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宝塚歌劇団 花組『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』『シャルム!』明日海りお、華 優希 囲み取材 2019年10月

(2019年10月20日記載)

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宝塚歌劇団 花組『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』『シャルム!』
明日海りお、華 優希 囲み取材

公演について(リリースより)

三井住友VISAカード シアター
Musical 『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
作・演出/植田 景子

“青い薔薇”この世には存在しない禁断の花…。
自然界の掟に背いた罪で、闇と孤独の中に閉じ込められた“青い薔薇の精”。
過ぎ行く時の中で、彼の心に残ったものは…。
19世紀半ば、産業革命による経済の発展で空前の繁栄を誇る大英帝国。
世界初の万国博覧会が大成功を収めたロンドンでは、科学の進歩がもたらした品々が人々の消費熱を煽り、
異国からの珍しい植物が大ブームとなっていた。
ある深い霧の夜、植物研究家のハーヴィーは、枯れ果てたウィングフィールドの屋敷の庭で
”青い薔薇の精”と名乗る男と出会い、かつてこの屋敷に住んでいたシャーロットという
少女にまつわる話を知ることになる。それは、現実に起こった事なのか、それとも…?
人々が現実だと信じている世界と目に見えない異次元の世界とを交錯させながら描く、
大人の為のほろ苦く温かなオリジナル・ミュージカル。
人間離れした美しさを漂わせる“青い薔薇の精”に挑む明日海りおが、耽美的で幻想的な世界に誘います。

三井住友VISAカード シアター
レヴューロマン 『シャルム!』
作・演出/稲葉 太地

フランス語で、魅力、色香、魔法、呪文などを表す言葉“シャルム”。
花と光の都パリに眠る、妖しくも人の心を惹きつける地下都市を舞台に繰り広げられるレヴュー。
作品毎に様々な姿に変容し圧倒的な魅力を放ち続ける明日海りおを中心とした個性豊かな花組が、
気品溢れる華やかさ、官能的な美しさ、暗闇から光を目指す希望などを舞台に織り成します。

舞台稽古後に囲み取材が行われました。(2019年10月18日)


◆明日海りお
本日はお越しいただき、ありがとうございます。
私は卒業の公演となりますが、今まで通りに、そして今まで以上に心を込めて
務めてまいりたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。


◆華 優希
今回は、明日海さんのご卒業公演で、
ひと公演ごとを大切に舞台に立たせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

―――宝塚大劇場での退団公演を終えられて、改めて東京公演をする上で、
どのように務めていきたいと思っていますか?


◆明日海りお
宝塚大劇場の時には、私も宝塚を退団するのが初めてで(笑)。
初めてのことづくしで、こういうをしなければいけないということと、
こういう心境に至るんだなということを受け入れつつ、はばたばたとしていた印象がありました。
それが宝塚大劇場を無事に卒業することができ、またお稽古場という1つの空間の中で、
またじっくりとできたことによって、よしこれからもっと良い作品にするぞ!
もっと今の我々の良さを皆さまにお伝えしたい!という気持ちが湧いてきました。
前向きにと言いますか、卒業のことは後で考えればいいかなという気持ちでおります。

ーーー明日海さんのお隣にいて、どんなお気持ちですか?

◆華 優希
とにかく明日海さんついて行かせていただくことで精一杯だったのですが、
明日海さんが、まだまだより良い舞台を作ろうと高みを目指していらっしゃるお姿を拝見して、
私も日々成長し、公演に貢献できるように精一杯頑張りたいと思います。

―――お芝居で特に大切にされているところと、ショーの見どころを教えてください。

◆明日海りお
特に華とお芝居をする時に、本当に素直に役の気持ち(心で)動かしてくれる人なので、
私自身もそれに身をまかせるというか、その時に感じた全てを表現するように心がけております。
それが日によって微妙に変化があったり、感情のうねり方が少しずつ違いますので、
お互いに楽しんでいるかなと思います。
ショーの見どころ…(少し考えて)いっぱい見どころですと申し上げたい。
見どころばっかりで困ります〜ってお客さまがお感じになるようにお届けしたい。
でも、一番はやっぱりプロローグはエネルギーを放出する感覚があって、私も大好きですし、
長年研究し大事にしてきた黒燕尾の場面というのは、トップスターの大先輩でもある安寿ミラさんが
振り付けして下ったところなので、男役たちだけで踊るのは思い入れが強いです。

◆華 優希
お芝居では、明日海さんの作られる世界観の中に、どれだけ自然に呼吸をして、
心を持って存在できるところを大切に演じさせていただきたいと思っております。
ショーも、明日海さんがおっしゃったところなのですが、
いつもお稽古場でも客席からも涙のすすり声が聞こえた
最後の『ケ・サラ』は、すごく色々な思いがあの歌にはあるんだなと思って、
いつも拝見させていただいております。

―――お芝居でもショーでも愛に包まれていたなと思ったのですが、明日海さんにとって宝塚とは?

◆明日海りお
真剣にそれを語りだすと一週間くらいかかってしまうのですが…(笑)、
本当に宝塚に全てが詰まっているなと思います。
憧れでもあり、夢でもあり、大好き、そして愛してる。
だからこそ苦しかったこともありますし、でもこの立場に立ったからは大きな責任でもありましたし、
私のやるべき仕事ということもあります。もう全てが詰まっているところですね。
素直な気持ちを言うと、大好きなものという感じでしょうか。

 

 

宝塚歌劇 花組公演

Musical『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』

レヴューロマン『シャルム!』

 

東京公演:2019年10月18日(金)~ 11月24日(日)

会場:東京宝塚劇場

 

公式サイト

 

 

 
 

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