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ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』
プレイベントその2　質問タイム

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公演のツイッターやブログなどで募集された質問にキャストが答えました
（2012年10月1日）

―――安蘭さん、濱田さん、石川さん、高畑さんにお聞きします。
初共演の方が多いとのことですが、感想をお聞かせください。

◆安蘭けい
私が客席で観ていて、舞台で歌い踊っていらっしゃった方々と共演するということで、本当に楽しみです。（濱田）めぐちゃんは、劇団四季の時から、ずっと観ていましたし、大ファンだったので。でも今回は、仲良い役ではなく敵役ということで、そこがどうなるのか楽しみです。舞台もそうですが、普段のトークを聞いていて、このチームは、どこまでまとまれるのかというところが本当に楽しみ。特にJOY君は舞台が初めてということで、今お聞きした挨拶も独特で楽しいなと思います。（ＪＯＹに向けて）これから宜しくお願いします。
◆ＪＯＹ
お願いします。

◆濱田めぐみ
私も初めての方がほとんどです。先ほどのリハーサルで、みなさんの歌をお聴きした時に、アットホームな雰囲気というか、ここが基盤で出来ていく『アリス・イン・ワンダーランド』という舞台は、パワフルで、個性的で、演じる方もワクワクするんじゃないかなという空気が溢れ出ている感じです。私の演じる帽子屋は、安蘭さんが演じるアリスに対して、ものすごくひどいことを言うんです。彼女の中のネガティブな部分なので、アリスの脳内の言葉とはいえ、あまりにもひどいことを発するなぁと、安蘭さんに対してメールをしてしまいました。「ごめんなさい。あまりにもひどい台詞を言いますが…」って。
◆安蘭けい
そう！「嫌いにならないでね」ってメールが来た（笑）
◆濱田めぐみ
そんなやり取りがあって、初めての共演が敵同士というのも面白いんじゃないかって思っています。色々な発見がありそうなので、みんなでスクラム組んでやっていきたいと思います。

◆石川禅
念願叶って共演させていただける方たちばかりが揃いました。主演の安蘭さんとは、某歌劇団を卒業された、その年にお会いして。それからも、楽屋でよくお会いして、その度に「ぜひ共演を」と言って、3～4年経ちましたかね。やっと共演させていていただける。しかも夫婦役ということで、しかも尻に敷かれているということで（笑）。また、私の個人的なお話なのですが、私のお客さんから濱田さんと共演してくださいっていうリクエストをよくいただくんですよ。（濱田、石川立ち上がりお辞儀）宜しくお願いします。そして、目覚め始めたMy Revolution（※）…。あの方（渡辺美里）と共演するということで、本当にビックリしてます。大変楽しい稽古場になると思います。自画自賛で言いますが、歌が下手な人間が一人もいないんです！そうなると、稽古場でも金払ってもいい！と思うくらいキレイなハーモニーを、みなさん響かせているんです。歌好きのミュージカルファンの方、絶対必見ですよ！初演だからって買い渋っている人、絶対後で後悔します。観たら絶対買い足しますからね！そんな感じです。
※渡辺美里さんの『My Revolution』の歌詞「わかり始めた My Revolution」に掛けて。

◆高畑充希
もう全部言われたかも…（笑）。私も客席から、みなさん（共演キャスト）のことを観ていたので、その中に混ざっているということがドキドキです。ここ何日かお稽古場で一緒になって、みなさん声かけてくださったり、とても優しくて。稽古場が楽しみになってきました。あと、演出の（鈴木）裕美さんが、すごいお酒好きなので、みんなが裕美さんに染められていくのかなと思って、楽しみです。作品自体、とても素敵なものになりそうなので、期待していて欲しいなと思います。私もがんばります。

―――ＪＯＹさんに質問です。初舞台、初ミュージカルということで、今から準備されていることはありますか？

◆ＪＯＹ
準備という言えば、初めてってことで「厳しいな」と思うことが多くなると思うんですよ。みんなに稽古で色々言われたり。ヘコみやすいんですよ、要はネガティブってことなんです。ってことは、自然と体調に影響が出てくるという部分では、もう大量の胃薬を用意しています。胃をやられちゃっても大丈夫なように、胃薬は常時バッグの中に2パック入れるようにしているんで。本当に、まだこれからなので、準備という準備は、そこまで出来ていないのですが、みんなにアドバイスもらいながら、作っていきたいなと思っています。
◆司会
すでに何かアドバイスされた事はありますか？
◆ＪＯＹ
「緊張しなくて大丈夫だよ」「焦らずやって」と。自分らしくやれば大丈夫ということを、みなさん優しく言ってくださるんですよ。だから、嬉しい。やりやすいなぁと思って。稽古が始まるの楽しみですね。
◆司会
あまり緊張しているのが伝わりにくいみたいですね…。
◆ＪＯＹ
そう！伝わりにくいタイプなんです。ビシビシ来てるんですけどね、本当は。裏でもね、すごい緊張していたよね、俺。
◆石川禅
弁護するわけじゃないですけど、相当緊張していますよ（笑）
◆ＪＯＹ
ほら！ありがとうございます！ジャックがそう言っているんだから！

―――では、この中ではミュージカルデビューが 最近（2009年）の田代さんからＪＯＹさんにアドバイスを。

◆田代万里生
『不思議の国のアリス』の原作から派生して、『アリス・イン・ワンダーランド』のミュージカルが出来たと思うんですけれど。ＪＯＹ君の芋虫が、すごく良い出来だったら、もしかしたらスピンオフで『ミュージカル芋虫』が…（笑）
◆ＪＯＹ
スピンオフ芋虫ある～？あるかな～？（笑）
◆田代万里生
『芋虫・イン・ワンダーランド』（笑）

―――松原さんと、柿澤さんにお聞きします。
今回、ワンダーランドの中で人間ではない役を演じる方も多くいらっしゃいますが、
それぞれの役づくりは、どんな準備をしているのでしょうか。

◆松原剛志
人間ではない役ということで。モリスという人物が、どのような動物なのか、まだ謎ではあります。帽子屋と一緒にいるということは、3月ウサギではないかなと思っているんですけれども。例えば、役づくりをする上で、映画を鑑賞してヒントを得るとか、動物なら動物園に行って見てきたりだとか、普通だったらそう考えるかもしれない。でも、今回は動物の形体や生体を模写するわけではないので、自分がモリスとして、お茶会のシーンで、どのように存在しようかと考えています。お茶会と言えば…。今回、お酒が好きな方いらっしゃるのかな？演出家の鈴木裕美さんが、お酒が好きだ聞きましたので、お茶会ならぬ“いかれた飲み会”で、みなさんとディスカッションしたり、芝居に役立つ話し合いをしながら、親交を深めていきたいと思っています。

◆柿澤勇人
今回、動物役なのですが。僕は某劇団でライオンと猫を演じたことがあったので、猫科に関しては、ちょっと自信があります。しっぽ回して楽しもうかなと。

◆質問タイムの後、劇中のナンバー6曲が披露されました。

◆フォトセッションの様子

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