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渋谷・コクーン歌舞伎 第十七弾『夏祭浪花鑑』上演決定! 2021年01月

(2021年01月30日記載)

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渋谷・コクーン歌舞伎 第十七弾
『夏祭浪花鑑』上演決定!

概要(リリースより)

この度、コクーン歌舞伎第十七弾『夏祭浪花鑑』の上演が決定しました!
演出家・串田和美と十八世中村勘三郎がタッグを組み1994年に誕生したコクーン歌舞伎では、
古典歌舞伎を一から読み直し、現代に重ね合わせて演出する斬新な手法で次々と話題作が生まれました。
浪花の市井の人々を描いた『夏祭浪花鑑』は、コクーン歌舞伎で
過去1996年、2003年、2008年に上演している人気演目です。
また、アメリカやヨーロッパでも上演されるなど、時代、文化を問わず愛されてきました。
そして今年5月、世界を席巻した伝説の舞台が13年の時を経て、新たなる道へ走り出します!
今回の第十七弾は、中村勘九郎、中村七之助、尾上松也、中村虎之介、中村長三郎、中村鶴松、笹野高史、
片岡亀蔵が出演します。
清新なメンバーでお贈りする、大坂を舞台にした人情ドラマにどうぞご期待ください!

出演・配役

中村勘九郎 団七九郎兵衛  
中村七之助 団七女房お梶
尾上松也  一寸徳兵衛/徳兵衛女房お辰
中村虎之介 玉島磯之丞
中村長三郎 団七伜市松
中村鶴松  傾城琴浦/役人左膳
笹野高史  三河屋義平次
片岡亀蔵  釣船三婦

ストーリー

血の気は多いが義理人情に厚い団七九郎兵衛(勘九郎)は、とある喧嘩が原因で牢に入れられていたが、
国主浜田家の諸士頭・玉島兵太夫の尽力で解放され、女房のお梶(七之助)、息子の市松(長三郎)と再会する。
後日、団七は恩人である兵太夫の息子・磯之丞(虎之介)と、その恋人琴浦(鶴松)の仲が悪人によって
引き裂かれようとしていることを知る。そのため団七は、兵太夫にゆかりのある一寸徳兵衛(松也)と、
その女房のお辰(松也)、釣船三婦(亀蔵)らと協力して助けようとするが、団七の義父・義平次(笹野高史)だけは
彼らの義侠心を踏みにじる。夏祭りの夜、散々に悪態をつく義平次に必死に耐えていた団七は……。

人気世話物『夏祭浪花鑑』

『夏祭浪花鑑』は、並木千柳・三好松洛・竹田小出雲らの合作により、
延亭二年(1745)に大坂道頓堀の竹本座で人形浄瑠璃として初演されました。
当時は人形浄瑠璃の最盛期にあたり、後世に残る数々の名作が生まれました。
中でも、大坂の風土や季節感が色濃く反映されている本作は、人々の人気を集め、
初演の翌月には歌舞伎として上演され、以来、歌舞伎・文楽の双方でたびたび演じられてきました。
恩ある主人を守るべく奮闘する男だての心意気や、夫のために自己犠牲を厭わない女房の姿など、
義理人情がふんだんに盛り込まれた物語です。また、全身に鮮やかな彫物をした主人公の団七が、
祭囃子にのって様々な見得を見せる「長町裏」は、歌舞伎随一の様式美溢れる場面として見どころです。

〝コクーン歌舞伎〟とは?

1994年に十八世中村勘三郎(当時 勘九郎)と演出家・串田和美(当時 シアターコクーン芸術監督)が
強力なタッグを組み幕を開けた歌舞伎公演です。
劇場空間に熱いエネルギーが満ち溢れ、誕生以来とどまることなく進化を続けるコクーン歌舞伎は
〝古典歌舞伎の新たな読み直し〟〝新しい解釈による演出〟という色合いが一層顕著になると、
歌舞伎の名作を〝コクーン歌舞伎バージョン〟として上演するスタイルが定着していき、
歌舞伎史だけにとどまらず、演劇史上にその名を刻んでいきました。
〝コクーン歌舞伎〟が誕生したBunkamuraシアターコクーンは、新たな文化を発信し続ける渋谷に、
演劇、コンサート、ダンスなどをはじめ様々な舞台表現をするため、1989年にオープンした劇場です。
これまでの〝コクーン歌舞伎〟では、約740席の劇場空間において、
客席を花道に見立てた臨場感のある演出、間近で味わう俳優たちの熱演が繰り広げられてきました。
また、作品に合わせ、本火、本水、泥沼などが用いられ、出演者やスタッフにも各方面より
幅広いジャンルの顔ぶれが集まりました。現代劇俳優の出演はもちろん、椎名林檎や石野卓球の音楽、
いとうせいこうのラップ、画家・山口晃の絵を用いた舞台美術など、歌舞伎という枠にとらわれない
演劇的興奮を高める様々な要素が観客を惹きつけ、話題作を生み出してきました。
2014年の第十四弾では、人気作『三人吉三』でコクーン歌舞伎20周年の記念すべき年に華を添え、
16年の第十五弾では、コクーン歌舞伎の第一弾作品として新たな可能性を見出し、
たびたび好評を博してきた『四谷怪談』を新演出で上演、連日満員の公演となりました。
18年の第十六弾は、名作『与話情浮名横櫛』を『切られの与三』と題し、
普段は上演されないすべての場面を洗い出して再構築するというコクーン歌舞伎ならではの
手法で大きな話題を呼びました。

 

 

渋谷・コクーン歌舞伎 第十七弾

『夏祭浪花鑑』

 

公演日程:令和3年5月6日(木)初日~30日(日)千穐楽

前売り情報:3月27日(土)10:00~

電話予約・WEB販売開始

ご観劇料(税込):

1等席13,500円/2等席8,000円/3等席4,000円

※4歳以上はお1人様1枚チケットが必要です。

※3等席は特にご覧になりにくいお席です。ご了承の上、ご購入ください。

※1等席~3等席はすべて椅子席です。

※営利目的でのチケットご購入ならびに転売は固くお断りいたします。

チケット販売:

チケットホン松竹

0570-000-489または03-6745-0888(10:00~17:00)

チケットWeb松竹 (24時間受付)

「チケットWeb松竹」で検索

 

歌舞伎美人 公演ページ

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/play/703/

 

Bunkamuraシアターコクーン 公演ページ

https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/21_kabuki.html

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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