『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
掲載内容は、掲載日付のものとなりますので、最新情報は各自ご確認ください。
※ 記事・写真等の無断使用・無断転載は禁止しています。なお、リンクはフリーです。
ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』
稽古場レポート
現在もなお、世界各地で民族間の争いは後を絶ちません。「屋根の上のヴァイオリン弾き」の物語は、今から約100年前の1905年、ロシアの架空の村「アナテフカ村」に暮らすユダヤ人が迫害を受けながらも、ユダヤ教の戒律と伝統を固く守り、力強く生き抜く姿を描いています。そこには、現代を生きる私たちにも通じる、人々とのつながり、若者の純粋さ、親子の絆、夫婦の純愛、生きる希望といったテーマが満ちあふれています。1964年にブロードウェイで初演され、トニー賞ミュージカル部門最優秀作品賞、脚本賞、作曲賞など7つもの賞を受賞したミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」。ブロードウェイでの上演は1972年まで8年かも続き、3242回という当時としては画期的なロングランを記録しました。また、2004年のブロードウェイ再演時には、トニー賞ミュージカル部門のリバイバル賞を始め、6部門でノミネートされました。日本での初演は1967年秋、帝国劇場にて2ヶ月公演で幕が開きました。感動を伝え続けて45年、これまで1337回という上演階数を重ねて参りました。
家族で観たい、我が子に見せたい、愛する人と分かち合いたい、まさに心の故郷と呼べる感動的な名作ミュージカルが帰ってきました。来年2013年に市村正親さんのテヴィエと、鳳蘭さんのゴールデという日本演劇史上最高の組み合わせを再びお迎えします。また、二人の愛すべき娘役には、長女ツァイテル役に水夏希さん、次女ホーデル役に大塚千弘さん、三女チャヴァ役に吉川友という新たなキャストをお迎え致します。来年3月の日生劇場を皮切りに4月には愛知県の刈谷市総合文化センター大ホール、および、大阪のイオン化粧品シアターBRAVA!の3カ所で上演します。
製作発表の模様
ミュージカル
『屋根の上のヴァイオリン弾き』
<東京公演>
公演期間:2013年3月5日(火)~3月29日(金)
会場:日生劇場
<愛知公演>
公演期間:2013年4月6日(土)、7日(日)
会場:刈谷市総合文化センター 大ホール
<大阪公演>
公演期間:2013年4月10日(水)~14日(日)
会場:イオン化粧品 シアターBRAVA!
http://www.tohostage.com/yane/index.html
情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。