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宝塚歌劇 月組公演『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 珠城りょう、愛希れいか 囲み会見 2018年10月

(2018年10月19日記載)

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宝塚歌劇 月組公演
三井住友VISAカード ミュージカル『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』
珠城りょう、愛希れいか 囲み会見

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公演について

三井住友VISAカード ミュージカル『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』
脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ
音楽/シルヴェスター・リーヴァイ
オリジナル・プロダクション/ウィーン劇場協会
潤色・演出/小池 修一郎

Original production: Vereinigte Bühnen Wien GmbH
Worldwide Stage Rights: VBW International GmbH
Linke Wienzeile 6, 1060 Vienna, Austria
international@vbw.at www.vbw-international.at
ORIGINAL PRODUCTION BY VBW VEREINIGTE BÜHNEN WIEN

1996年の初演以来、独創的なストーリーと、
美しい旋律で彩られたミュージカル・ナンバーで多くの人々を魅了してきた『エリザベート』。
上演回数は1000回を超え、観客動員数240万人を記録するなど、
名実ともに宝塚歌劇を代表する人気ミュージカルとなりました。
宝塚歌劇において記念すべき10回目の上演となるこの度の月組公演では、
作品毎に着実な進化を遂げている珠城りょうがトート役に、
この公演での退団が決まっている愛希れいかがエリザベート役に挑み、
新たなる『エリザベート』の歴史を刻みます。

舞台稽古前に囲み取材が行われました。(2018年10月19日)



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◆珠城りょう
今日、東京公演初日を迎えます。
一ヶ月という短い期間ではございますが、今の月組だからこそできる『エリザベート』を
お客様へお届けしたいと思っておりますし、今回10回目の節目の公演でもありますので、
『エリザベート』という作品への思いも大切に胸に留めながら公演を務めて参りたいと思います。

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◆愛希れいか
私ごとではありますが、この公演で宝塚歌劇団を退団させていただきます。
最後の日まで、皆様への感謝の気持ちを忘れずに精一杯務めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

―――何度も上演されている『エリザベート』ですが、
ご自身が取り組まれて改めてここがすごいと思うところはどこですか?


◆珠城りょう
作品を作り上げていく段階で色々な発見があったのですが、個人としてはトートは、こんなに感情表現していい役なんだと。
どうしても“死”というイメージがあったので、自分の中ではスッとしたクールな印象があったのですが、
今回、小池先生が、トート、エリザベートそしてフランツの恋模様として三角関係を見せて、
トートの心情の流れをわかりやすく表現して欲しいと言うことをおっしゃっていたので、
それによってトートという役に対しても『エリザベート』という作品に対しても、
今まで持っていた見方が私は変わりました。

◆愛希れいか
私自身この作品がすごく好きなのですが、この作品を作ってくださっている小池先生はもちろん、
作曲家のシルヴェスター・リーヴァイさんや皆さんが『エリザベート』という作品を好きで、
愛して思いを込めて作ってくださっているんだなということをすごく感じて、そこにすごく感動しました。

―――自分ならではのトートもしくはエリザベートはここだ!というところはどこですか?

◆珠城りょう
一言で表すのはとても難しいのですが、自分がこの役を作っていく上で、
トートも今まで歴代の方が色々なキャラクターと個性で演じてこられたと思うのですが、
私は身長もありますし、男らしい男役と言っていただくことが多かったので、
黄泉の帝王である帝王感とか絶対的存在であるということを力強く出せたらいいなと思っています。
その中で小池先生からの助言もあったように感情を表現するということで、静と動の差、
クールに息を潜めているところとエリザベートや他のキャストに対して感情をあらわにしていくところの差を
明確に表現できたらいいなと思いながら演じています。

◆愛希れいか
私らしさとは何だろうなと思いながらやっていますが、小池先生が制作発表の時に言ってくださった
強さと儚げな弱さという部分を自分でも意識して作りました。

―――お二人での集大成ということなので、それを踏まえて意気込みを教えてください。

◆珠城りょう
『エリザベート』という世界観の中で、役として生きるというところに集中しているのですが、
いつも私も愛希も舞台に対して心を大切に作っていこうと思っていて、
それを意識的にやろうということではないのですが、お互いの気持ちや舞台を作る月組の仲間との気持ちの共有ということを
(どの作品でも)すごく大切に作ってきたので、今回この作品で彼女との集大成を飾ることができるので、
私たちが今まで大切にしてきたものを最後に皆様にお見せするのにすごく良い作品だったのではないかと思いまし、
そこが伝えられるように千秋楽まで彼女と良い作品をお客様にお届けしていきたいと思います。

◆愛希れいか
私は最後まで付いて行きたいというのが1番なの思いです。
この作品の中でも、トートは自分にとって怖い存在ではあるのですが、
守ってくれているという言い方はちょっと違うかもしれませんが、
ずっと常に側にいてくれるという存在で、最後の昇天のシーンで(トートの胸に)飛び込んでいけるというのは、
何だかとても不思議ですが、すんなり安心してそこへ行けるというのは、この作品で本当に良かったなと思います。

975_0001

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宝塚歌劇 月組公演

三井住友VISAカード ミュージカル

『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』

脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ

音楽/シルヴェスター・リーヴァイ

オリジナル・プロダクション/ウィーン劇場協会

潤色・演出/小池 修一郎

 

日時:2018年10月19日(金)~ 11月18日(日)

会場:東京宝塚劇場

 

公式サイト

 

 

 
 

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