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南座「九月花形歌舞伎」『あらしのよるに』中村獅童、中村壱太郎 取材会が行われました。 2024年08月

(2024年08月06日記載)

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南座「九月花形歌舞伎」『あらしのよるに』中村獅童、中村壱太郎 取材会が行われました。


公演概要


南座では、9月4日(水)~26日(木)まで「九月花形歌舞伎」『あらしのよるに』を上演いたします。
本作はロングセラー絵本「あらしのよるに」を原作に、歌舞伎の古典演出や技法を取り入れ、
オオカミのがぶとヤギのめいの種族を超えた友情を描いた感動作です。
仲間を信じる力、自分らしく生きることといった普遍的なテーマで、お子様から大人まで
すべての世代のお客様がお楽しみいただける作品になっております。
2015年の初演より、がぶ役を勤めてきた中村獅童、めい役を初役で勤める中村壱太郎を中心に、
絵本の世界を最大限に表現した本作にご注目下さい。
公演に先立ち、本日、中村獅童、中村壱太郎の取材会を実施いたしました。
初演以来9年ぶりに南座での上演となり、それぞれの作品に対する思いを情熱をもって語りました。


取材会


ーーー今回の公演について



◆中村獅童
9年前に南座で初演して、その後再演、再々演とつながっていきました。
「信じる力」を感じる作品で、上演を重ねるごとに人間が本来持っていなくてはいけない気持ちを
思い出させてくれます。観る世代によって感じ方が違うところも面白く、初演の時も客席で親子で笑って、
泣いてという景色が印象的でしたので、今回も幅広い世代の方に観ていただきたいですね。
この作品から伝わる“大切なもの”を子どもたちの世代にもしっかりと伝えていきたいです。


◆中村壱太郎
今回はじめて『あらしのよるに』に参加させていただき、めいのお役を勤めさせていただきます。
9年前南座で観劇させていただいた際に、小学生くらいのお子さんたちが笑いながら、
楽しんでみていたのがとても印象的でした。この世界を存分に楽しんで演じていきたいと思います。

ーーー演目の見どころ

◆中村獅童
絵本が原作ですが、古典にこだわって歌舞伎にある技法、音楽が詰まっています。
たとえばがぶの気持ちを表す義太夫で、学生の皆さんが笑ってくれていたことが思い出深く、
古典歌舞伎に興味を持っていただけるきっかけになれば嬉しいです。
初演の時からブラッシュアップしている部分もあり、今回は壱太郎さんも出演されるので、
また雰囲気も変わってお楽しみいただけるのではないかと思います。

◆中村壱太郎
出演が決まった際に、獅童さんから絵本をぜひ読んでみて、と言っていただいて、全巻読みました。
めいは本当にまっすぐな心をもっていて、普段忙しくなるとつい忘れてしまうような気持ち、
友情や愛情といったものが思い出されて、この気持ちを忘れずに、役を勤めたいと思います。



 

 

九月花形歌舞伎

「あらしのよるに」

 

2024年9月4日(水)~26日(木)

昼の部 午前11時~

夜の部 午後4時~

【休演】9日(月)、17日(火)

※下記日程は学校団体様がいらっしゃいます

昼の部:4日(水)、11日(水)、13日(金)、18日(水)

19日(木)、20日(金)、21日(土)、22日(日)

夜の部:12日(木)、18日(水)

劇場:南座(京都市東山区四条大橋東詰)

 

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/play/864

 

 

 

 
 

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