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ミュージカル『next to normal』スペシャルライブイベントが開催されました 2013年08月

(2013年08月25日記載)

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ミュージカル『next to normal』
スペシャルライブイベントが開催されました


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▲写真左より岸祐二、松下洸平、村川絵梨、安蘭けい、シルビア・グラブ、小西遼生、新納慎也

公演について(公演資料より)


オフブロードウェイから進出し、ブロードウェイ公演も大ヒットした作品が日本初上陸!ロック&ポップスが響き渡り、力強い家族の絆と優しい人間の心が謳い上げられる本作は、2009年トニー賞3部門制覇、そして2010年にはミュージカルとしては『RENT』以来14年ぶりにピューリツァー賞に輝く、まさに魂の“ミュージカル”と言える『next to normal ネクスト・トゥ・ノーマル』。シアタークリエでの9月開幕を前に、キャストとバンドメンバーによるスペシャルライブイベントが開催されました。

『next to normal』スペシャルライブイベント/原宿アストロホール

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8月23日19時30分より約1時間、応募者3000名の中から選ばれた幸運な190名が見守る中、
『next to normal』スペシャルライブイベントが原宿アストロホールで開催されました。
開演前にはここでしか見られない稽古場映像が流され期待が高まります。
やがてバンドの迫力ある生演奏が始まり、超至近距離で見つめる客席も大盛り上がりに。


この日の出演者は、安蘭けい、シルビア・グラブ、小西遼生、岸祐二、
村川絵梨、松下洸平、新納慎也(ゲイブ役・Wキャストの辛源さんは都合により欠席)の7名。

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▲新納慎也さん(ドクター・マッテン役)が登場し客席を盛り上げます。
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▲「Just Another Day」。家族それぞれの思いを語るアップテンポなナンバー。
安蘭けいさん(ダイアナ役・Wキャスト)、村川絵梨さん(ナタリー役)。
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▲シルビア・グラブさん(ダイアナ役・Wキャスト)、小西遼生さん(ゲイブ役・Wキャスト)。
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▲岸祐二さん(ダン役)、松下洸平さん(ヘンリー役)。
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▲トークコーナーも盛り上がりました。

新納「伝説のミュージカルがいよいよ日本でも上演されることになりました。
それに先だって伝説のライブをご覧にいらした(鑑賞にご当選の)皆様、おめでとうございます!」
キャスト「おめでとうございます!」
新納「一生の運を使い果たしたと思ってください(笑)。
この作品に登場する、郊外に住む普通に見える一家ですが、普通じゃない一家の皆さんです」
キャスト「ヒュー!」
安蘭「グッドマン家の妻・ダイアナ役をやらせていただきます。皆様ようこそ」
シルビア「同じくグッドマン家の妻・ダイアナ役、シルビア・グラブです」
岸「(Wキャストなので)妻を二人貰いました、ダン役の岸祐二です。(岸さんの拍子にあわせて客席手拍子)」
小西「ゲイブ役の小西遼生です」
新納「なんと小西君は18才の役なんです」
安蘭「若い息子!」
小西「始まる前に言わないでくださいよ~(笑)」
村川「娘のナタリー役をやらせていただきます。村川絵梨です」
松下「ナタリーのお友だち役のヘンリーです」
シルビア「お友だち役のヘンリーって!(笑)」
岸「名前全く言ってない。そこネタバレだめなの?(笑)」
(場内大爆笑)
新納「そして僕はこの人々をまとめる、ドクターマッテン役の新納慎也です」

自己紹介の段階からかなり盛り上がりました。続いて作品の説明があります。

新納「このミュージカルは8割9割歌です。しかもパンを一斤盗んだぞーという歌ではありません」
(場内大爆笑)
キャスト口々に「あの作品もパンを一斤は盗んでないよな(笑)」
(場内大爆笑)
新納「まあいいじゃないですか。そういうテイストではなくロック&ポップスな曲ですからライブハウスです」
シルビア「本編は全部で38曲あるんですよね」
新納「その中から今日は何曲かを聞いていただきたいと思います」

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▲安蘭さんによる「I Miss The Mountains」
安蘭「あと稽古も1週間、私はWキャストが初めての経験なのでかなり焦っています。今日は現段階の完成形をお見せいたします!」
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▲安蘭さんとシルビアさんのお2人は仲良し。

