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歌舞伎座「三月大歌舞伎」第一部
『新・三国志』市川猿之助・市川中車スチール写真公開
熱狂の初演から23年――新たな伝説の幕が開く!
2022年3月3日に幕を開ける、歌舞伎座「三月大歌舞伎」(3月3日初日〜28日千穐楽)。
その第一部で上演されるのが、『新・三国志』です。
1999(平成11)年、三代目市川猿 之助(現 猿翁)により創出された、
スーパー歌舞伎『新・三国志』は、世界的に名高い羅貫中の傑作長編小説「三国演義」に想を得て、
劇作家・横内謙介が筆を執り、約1800年前の中国を舞台に、高潔で純粋な魂を持つ勇士たちの姿を
壮大なスケールのもとに描き出した超大作です。
三代目市川猿之助が主演の関羽を演じ、演出もつとめたスーパー歌舞伎『新・三国志』は、
圧倒的なスペクタクルに富む演出で多くの人々を魅了し、新橋演舞場(1999年4・5月)で幕を開けた初演では、
名古屋・中日劇場(1999年6月)、大阪松竹座(1999年9・10月)、 新橋演舞場(2000年4・5月)、
大阪松竹座(2000年6月)、博多座(2000年11月)まで、歌舞伎では異例の二年半に及ぶロングランを果たした、
スーパー歌舞伎シリーズでも屈指の人気作です。さらに、熱狂的な支持を受けた『新・三国志』は、
続編として『新・三国志II』 『新・三国志III 完結篇』が製作され、再演が望まれる伝説的な作品となりました。
熱狂の初演から23年――新たな演出・構想のもと、2022年3月歌舞伎座に『新・三国志』 が初登場します。
今回はさらに、劉備、張飛と義兄弟の契りを結び、義に生きた英雄・関羽に焦点を当てた「関羽篇」として上演。
コロナ禍での公演再開以降、上演時間や演出的な制約というかつてない逆境を跳ね返す発想とその行動力で、
澤瀉屋のお家芸である「三代猿之 助四十八撰」の大作を、新たに“歌舞伎座版”として創造している当代・四代目市川猿之助。
今回の『新・三国志』では、猿翁をスーパーバイザーに、横内謙介が脚本・演出、
そして猿之助が主演の関羽を演じて宙乗りを披露し、演出も担う、新たな『新・三国志』の誕生です。
魂が共鳴し合い、互いを信じる英雄たちの、”夢見る力”が歌舞伎座で甦ります!
”夢見る力”を信じて――
熱狂の舞台が、待望の歌舞伎座初登場
乱世を生きる関羽は、張飛、そして気高い志を持つ劉備と運命的な出会いをします。
人々が幸せに生きる世を夢見る、劉備の真っ直ぐな眼差しに心打たれ、
その”夢見る力” を信じて、三人は咲き誇る桃園で義兄弟の契りを結びます――。
劉備の理想とする平和な世をつくるため、関羽たちは軍略に長けた孔明を軍師として迎えます。
孔明は台頭す る魏と呉の二つの勢力に拮抗する第三の国、蜀の建設を進言。
ここに群雄割拠の幕が切って落とされます。宿敵、曹操を討ち倒すため、赤壁の地で戦いの火蓋が切られ……。
主人公・関羽を演じる市川猿之助と、関羽と義兄弟の契りを結ぶ張飛を演じる市川中車。
この度、公演に先駆けて、スチール撮影が行われました。撮影は、写真家・渞忠之(みなもと ただゆき)。
スーパー歌舞伎IIの『ワンピース』や『新版 オグリ』、21年に歌舞伎座で上演された
日蓮聖人降誕八百年記念『日蓮』や三代猿之助四十八撰の内『伊達の十役』など、
これまで当代猿之助が新しい扉を開くときにタッグを組んできました。
アートディレクショ ンには、独創的なデザインを手掛ける東學(あずま がく)。
猿之助の信頼するスタッフワークにより、初演から23年を経た令和4年、新たな『新・三国志』の幕が開きます!
都内スタジオで行われた撮影では、脚本・演出の横内謙介も立ち会い、スタッフが熱い眼差しで見守る中、
テンションの高い撮影が行われました。風が吹く中を、力強く、明日を見つめる関羽と張飛。
初演以来のテーマ「夢見る力」をまじまじと感じさせる写真が撮り下ろされました。
三月大歌舞伎
日程:2022年3月3日(木)~28日(月)
劇場:歌舞伎座
第一部 午前11時~
第二部 午後2時40分~
第三部 午後6時30分~
※開場は開演の40分前を予定
【休演】10日(木)、22日(火)
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/745
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