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ミュージカル『フル・モンティ』
製作発表が行なわれました
山田孝之 初舞台&初ミュージカル!『フル・モンティ』
2014年1月、福田雄一とのタッグですっぽんぽんに!?
英国アカデミー賞の作品賞、主演男優賞、助演男優賞、観客賞と4冠に輝いた大ヒット映画『フル・モンティ』(1997年)がブロードウェイでミュージカル化。トニー賞9部門にノミネートされた大傑作ミュージカルを、テレビドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ、ミュージカル「モンティ・パイソンのスパマロット」の福田雄一が演出を手がけ、山田孝之と再びタッグを組む!
かつては鉄鋼業で栄えたNYの田舎町バッファロー。鉄工所で働いていたジェリーも、今は失業中で職安通いの日々を送っている。一人息子が唯一、心の慰めだったが、その養育費も払えず、離婚した元妻に親権も奪われそうになっていた。職安には、ジェリー以外にも鉄工所の元仕事仲間たちが毎日、職を探しにやってくる。
そんな男たちをよそに、街の女たちは巡業でやって来た男性ストリップショーに過熱していた。その中には、ジェリーの親友で同じく失業中のデイブの妻の姿もある。女たちの過熱ぶりと、自分たちをバカにした男性ストリッパーへの反発心から、ジェリーは一獲千金を狙って自らが、一夜限りのストリップショーのステージに立つ決意をする。しかもそれは、「フル・モンティ(=すっぽんぽん)」のショーだという。
ショーに出る仲間集めのオーディションに来たのは、やはりそれぞれに事情を抱え、このショーに賭けようとする男たち。しかし、ショーの本番が刻々と近づく中、不慣れなダンスの練習に加えそれぞれの個人的な問題のために、6人の気持ちに乱れが生まれていく。果たして、男6人の〝フル・モンティ″は、成功を収めるのか…!?
◆演出・翻訳・訳詞:福田雄一
僕自身がミュージカルの大ファンで普段からたくさん観ていますが、日本ではミュージカルは敷居が高くて品のある出し物というイメージがあります。もう少しくだけた感じでミュージカルが見られないのかなと思っていまして。ブロードウェイでは、幅広い年齢層が客席で腹を抱えて笑って、休憩時間にはお酒を楽しんで本当に楽しそうなので、日本も早くそうならないかなと思っております。『フル・モンティ』が笑えて泣けて、気楽に観に来られる作品になるよう目指して頑張りたいと思います。
◆山田孝之 ジェリー役
前にこの作品のことがニュースで紹介されていて、そこで(僕が演じるのが)「ストリッパー役」となっていて、まずそこが違います。鉄工所をリストラされた男の設定です。それだと『フル・モンティ』のストーリーが変わってしまうので、そこは訂正してもらいたいなと思っています(笑)。今までは映像ばかりで舞台は初めてです。演出の福田さんが「気楽な感じで」と言っているので、僕も気楽にやろうと思っています(笑)。
◆佐藤仁美 パム役
山田君のお嫁さんになれるなんて舞台でしかできないなと。このキャスティングをしてくれた福田さんに感謝をしたいと思います。すごく楽しくお芝居をできたらいいなと思っております。
◆勝矢 デイヴ役
デブで良かったなと思ってます。太ってみるもんだなと。(太ってみたわけじゃないでしょ、とツッコミあり)福田さんが、『テルマエ・ロマエ』に出ている僕を見て、これをやらせていただくことになりました。(福田:僕、映画を見てすぐプロデューサーに「いいデブがいましたよ!」って言ったんです。笑)今回も裸で、デブで頑張ります。
◆大和田美帆 ジョージー役
ストリップにハマッている、元気な女性役をやらせていただきます(笑)。私も福田さんと同じくミュージカルオタクで、小さい時からずっと好きだったんですが、あまりミュージカルに触れたことがない方も、観に来たら「ミュージカルっていいんじゃない」と思っていただける舞台になるように頑張りたいと思います。
◆中村倫也 マルコム役
