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森鴎外生誕150 年記念公演 リーディング・ドラマ『鴎外の恋 舞姫エリスの真実』
文京シビックホールで開催決定!
文京シビックホールにて、リーディング・ドラマ『鴎外の恋 舞姫エリスの真実』の公演が決定しました。2012年は、明治の文豪・森鴎外の生誕150年という記念すべき年となり、森鴎外が半生を過ごしたのが文京区ということで、「森鴎外記念館」の開館(11月1日予定)をはじめとした様々な記念事業が企画・実施されています。
森鴎外の著書の中でも著名な小説の「舞姫」は、鴎外自身のドイツ留学時の体験を下敷きに執筆されたと言われていますが、この作品に登場するヒロイン“エリス”は実在したのか?という疑問は長年論じられてきました。
諸説ある中、“エリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルトがエリスである”と著したのが、ドイツ在住のライター・六草いちか。ふとしたきっかけから、結婚証明書・乗船者名簿・ベルリン住所帳など、当時の資料をひとつひとつたどり、エリスそして鴎外の真実に迫っていきます。同著は日本推理作家協会賞(評論・その他の部門)にノミネートされました。本書に感銘を受けたのが、今回の脚本・演出を手掛ける鈴木聡。劇団「ラッパ屋」を主宰し、紀伊國屋演劇賞個人賞・鶴屋南北戯曲賞を受賞するなど、現代日本演劇を牽引する劇作家の一人です。
今回のリーディング・ドラマでは、森鴎外の恋の真実をお伝えするべく、六草いちか、鈴木聡、そして斉藤由貴、小林隆、ともさと衣といった実力派の俳優たちがタッグを組みました。さらに鴎外がドイツに留学していた当時の空気を少しでも感じていただくために、ピアニスト佐山雅弘によるライブでのピアノ演奏を加えます。“鴎外の恋”を改めて知って頂くことで、森鴎外という文豪も一人の人間であったことを感じ、鴎外の作品をより深く味わえるようになって頂けるに違いありません。
舞姫「エリス」は存在するのか?―――リーディングドラマ「鴎外の恋 舞姫エリスの真実」。
世界初演のこのリーディング・ドラマ(朗読劇)にどうぞご期待ください。
リーディング・ドラマ『鴎外の恋 舞姫エリスの真実』
公演日程: 2011年9月15日(土) 1回目13:00開演 2回目17:00開演
会場: 文京シビックホール 小ホール
料金: 全席指定3,800円
構成・演出: 鈴木聡
原作: 六草いちか「鴎外の恋 舞姫エリスの真実」(講談社刊)
出演: 斉藤由貴、小林隆、ともさと衣
ピアノ演奏: 佐山雅弘
7月2日(月)10:00~ シビックチケット、チケットぴあ、
シビックホールメンバーズ
7月3日(火)10:00~ イープラス にて発売
企画制作: 株式会社ミーアンドハーコーポレーション/公益財団法人文京アカデミー
主催: 文京区/公益財団法人文京アカデミー
http://www.b-academy.jp/event/detail_dyn_j.html?iid=1745
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