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OSK日本歌劇団 翼和希トップスター就任公演
「Revue in Kyoto レゼル~Les Ailes~南座バージョン」開幕レポート
京都・南座では、OSK日本歌劇団「レビュー in Kyoto」が本日待望の初日を迎えました!
昨年9月にOSK日本歌劇団のトップスターとなった翼和希の就任記念公演。
国内外で上演を重ね、この4月の南座公演で掉尾を飾ります。
今回上演する北林佐和子作・演出の『レゼル ~Les Ailes~』はフランス語で“翼”の意。
南座限定の新たな場面や演出を追加した「南座バージョン」としてパワーアップし、
100年の歴史を超え、さらに飛躍する翼和希、そしてOSK日本歌劇団がお届けする
王道のレビューをノンストップ75分でご覧いただきます。
幕開き、ふわりと舞う翼の扇の中から翼和希が登場。
「ようこそ南座へお越しくださいました!そして、ただいま戻ってまいりました!」と力強く挨拶をすると、
客席からは割れんばかりの拍手が贈られます。これまで11名で上演してきた本作は、南座では総勢30名の劇団員が出演。
娘役トップスターの千咲えみ、そして華月奏の歌に続き、全員での群舞、
そして全員で歌いあげるメインテーマ「翼のおくりもの」の華やかさに、劇場は一気にこの作品の世界へ引き込まれます。
シンガポール公演でもスタンディングで観客が楽しんだという「フェニックス・フェスティバル」のシーンでは、
OSKの南座公演で6年ぶりとなる客席降りの演出もあり、まさにフェスティバルのように客席が一体となる盛り上がりを見せます。
そして今回新たに追加された「ヤマトタケル」の白鳥伝説を描く場面。
ヤマトタケルに扮した翼和希と黒鳥を演じる椿りょう、白鳥役の唯城ありすが幻想的な世界観の中、
鮮やかな立廻りも披露し、見ごたえのある一幕となりました。
さらにOSK伝統のラインダンスでは、18名が舞台上にずらりと並び、迫力のあるステップを披露。
最後に昭和5年より歌い継がれる劇団のテーマソング「桜咲く国」では、客席にもたくさんのミニ桜パラソルが咲き乱れ、
盛大な拍手の中で終演となりました。
本公演は29日(火・祝)まで上演。チケットは好評発売中です。
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