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気鋭のパフォーマンスユニット「PANCETTA」演出・脚本・出演の一宮周平さんからコメントが届きました! 2020年11月

(2020年11月11日記載)

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気鋭のパフォーマンスユニット「PANCETTA」演出・脚本・出演の一宮周平さんからコメントが届きました!
第6回世田谷区芸術アワード”飛翔”舞台芸術部門受賞記念公演
シアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.13
PANCETTA special performance “un”

公演概要(リリースより)

世田谷パブリックシアターによる、若い才能の発掘と育成のための事業“シアタートラム ネクスト・ジェネレーション”。
1年に1度、公募により選ばれた団体にシアタートラムでの上演機会を提供し、劇場がサポートを行います。
これまで、快快・FUKAIPRODUCE羽衣・てがみ座・スズキ拓朗・開幕ペナントレース・泥棒対策ライト・to R mansion・
らまのだ・悪い芝居など、現在演劇界で活躍中の多くの才能を輩出してきました。

第13回目となる今年は、PANCETTA(パンチェッタ)が登場します。
個性ある空間性、言葉の世界を持ち、多方面から注目を集めるアーティスト・一宮周平が企画、脚本、演出を行う
パフォーマンスユニットです。
今回上演する『un』は、科学の発達により人間が排泄行為を必要としなくなった近未来を描いた物語。
演劇とコントのはざまをいく、ライトでシュールでユーモアのある世界にぜひご注目ください。

演出・脚本・出演:一宮周平さんコメント


ーーーシアタートラム ネクスト・ジェネレーションに選抜されての感想をお聞かせください。

◆一宮周平
まずは、シアタートラムという素敵な空間で上演できるという喜びが大きいです。
私にとって、その空間で何をやるかというのはとても重要なことです。
トラムという空間でやってみたい作品がこの”un”という作品で、それを評価していただけたことはとても嬉しいことでした。

ーーー第6回世田谷区芸術アワード”飛翔”審査員である岩松了さん(劇作家・演出家・俳優)、
マキノノゾミさん(劇作家・脚本家・演出家)小野寺修二さん(演出家)の評をどのように受け止められましたか?


◆一宮周平
私の戯曲に、真剣に向き合っていただけたことが何よりも嬉しいです。
自分では言語化し切れないような面白さを、あのように言葉にしていただけるというのは、すごく心強いことでした。
戯曲に対しての評価が、上演を観て、より面白いものに変わっていくといいなと考えております。

ーーー”un”を生み出した背景をお聞かせください。

◆一宮周平 ”食事や排泄の概念がない世界”と聞くと、少し難しいような気もしますが、我々人間は日々無駄なものを排除しながら
進化し続けていると思います。身の回りを見渡せば、きっと便利なものに囲まれているでしょう。
そもそも、排泄という行為そのものが、無駄なものを排除する際たるものでもあるはずです。
ぜひ、この作品を観て、「排泄」という行為に愛おしさを感じていただけたら嬉しいです。

ーーー出演者の皆さんについて。

◆一宮周平 辻本さん、原さんとは、夏に開いたオーディションにて出会いました。
お二人とも活躍されている素晴らしい方で、私自身気負いもありましたが、とても温かいお二人で、
今では逆にいじってしまう部分もあります。
舞台上では抜群の存在感で、空間に変化を起こしてくれています。
中前さんは、最初にこの役をこの方にやっていただきたいと思えた方でした。
本人は、自分と役との違いに悪戦苦闘しているようですが、彼女にしかない独特な魅力を放ってくれているのが見てとれます。
佐藤さん、瞳さんは、何度も出ていただいてるお二人で、たくさん助けられています。
本当に魅力的な方々で、私には勿体無いくらいの出演者の方々です。絶対に、観て損はしません。

ーーー読者へのメッセージを。

◆一宮周平 このような状況の中、上演にこぎつけるまでに本当に様々な方のお力添えの上に成り立っています。
今だからこそ、やるべき作品と信じ、私も前に進み続けています。
ぜひとも空間を共有し、一緒になって作品を楽しんで、笑っていただけたら嬉しいです。
劇場は安全です。安全のために全力を尽くしています。どうかご安心を。
劇場にてお待ち申し上げます。

一宮周平プロフィール

パンチェッタ主宰 脚本、演出、俳優 1989年生まれ
人間の身体を駆使し、表現の可能性を示唆する。
装置のない空間に存在する音・光・身体がつくり出す時間は、観る者の想像を喚起し独特の世界へと導く。
また日本特有の文化、言葉を多彩に活用し、類を見ない表現を追求する。
生でこそ価値のあるものづくりを念頭に面白さを追求し続けている。
近年では、外部劇団の演出、ホテルにて朗読劇イベント演出、アートスペースにて客席を設けず移動式に観覧する公演、
子ども向けの童話とクラシックのコンサートやワークショップなど、劇場内にとどまらず様々な空間での可能性を探求している。

若手演出家コンクール2016 次点
グリーンフェスタ2017 BASE THEATER賞(マグズサムズ「パパママ☆サイバン」演出)
第9回せんがわ劇場演劇コンクール グランプリ、オーディエンス賞、俳優賞(2018)
若手演出家コンクール2018 最優秀賞、観客賞
第6回世田谷区芸術アワード「飛翔」舞台芸術部門

 

 

第6回世田谷区芸術アワード”飛翔”舞台芸術部門受賞記念公演

シアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.13

PANCETTA special performance “un”

 

日程:2020年11月19日(木)~22日(日)

チケット好評発売中

会場:シアタートラム

 

脚本・演出:一宮周平

出演: 佐藤竜 辻本耕志 中前夏来 原扶貴子 瞳 一宮周平

 

主催: 世田谷区/公益財団法人せたがや文化財団  

企画制作:PANCETTA/世田谷パブリックシアター

 

お問い合わせ:世田谷パブリックシアターチケットセンター

03-5432-1515(10:00~19:00)

 

https://setagaya-pt.jp/performances/next13.html

 

 

 
 

情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。

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