エンタメ ターミナル

『エンタメ ターミナル』では舞台を中心としたエンターテインメント関連情報をWEB記事として発信しています。
掲載内容は、掲載日付のものとなりますので、最新情報は各自ご確認ください。

※　記事・写真等の無断使用・無断転載は禁止しています。なお、リンクはフリーです。

Tweet

ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』
製作発表が行なわれました

公演について（公演資料より）

1969年、北アイルランド・ベルファスト――
絶望から希望へ　憎しみから愛へ

1960年代のアイルランドを舞台に、
サッカーに青春をかける少年達が
カトリックとプロテスタントの熾烈な争いに
巻き込まれて行く姿を描く。

ロンドンのケンブリッジ劇場で2000年9月～2001年9月に
上演されたロングランミュージカル。
ロンドン演劇界で最も権威のある「ローレンス・オリヴィエ賞」、
2000年ベストミュージカルにノミネートされた。

「オペラ座の怪人」「キャッツ」「エビータ」他の人気作曲家、
アンドリュー・ロイド＝ウェバーと「WE WILL ROCK YOU」の
脚本家ベン・エルトンが放つ社会派ミュージカルの日本語翻訳版！

ＳＴＯＲＹ

北アイルランドの貧しい町ベルファスト。
1969年のベルファストはIRA(北アイルランドの独立を訴える過激派)の活動が盛んな町でもあった。

「ザ・ビューティフル・ゲーム」は、この町の高校のサッカーチームの少年たちとそのガールフレンドたちの物語。
彼らはテロに巻き込まれるなど、度重なる危険や苦悩の末、ついに栄光をつかむ。

しかしサッカーチーム優勝パーティーの後、仲間が過激派に殺される。
そしてIRAに参加する者や、そのIRAの友人に誘われ、結果的にテロの手助けをしてしまう者…。

この貧しい、危険な町から出て行きたがる者。
それでもここは自分たちの故郷、自分たちの国だからここで暮らしたい… という者。
できれば、平和に… そんな若者たちの3年間を描いたミュージカル。

製作発表が行われました（2013年10月21日／提供写真）

登壇者全員が挨拶と意気込みを語った後で質疑応答があり、その後、藤岡正明さんと野田久美子さんのペアで「LET US LOVE IN PEACE」を、大塚千弘さんのソロで「ALL THE LOVE I HAVE」、最後にキャスト全員で「THE BEAUTIFUL GAME」が披露されました。

◆藤田俊太郎（演出）
10年ほど、蜷川幸雄さんの舞台で演出助手をしていました。音楽が好きなので、いつかミュージカルの演出をしてみたいと思っていました。今回声をかけていただき、とてもワクワクしています。素晴らしいキャスト、素晴らしい台本、素晴らしい音楽が揃っているので、素晴らしい演出をしたいと思います。

◆馬場徹
素晴らしいキャストの皆さんと一緒に舞台を作っていくのを楽しみにしています。僕個人としては、恋人役の大塚（千弘）さんとの濃厚なからみがあるみたいなので、そこに全精力をそそいで頑張りたいと思います（笑）。

◆大塚千弘
最近、相手役が年下の方が演じられることが増えて･･･若さを吸い取ってチャーミングな高校生を演じたいと思います！ 17歳で初舞台に立たせていただき、私の青春時代は“お仕事”の思い出ばかりです。その頃の気持ちを思い出して演じたいと思います。

◆平方元基
アンドリュー・ロイド=ウェバーの作品に出演できることがとても嬉しいです。今回初めて共演する方が多いのですが、今日の控え室はまるで高校の部室のようだったので、稽古するのがとても楽しみです。 年齢も経験もバラバラなので、いろんなことを学ばせてもらいたいと思っています。

◆フランク莉奈
今日初めて会う方もいるのですが、すでに暖かい空気が流れていて、素敵なカンパニーにめぐり合えたな、と思っています。今回は今まで演じたことのないキャラクターを演じるので、とても楽しみです。

◆藤岡正明
このメンバーの中では、吉原（光夫）さんの次に年上なので、デリケートな少年役･･･恐縮です（笑）。 この作品は2006年以来、8年ぶりの上演になるそうなので、演出の藤田（俊太郎）さんとディスカッションして、いい作品になるよう精一杯努力したいと思います。

◆野田久美子
私事になるのですが、最近フットサルにハマっていて、リフティングが3回出来るようになりました。舞台でお見せすることはないと思いますが、10回できるようになりたいと思っています。素晴らしいキャストの皆さんと、演出の藤田さんと一緒に素敵な作品を作りたいと思います。

◆小野田龍之介
個性の強いキャストの皆さんが揃っていてとても楽しみです。馬場（徹）さんとは、同じ作品に出演したことがありますが、同じ役を（Wキャストで）演じていたため、共演は初めてです。こちらもとても楽しみにしています。

◆谷口ゆうな
プロテスタント少女という、“少女”の役を演じます。どうやら間違いないみたいです。 さっそく控え室で騒いでスタッフの方に怒られてしまったので、仲のいいカンパニーになりそうでとても楽しみです。一生懸命頑張りますので、楽しみにしてください。

◆中河内雅貴
僕が演じる役は、この作品の中では“悪”の役なので、強い“アク”を出して役作りをしたいと思います。ダンスが得意なので、いつ藤田さんから指示が出ても良いようにカラダを作っておきたいと思います。

◆吉原光夫
オドネル神父という、みんなをまとめる役を演じます。ファンキーなメンバーが揃っていますし、藤田さんが考えている演出プランがとても面白いので、今から胸が踊っています。北アイルランド紛争は日本人にはなじみがないので難しい作品だと思います。うまく伝えていけたら良いなと思っています。

Tweet

情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。