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ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~』
シアタークリエで開幕
9月2日、シアタークリエで『ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~』が開幕しました。
児童文学として日本でも長年親しまれている「足ながおじさん」が、出演者2名によるミュージカルとして舞台化されました。
■製作発表の模様はこちら
https://enterminal.jp/2012/08/daddy-long-legs/
孤児院に暮らす18歳の少女ジルーシャ(坂本真綾)が、資産家の目にとまり、一通の手紙を手にするところから物語は始まります。
そこには、「あなたの文才を生かすため大学進学の援助を行う」という内容が書かれていました。奨学金を受ける条件は、月に一度手紙を書くこと。
しかし、手紙の相手は本名を明かさず、「スミス」という仮名しか教えません。ジルーシャは彼の姿を、西日がさした長い足の影でしか見たことがなかったので、「ダディ・ロング・レッグス(あしながおじさん)」と呼びかけ、大学生活の出来事や友人サリーやジュリアとの事、夏の休暇中に過ごすロック・ウィロー農園での事を手紙に書き送ります。送る相手がかなりのおじいさんだと想像しながら。
舞台は、ジルーシャが送る手紙をもとに二人芝居として進行していきます。舞台前方はジルーシャの部屋、舞台後方には本がたくさん並ぶ書斎になっています。
ジルーシャは約束どおり「ダディ・ロング・レッグス(あしながおじさん)」に手紙を送り続けますが、一度も返事が返ってくることはありません。相談したい時、返事をしてもらえないことに苛立ちを覚え、そのことさえも正直に手紙に書き続けるのです。それでも、ジルーシャが嫌な女の子に見えないのは、彼女の前向きに生きる姿と、文才によるものなのでしょう。
大学生活を送りながら、小説を書くための勉強も続けるジルーシャ。
彼女の努力する姿を通して、夢はいつか叶う、そんなメッセージが浮かび上がります。
ミュージカル・ロマンス
『ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~』
【東京公演】
2012年9月2日(日) ~ 9月19日(水)
会場:シアタークリエ
【全国公演】
公式HP http://www.tohostage.com/ashinaga/index.html
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