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ミュージカル『ビューティフル』囲み取材・舞台写真 2017年07月

(2017年07月27日記載)

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ミュージカル『ビューティフル』囲み取材・舞台写真

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公演について(公演資料より)

“A NATURAL WOMAN”、“YOU’VE GOT A FRIEND”等で世界的に知られ、絶大な人気を誇るアメリカのシンガーソングライター、キャロル・キング。2013年、彼女の波乱万丈の半生を数々の名曲と共に描いたミュージカル『ビューティフル』が誕生しました。
『ビューティフル』はブロードウェイで幕を開けるやいなや大評判となり、2014年には演劇界最高峰のトニー賞主演女優賞をはじめ、2015年にはグラミー賞やイギリスのオリヴィエ賞などを受賞。現在もブロードウェイだけでなく、全米ツアーやロンドン公演など、各地でロングランを続け、多くの観客に愛されています。この度、満を持して日本版の初上演が決定しました。
主演は、2009年に声優として史上初のNHK紅白歌合戦出場&アルバムがオリコンチャートNO.1を獲得、声優・歌手・ナレーターとしてマルチに活躍する水樹奈々と、2003年 デビュー曲『Jupiter』がミリオンヒットし、その後数々の大ヒット曲を世に送り出し、2014年にはミュージカルのヒロイン役で初舞台に挑戦し話題を呼んだ平原綾香の、豪華Wキャストが実現!また共演には、中川晃教、伊礼彼方、ソニン、武田真治、剣 幸という、ミュージカル界の錚々たるスター達が勢揃いします。
そして、音楽評論家の草分け的存在であり、多くの大ヒット曲の作詞・訳詞を手掛けてきた湯川れい子が訳詞を務めます。 2017年夏最大の話題作、ミュージカル『ビューティフル』に是非ご期待ください!

STORY

ニューヨークに住む16歳のキャロル・キング(水樹奈々/平原綾香)は、教師になるように勧める母親のジーニー(剣 幸)を振り切って、名プロデューサーのドニー・カーシュナー(武田真治)に曲を売り込み、作曲家への一歩を踏み出す。やがて同じカレッジに通うジェリー・ゴフィン(伊礼彼方)と出会い、恋に落ちた二人はパートナーを組み、キャロルが作曲、ジェリーが作詞を担当するようになる。ほどなくしてキャロルは妊娠、結婚した二人は必死で仕事と子育てに奮闘する。
同じ頃二人は、ドニーがプロデュースする新進作曲家と作詞家のコンビ、バリー・マン(中川晃教)とシンシア・ワイル(ソニン)と良き友人となり、互いにしのぎを削り、ヒットチャートの首位を争うようになる。
数々のヒットを放ち、全てが順調に進んでいるかのように思われたが、ヒット曲を書き続けなければならないという焦燥感から、ジェリーは精神的に追い詰められるようになり、奇怪な行動や浮気を繰り返すようになる。キャロルはやり直そうと試みるが、すでに手遅れだった。
28才で二人の子持ちのシングルマザーとなってしまったキャロル。しかし、彼女はくじけることなく人生を切り拓いて行く。ロサンゼルスへ移住した彼女を待ち受けていたのは、まったく新しい門出だった――。

囲み取材(2017年7月24日)

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―――初日を前に、現在の心境を。

◆水樹奈々 (キャロル・キング役)
ついにこの日がやってきたと、緊張と興奮と色々な思いでテンションが上がりまくっている状態です。私の人生初のミュージカル出演なので、この初日が初舞台となります。初めてだからこそ出せる思い切りの良さや勢いで、全力投球でとにかく自分を信じて頑張りたいなと思っています。

◆平原綾香 (キャロル・キング役)
ついに帝国劇場生活が始まると思うとワクワクし、この舞台は初めてなのですごく興奮しています。帝国劇場に入ったときに圧倒されて、何かがいるなという感覚でした。いい意味でのファントムみたいな、劇場の神様がいる感じがして・・・まだお会いはしていないのですが・・・(笑)、そういうパワーを感じるすごく素晴らしいステージだなと思います。そのパワーを感じながらお稽古をしています。慣れないことばかりですが、信頼のおける最高の仲間と一緒に頑張っていますので、この夏しっかりと、いい歌とお芝居をお届けしようと思っています。ぜひ皆さん来てください。

