理論だ」と忠告される。二人の危惧は的中、上流階級の面々が集う理事会で、ジキルの要求はほとんど一方的に却下された。

その夜、リージェント・パーク地区のダンヴァース卿邸では、ジキルとエマの婚約パーティーが開かれた。そこに出席した理事会のメンバーは、この婚約を快く思ってはいない。なかでも、秘書官のストライドはエマに結婚を考え直すように迫るが、エマとジキルは強い愛情の絆で結ばれていた。 パーティーを逃れ、ジキルはアターソンに誘われるまま、カムデンタウンにある娼館も兼ねるパブ“どん底”を訪れる。そこには蠱惑的な娼婦ルーシーがいた。その場の雰囲気にとまどっているジキルに、ルーシーは甘くささやく。「私で試してみたら?」その言葉に、ジキルは自ら開発した薬を“自分の身体で試す”という解決法を見出す。

ハーレー・ストリートの自宅に戻ったジキルは薬を服用。ほどなく体に異変が起こる。頭痛、恍惚感、痛みが全身を貫き、呼吸困難に・・・。ジキルの心と体は、エドワード・ハイドに変わった。「自由だ!」-ハイドは叫び、ロンドンの夜の闇の中へ出てゆく。 それから1週間。ジキルはエマやアターソンとも会おうとしなかった。ある日、ルーシーの体の傷を治療した彼は、加害者がハイドであることを知り、愕然とする。いっぽう街中では理事会のメンバーが次々に惨殺されていった。エマとの結婚式が近づく中、ジキルは、ハイドをほとんど制御できなくなってゆくのを感じていた。 アターソンにすべてを打ち明けた彼は、ルーシーの身を案じ、「ロンドンからすぐに立ち去るように」との手紙を託すのだった・・・。

舞台写真

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ミュージカル『ジキル&ハイド』

 

原作: R・L・スティーブンソン

音楽: フランク・ワイルドホーン

脚本・詞: レスリー・ブリカッス

演出: 山田和也

上演台本・詞: 髙平哲郎

 

【東京公演】

2016年3月5日(土)~3月20日(日)

会場:東京国際フォーラム ホールC

ほか、公演地あり

http://www.tohostage.com/j-h/

 

 

 
 

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