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宝塚歌劇月組公演 三井住友VISAカード ミュージカル『ロミオとジュリエット』
制作発表会が行われました その2
三井住友VISAカード ミュージカル『ロミオとジュリエット』
原作/ウィリアム・シェイクスピア
作/ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出/小池 修一郎
世界で最も知られている永遠の純愛物語、ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」が、作詞家、作曲家、そして演出家であるジェラール・プレスギュルヴィック氏によって新たにミュージカル化された本作品は、小池 修一郎により潤色され、2010年7月に星組により日本初上演。素晴らしい楽曲と史上最高のラブストーリーで連日劇場を感動に包み、2011年1月には雪組で再演、絶賛を博しました。再演の声に応えて、今回は新生月組による公演です。
尚、本公演は、主役のロミオ役及びティボルト役を、龍 真咲と明日海 りおによる役替わり公演となります。
制作発表会ではまず、ロミオ役の龍真咲に加え、ジュリエット役の愛希れいか、
役替わりでロミオ役を務める明日海りおによる楽曲披露が行われました。
その模様はコチラ
▲(左から)愛希れいか、龍真咲、月原紘一(三井住友カード株式会社代表取締役会長)、小林公一(宝塚歌劇団理事長)、小池修一郎(宝塚歌劇団演出家)、明日海りお
◆小池修一郎(宝塚歌劇団演出家)
星組、雪組と比べ中身が違うということは特段ございません。この作品を雪組が上演していた昨年、震災がございました。こんな状態で『ロミオとジュリエット』は古典であり愛の話であり、どちらかというと甘い話です。愛をおしげもなく堂々とかたっているミュージカルですので、この状況でどうだろうと思いましたが、人の温もりや愛がなくては生きていけないというフレーズがより実感できると感じました。明日からまた生きていくということに向き合える作品だと。エンターテインメントの力を信じているのですけど、実際どうなのかと考えるところもあります。非常時にも人の心を支えることもできるのだなと思いましたし、そういう宝塚の強さや、いい存在価値が改めて認識しました。一抹の安らぎや愛を信じることができれば素晴らしいなと思います。愛と言う役は宝塚で作らせていただいた役、それをより感じられるようになれば、私自身も向き合って生きたいです。月組は若い組です。みずみずしいところもあると思います。未熟ということに繋がるかもしれないけどそれがマイナスにならない作品。「世界の王」はこれから世に出て行くのは自分たちなんだと歌う役。ちょっと落ち込んだ日本になんらかのエネルギーを与えて欲しいなと思っています。
◆龍真咲
このたび『ロミオとジュリエット』でロミオ役とティボルト役をさせていただだきます。新生月組のスタートです。愛希、明日海、そして月組生一丸となって楽しい舞台を作ってまいりたいと思いますので皆様どうぞ宜しくお願い致します。『ロミオとジュリエット』をお披露目公演でさせていただけることを大変嬉しく思います。小池先生は、成長するために必要なことを仰っていただけるかたです。今回、役替わり公演で、色々なことを経験をさせていただくことは、舞台人として恵まれていることだと思いますので、しっかり務めて参りたいです。
◆愛希れいか
今回ジュリエットをさせていただきます。本当に嬉しく幸せな気持ちでいっぱいです。この気持ちを大切に龍さん、明日海さんや出演者のかたがたと一緒に舞台に精一杯取り組んでいきたいと思いますので宜しくお願い致します。『ロミオとジュリエット』という作品で、ジュリエット役をさせていただけることが、本当に嬉しく、幸せな気持ちでいっぱいです。今回、ロミオがお二人いらっしゃいますが、出会った時のロミオを愛し抜きたいと思います。
◆明日海りお
ロミオ役とティボルト役をさせていただきます。ミュージカルや物語、映画化された『ロミオとジュリエット』という作品のファンでしたので、今回二つの役で作品に関わることができ、とても幸せ者で贅沢だなと実感しております。月組といたしましては先日の霧矢さんの卒業の公演で集中力や団結力を感じたのでその勢いはそのままに、龍さんのカラーを存分にみんなで感じながら進んでいけたらいいなと思っています。役替わりなので体力とガッツを蓄えて頑張りたいと思います。
宝塚歌劇月組
三井住友VISAカード ミュージカル『ロミオとジュリエット』
宝塚大劇場公演 公演期間:6月22日(金)~7月23日(月)
東京宝塚劇場公演 公演期間:8月10日(金)~9月9日(日)
特設サイト
http://kageki.hankyu.co.jp/rj2012/
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