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『ローマの休日』開幕 2017年07月

(2017年07月27日記載)

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
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『ローマの休日』開幕

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(撮影:岸隆子(Studio Elenish))

公演について(公演資料より)

第36回菊田一夫賞 受賞作品、待望の再々演!!

誰もが知っているこの「ローマの休日」は、1953年ウィリアム・ワイラー監督により
製作されたアメリカ映画で、あのオードリー・ヘップバーンを一躍スターにした
世紀を越えて愛され続けている最高映画です。

舞台版では、映画と視点を変え、当時の時代背景を元に新聞記者ジョーの背景には、
冷戦時代にアメリカで起こった赤狩りの被害にあいハリウッド・テンの一人であった
ダルトン・トランボ(ローマの休日の脚本家)を投影することにより、ジョーの生い立ちや人生を
しっかりと捉え人物をより深く描き出し、アン王女が自らの意思で祖国のために生きていくという選択をし、
さらに女性として王女として目覚めてゆく過程が彼女の魅力を一層引き立てます。
また、ジョーと彼の友人、カメラマンのアーヴィングのコンビネーションは男同士だから
分かり合える胸のうちをあたたかく描いています。

映画より凝縮された舞台空間で、アンとジョーの恋愛模様、ジョーとアーヴィングの友情、
アンの女性としての成長、それぞれの役の人間性を感じて頂ける舞台です。

王女として、また一人の女性として成長したアン、
全てを理解しジョーを見守るアーヴィング、
最後に一人で去っていくジョーの後ろ姿が物語る彼の人生とは…

個性あふれる実力派キャストと、一流スタッフで贈る舞台版「ローマの休日」

役者として一段と成熟した3名が演じる不朽の名作を見逃せません。

どうぞご期待ください!

STORY

1950年代のイタリア・ローマ。新聞記者のジョーはある夜、街角のベンチで横たわる風変わりな娘を自宅に泊めざるを得なくなった。渋々面倒を見ていたが、翌朝になって驚愕!なんとその娘はヨーロッパ各国を歴訪中のアン王女その人だった! 束の間の自由を求め、身分を隠し密かに大使館を抜けだしてきた王女に悟られぬよう、カメラマンで親友のアーヴィングと特ダネを取ろうと企てるジョーであったが、永遠の都・ローマで自由と休日を活き活きと満喫するアンにいつしか心惹かれ始める。王女もまた、ジョーに惹かれていくが・・・

舞台写真(撮影:岸隆子(Studio Elenish))

2010年初演のストレート・プレイ版『ローマの休日』。
出演者は3人のみという意表をつくアイデアの元に作られた本作品は、舞台ならではの大胆な演出と、
映画の世界観を生かした繊細な演出により、幅広い年代のお客様から好評を頂き、
脚本・演出のマキノノゾミが第36回菊田一夫演劇賞を受賞、2012年に再演も致しました。
今回は、絶賛を浴びた初演キャスト3名が7年ぶりに再集結、一層深みの増した演技で、
ジョーとアン王女の淡くせつない恋愛模様、ジョーとアーヴィングの熱い友情、そして3人の人間ドラマをお届け致します。

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出演者初日コメント

◆吉田栄作
7年ごしの作品で、再再演の公演に出演出来てとても嬉しいですし、
舞台の上で生きれることに感謝の気持ちが尽きません。是非舞台上で生きている私達を観に来てください。

◆朝海ひかる
お稽古場の空間から、一気に舞台という空間が広がり、そしてお客様にご覧頂き、一気に初演の興奮が蘇りました。
「ローマの休日」は不朽の名作であると、今改めて実感しています。

◆小倉久寛 
本日はありがとうございました。舞台の初日というのはいつも緊張してしまうんです。
他のキャストも表には見せませんが、すごく緊張していると思います、まあ3名ですけれども(笑)。
ですが大阪のお客様につつまれて初日を乗り切ることができました!

 

『ローマの休日』

 

オリジナル脚本:イアン・マクレラン・ハンター/ジョン・ダイトン

原作:ダルトン・トランボ

演出:マキノノゾミ

脚本:鈴木哲也/マキノノゾミ

 

大阪公演

2017年7月26日(水)~7月27日(木)

会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

 

東京公演

日程:2017年7月30日(日)~8月6日(日)

会場:世田谷パブリックシアター

 

公式サイト

 

 

 
 

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