◆中川晃教 (バリー・マン役)
キャロル・キングが生み出した名曲たちを、この物語の中でたくさん聴けるのですが、僕の演じる作曲家のバリー・マンと、未来の妻になるシンシア・ワイルの二人が生み出していった名曲たちも、この物語の中にたくさん溢れています。音楽、音楽、音楽、これがミュージカルのひとつの醍醐味かなと思いますが、一方でこの物語は、作詞・作曲家といったクリエイターたちの、音楽が生まれるまでの苦悩、物語も描かれています。その両面を早くお客さまに感じて頂きたいです。

◆伊礼彼方 (ジェリー・ゴフィン役)
僕はふたりのキャロルと対峙している時間が長く、二人がまるで全然違うキャロルで、彼女たちが抱えている興奮、高揚に僕も鼓舞されて、激しく脈打っています。今まで帝国劇場で、僕は実働20分までしか立ったことがないので、二人のおかげで初めて20分以上、帝国劇場のステージに立たせていただきます(笑)。『エリザベート』と、『王家の紋章』では、実動で20分くらいの出番でしたが、今回は2時間以上です。意気込んでいます。

◆ソニン (シンシア・ワイル役)
この帝国劇場ではここ最近はミュージカルばかりで、あまりストレートプレイはやっていないと聞きました。私自身も、帝国劇場に立つ時は、ミュージカルとしての音楽がたくさんあって、歌い上げることの多い作品に出てきていますので、今ブロードウェイのスタッフと日本のスタッフとで、お客さまからどんな反応が返ってくるんだろうと思いながら力をあわせて試行錯誤しながら作り上げ、ドキドキワクワクしながら私も稽古をしています。帝国劇場での新しいパフォーマンスを観られるんじゃないかなと思っているので、お客さまの反応がすごく楽しみです。この1ヵ月、いい意味でどんどん変化していくんじゃないかなと思っていますので、多くのお客様に観に来ていただければと思います。

◆武田真治 (ドニー・カーシュナー役)
帝国劇場というのは、ミュージカルや演劇を志すものとして最終目的地と言っていい位の場所です。聖地とも言われるところで、この夏1ヵ月間舞台に立たせていただける喜びと興奮に溢れております。おごそかに最終稽古に臨んでおります。トニー賞も獲ったこの作品、海外からのスタッフをお招きして、日々ブラッシュアップしてまいりました。キャロル・キングとジェリー・ゴフィン、バリー・マンとシンシア・ワイルのラブストーリーとあわせて、アメリカの音楽史、世界のポップス史を彩った楽曲と共ににこの物語を楽しんで頂けると思います。

◆剣 幸 (ジーニー・クライン役)
今まで色々なミュージカルをやってきていますが、ミュージカルというのは、ミュージカルのために書かれた曲で構成されていて、場面のつながりなども、ものすごく考えられて曲が作られています。でも今回はキャロル・キングが自分の人生にあわせて、その都度作っていった曲をまとめたら彼女の人生になったというところが、今までのミュージカルとは違います。私はキャロルと同じ時代を生きた人間ですが、あの時代はこうだったなと髣髴とさせるところもあり、それがひとつの素晴らしい作品としてまとまっているのがすごいことだなと思います。キャロルの音楽をよくご存知の方は懐かしいと思うでしょうし、知らなかった方々もキャロル・キングってこういう人生を歩んだんだと分かって頂ける、楽しいミュージカルだと思います。そして今ここにいる皆さんが、今の若さとキャロル・キングを掛けあわせた魅力があります。またアンサンブルの皆さんも本当に素晴らしいです。どこをとっても楽しめる作品ですので、是非いらしてください。

舞台写真(提供写真)

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ミュージカル『ビューティフル』

 

日程:2017年7月26日~8月26日

会場:帝国劇場

 

公式サイト

 

 

 
 

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