偶然全く同じジーパンを履いてきたり、同じ日にロングワンピースを着ていたりするそうです。
双極性障害を煩っているというダイアナの役どころについても、色々と話をしながら進めているんだとか。
安蘭「シルビアの演じているのを見ている時間が大事で、人が演じているのを見た方が役が深まる気がします」
シルビア「お互いにそういう話をしながらやっているんですよね。昨日通してみて、大変でした。
2時間演じるとかなりエネルギーを使う役なんです。1幕終わった時にはヘロヘロでした」
安蘭「演じる方は、起伏があるからそうなのよね。
昨日シルビアがやっているのを見ていて、2時間あっという間に感じました」
新納「Wキャストなので、お二人の個性が全然違うんですよね。
Wキャストが2役あるので全パターン見るべきですよ、皆さん!」

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▲シルビアさんによる「You Don’t Know」
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▲シルビアさん、岸さん、小西さんの3人で「I Am The One」。写真は岸さん。
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▲続いて、小西さん、村川さんで「Superboy And The Invisible Girl」。写真は小西さん。

村川「楽曲は最初難しくて1曲1曲が体に入るのに時間がかかりました。ミュージカルは2度目です。
私も思春期の頃の親に対する反抗する気持ちはあったので、そういう気持ちは共感しやすいです」
小西「6人しかステージにいないので、自分たちの曲以外もストーリーを盛り上げるのに歌うところが多いんですよね。
あと1週間の稽古で完全に消化していけたらと思います」

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▲松下さん、村川さんの「Hey」

松下「女性の方とデュエットをするのは初めて。いつも男性とばかりなので、すごく照れますね」
新納「このカップルの恋の行く末もお楽しみに、という感じですね」

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▲歌だけでなく司会進行も担当の新納さん(写真右)は大忙し。ちなみにドクター役だということで注射のイラストが付いた洋服を。
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▲最後は全員で「Light」

岸「僕も稽古にちょっと遅れて入ったのですが、入った翌日に1幕通しで頭の中パニックでした(笑)
皆さんの力をお借りしてここまで来た感じです」
村川「稽古場で緻密な動きなどを覚える緊張感、毎日普段なかなか経験できないことをさせていただいています」
松下「稽古場で曲を聞いていて思わず涙が出そうになりました。感動させるもの、笑いがあるものなど色んな曲があります」
新納「ブロードウェイで見た時も、客席もゲラゲラ笑ってうわーって泣いていました」
シルビア「ブロードウェイで見て衝撃を受けました。海外で見た作品のトップ3に入ります」
小西「シルビアさんはこの作品が大好きで、一緒にライブをやった時に歌っていらっしゃいましたよね」
シルビア「歌いましたね。上演するなんて決まっていない頃。この作品を見るきっかけを作ってくれたのは
辛源くんです。見る前にタオルを持って行った方がいいと言われて、観劇したらそのことがよく分りました。
だから皆さんもタオルを持って見にいらしてください」
安蘭「私もブロードウェイで見て、言葉は分らなくても衝撃を受けました。
演じると決まって韓国に見に行って感動して、日本上演するにあたり台本を読んで、こういう内容だったのね、と(笑)」
(場内爆笑)
新納「ブロードウェイで見たときにすごい衝撃を受け、CDを買ったり資料を集めたりしていたので、
この作品のオファーが来たときは声帯がちぎれるほど叫びました。
たぶん僕、この作品に出演したということを墓石に刻みます。
『next to normal』に出た新納慎也の墓って(笑)」。

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▲舞台本番でも参加するバンドメンバーも一緒に。

TohoChannelが公開している
『next to normal』 SPECIAL LIVE EVENT ダイジェスト映像はこちら

 

ミュージカル

『next to normal』

 

音楽:トム・キット

脚本・歌詞:ブライアン・ヨーキー

演出:マイケル・グライフ(『RENT』演出)

 

日程:2013年9月6日(金)~9月29日(日)

会場:シアタークリエ

チケット発売中

兵庫公演あり

http://www.tohostage.com/ntn/

 

 

 
 

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