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そごう美術館
猪熊弦一郎展 『いのくまさん』
2012年7月26日(木)~9月9日(日)
こどもの ころから
えが すきだった いのくまさん
おもしろい えを
いっぱい かいた
こんな文からはじまる、絵本『いのくまさん』。
詩人の谷川俊太郎による言葉で、「いのくまさん」こと画家・猪熊弦一郎(1902-1993)の作品を紹介する一冊です。
本展はこの絵本から生まれました。
猪熊は90歳で没するまで、「勇気」をもって、常に未知なる自分の世界を切り拓いてきました。
東京美術学校在学中の写実的な自画像、念願の渡仏を果たしマティスに多くを学んだ人物画、
一時は10匹以上も飼っていた猫たちをユーモラスに描いた作品、
52歳にして移り住んだニューヨークで都市をテーマに挑んだ抽象画、
ついには地球を飛び出して宇宙をモティーフに繰り広げた様々な色と形。
絵本『いのくまさん』では、多彩かつ長きにわたる猪熊の仕事が、わずか250字あまりの平仮名で的確に表現され、
ページをめくるたび創意と制作の喜びにあふれる猪熊作 品が目に飛び込んできます。
同展は絵本『いのくまさん』を元に構成されたもので、
「じぶんのかお」「とり」「ねこ」「かたち」「いろ」などのテーマに分け、
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館所蔵作品から約120点を展覧。
谷川の簡潔で美しい文章を案内として、具象も抽象も越えて無限に広がっていく猪熊ワールドの魅力を辿っていきます。
猪熊弦一郎展 『いのくまさん』
会期:2012年7月26日(木)~9月9日(日)
*8月24日(金)は休館
開館時間:午前10時~午後8時
*最終日は午後5時閉館 *入館は閉館の30分前まで
入館料:大人1,000円、大学・高校生800円、中学生以下無料
会場:そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階)
http://www.sogo-gogo.com/museum/
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