マルコム役の中村倫也です。キャストのみんなと友達になれるよう、頑張りたいと思います。
◆ムロツヨシ イーサン役
脱いだらすごい役をやります、ムロツヨシでございます。ミュージカルは今回2度目です。前回は福田雄一作品『モンティ・パイソンのスパマロット』に出させていただいて、僕には歌のソロもあったんですが、とても評判が良くてですね、歌唱力には定評のある役者でございます(口々にツッコミが入る)。ミュージカルでまた歌いさらに喜劇ということで、みなさんの期待に応えられるようなキャストやスタッフが揃っております。しっかり笑わせて、しっかり裸になって「脱いだらすごい」体になって舞台に立ちたいと思います。あ、でも脱いだらすごいって、いろんな意味がありますからね、別にバキバキの体というだけでなく、ほかにもいろいろ解釈ありますから(・・・と熱弁をふるうも、あんまり場内が受けていない・・・とつぶやくツッコミあり)。頑張りますよろしくお願い致します。
◆鈴木綜馬 ハロルド役
昔、同じ職場にいた保坂(知寿)さんと夫婦役だなんて、本当に神様はこんな素敵なことをしてくれるんだなと思いました。ありがとうございます。ロンドンで10年くらい前に『フル・モンティ』を観ました。まさかその時は自分が出ることになるとは思わず、ギャーギャー笑いながら観ていたので、あのときのロンドン市民の興奮を日本の人たちもと思うと楽しみで仕方がありません。今、別の作品で川平慈英さんと一緒なんですが、個々の楽屋があるにも関わらず一つの楽屋を使っていて、僕は素っ裸になって『フル・モンティ』の練習に励んでいます(笑)。「慈英、俺これで大丈夫かな?」「うん!いいんじゃない?It’s so good!」なんて言ってもらいながら励んでいます(笑)。みんなが喜んでくれるのを期待して、頑張ります!
◆保坂知寿 ヴィッキー役
ハロルドの妻をやらせていただきます。本当に強烈な個性をよくこんなに集めたなというメンバーに、強烈な台本なので、どんな作品になるのか、とにかく楽しみです。海外でもこの作品を観劇したことはないのですが、男性が裸になるというのは、自分だったらどういう風に受け止めるのかな、うれしいのかな?どうなんだろう、観たいのかな? という疑問に答えを出せたらいいなと思います。
◆浦嶋りんこ ジャネット役
年齢不詳、正体不詳の浦嶋りんこでございます。みなさんが心ゆくまで脱げるように、しっかり喝を入れたいと思います。どなた様も是非ご覧になってくださいませ。
◆ブラザートム ホース役
今回この舞台で勝海舟の役をやらせていただきます(一同大爆笑。嘘です)。とりあえずミュージカルなので、みなさんと楽しくやらせていただいたら、よかったでしょうか。 失礼します。(場内爆笑)
製作発表では、出演者による歌唱披露などが行なわれることがありますが、
この日は、外国人ダンサーが突然乱入し?!ストリップショーが始まりました。
キャストも何が起きるのか興味津々で見つめます。
と思ったら、女性キャストが舞台中央へ連れ去られました。
そして、叫びます!(笑)
大興奮のうちに・・・目の前であんなことやこんなことに。
ここから先は・・・掲載自粛します(笑)
パフォーマンス終了後、興奮冷めやらぬ場内。ざわついています。
忘れ物をした!とダンサーが絶妙なタイミングで戻ってきて場内大爆笑。
全身を出すのは生々しいのでロゴでカバーした写真を掲載(笑)
笑顔溢れる製作発表となりました。
ミュージカル『フル・モンティ』
脚本:テレンス・マクナリー
作曲・作詞:デヴィッド・ヤズベック
演出・翻訳・訳詞:福田雄一
出演:山田孝之/大和田美帆 中村倫也 ムロツヨシ 勝矢/
佐藤仁美 浦嶋りんこ 保坂知寿 鈴木綜馬 ブラザートム 他
2014年1月31日(金) ~ 2月16日(日)
東京国際フォーラム ホールC
未就学児童入場不可
お問い合わせ
キョードー東京 0570-550-799
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あらかじめご了承下さい。