宝塚歌劇月組公演 龍 真咲、愛希 れいか 初日会見 2013年08月
(2013年08月30日記載)
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宝塚歌劇月組公演
ミュージカル『ルパン -ARSÈNE LUPIN-』
グランド・レビュー『Fantastic Energy!』
龍 真咲、愛希 れいか 初日会見
公演について(公演資料より)
東京宝塚劇場で、月組公演が始まりました。
ミュージカル
『ルパン -ARSÈNE LUPIN-』
作:モーリス・ルブラン
「ルパン、最後の恋(ハヤカワ・ミステリ刊/ハヤカワ文庫近刊)」より
脚本・演出:正塚 晴彦
フランスの人気小説「アルセーヌ・ルパン」の作家モーリス・ルブラン没後70年となる
2012年に発見され話題となっている「ルパン、最後の恋」をいち早くミュージカル化。
1921年、パリのイタリア大使館の舞踏会に出席していたレルヌ大公の令嬢は、
屋敷からの連絡で急遽呼び戻される。レルヌ大公が謎の死を遂げたのである。
悲しみにくれる令嬢は、自身の思いがけない出生の秘密を知り、国際的陰謀の渦に巻き込まれることになる。
彼女の4人の親友の一人こそ、アルセーヌ・ルパンその人だった。
永遠のヒーローは、如何にしてこの窮地を救うか……。姿なき強敵との死闘が幕を開ける。
グランド・レビュー
『Fantastic Energy!』
作・演出:中村 一徳
「躍動」をテーマに、幻想的かつエネルギッシュなシーンを散りばめ、
「龍真咲率いる若さ漲る月組のフレッシュな魅力を歌、そしてダンスで綴るダンシング・ショー。
初日会見が行われました(2013年8月30日)
◆龍 真咲
皆様、本日はお忙しい中お集りくださいまして、誠にありがとうございます。私にとりまして、トップになって初めてのオリジナル作品ということで緊張感もあります。私たち出演者も精一杯頑張り、お客様に育てていただくという気持ちを持ち、日々精一杯励んで参りたいと思います。沢山の皆様のお越しをお待ちしております。
◆愛希 れいか
本日はお忙しい中お越しくださいまして、誠にありがとうございます。龍さんがトップになられて初めての二本立て、オリジナルのお芝居とショーということで、再演ものとは違いイチからのスタートです。沢山壁にぶつかることもありましたが、こうして何とか東京に来ることができたので、東京でも1回1回を大切に、精一杯頑張りたいと思います。宜しくお願いいたします。
――宝塚らしい二本立てだと思うのですが、見どころをお願いいたします。
◆龍 真咲
私、個人としましてはルパンという役は皆様もご存知の通り、クールで大人で格好良くてスーパーヒーローだと思います。そしてショーでは、やんちゃで、元気一杯で、パワフルで、若さ溢れて。(芝居とショーの)そのギャップを大事に演じて参りたいと思います。
◆愛希 れいか
お芝居は、ミュージカル調の色々な曲が使われていて、私自身すごく楽しくお芝居をさせていただいておりますので、そこが見どころかなと思っております。ショーでは、舞台上に沢山の月組生が出ていて、エネルギーが満ちあふれていると思います。
―――ルパンの没後、長い間経ってから発表された話題作だと思うのですが、宝塚以外のルパンファンの方にはどういう風に観てもらいたいですか。
◆龍 真咲
皆さんが、再演ものを演じる時と同じなのですけれど、イメージであったり、こうあって欲しいなというものが、一人一人必ず心の中に願いとしてあると思います。それを良い意味で期待に乗りつつも、期待を裏切るような形で(演じられたらと思います)。そして、鮮明に描かれているところであったり、原作とは全く違うところもあるのですが、そこを宝塚バージョンとして楽しんでいただけたらなと思います。公演プログラムで(脚本・演出の)正塚先生が〈ルパンファンが 龍 真咲 ファンになりますように〉という、とても愛のあるお言葉を書いてくださったので、先生の期待に応えることが出来るようにという想いを込めて、精一杯ルパンという役を愛したいなと思います。私自身、ルパンはオスカルに次ぐぐらい大好きな役なので、この1カ月ちょっと大切に演じたいと思います。
―――どんなところがルパンの魅力ですか。
◆龍 真咲
物事を進めて行くには、きっと順序というのがあると思うのですが、ルパンは、その2倍も3倍も先に行っているんですよね。ルパンという人物の大きさというものがあると思うのですが、そこを毎回演じていくごとに役を深めるという意味で、私自身楽しんでいるところです。
―――今公演で退団する、組長・越乃リュウさんの思い出、贈る言葉をお願いします。
◆龍 真咲
ちょっと実感が湧いて参りましてやはり寂しいのですが、お稽古場で組長さんがおっしゃっていたように、今自分に出来ることを大切に、そしてこのメンバーでこの作品が出来るということを大切にしていきたいと思います。組長さんだけでなく、同じく退団する妃鳳こころ、紗那ゆずは のためにも、今出来る瞬間や、この空間を大事にやっていきたいなと思います。最後まで精一杯仲間を大切に、そして退団者を感じながら楽しみたいなと思います。
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