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ミュージカル・コメディ『ラブ・チェイス!!』囲み取材
紫吹淳、水夏希、玉野和紀（作･演出･振付･出演）

公演について（公演資料より）

数々の大ヒットオリジナルミュージカルを世に送り出してきた玉野和紀の最新作！
出演者は、元・宝塚トップスターで、舞台や映像で大活躍中の紫吹淳、水夏希、
「レ・ミゼラブル」 「ミス・サイゴン」などの大作ミュージカルで活躍する
原田優一、野島直人、木村花代、綿引さやか、
舞台や「特命戦隊ゴーバスターズ」などで活躍する馬場良馬、
演劇界注目の若手俳優である青柳塁斗、廣瀬大介、小野田龍之介、
そして出演もこなす玉野和紀。
この11名の多様な個性を結集してお贈りいたします。

天使と悪魔、そして人間たちをも巻き込んで繰り広げられる様々な恋愛模様を、
極上のSONG＆DANCEで紡ぎます！

ＳＴＯＲＹ （STORY　by 玉野和紀）

ある時、ある悪魔（水 夏希）が人間界に降りて、
様々な人間に姿を変えて人間たちとの恋を悪戯に楽しんでいた。
この行いを見ていた神は、一人の天使を人間界に降ろし、
その悪魔の行動を正そうとしたがなかなか上手くいかない。
そこで神は彼達よりも上級な天使（紫吹 淳）と悪魔（玉野和紀）を呼び、
その悪魔を何とかするようにと人間界に送り出す。
人間界で恋愛をゲームの様に楽しんでいる悪魔と
それを阻止しようとする天使とLoveChase!!が始まる。
そこに巻き込まれる男女の人間達。さてその結末は？
最高にコミカルでちょっぴりウェットなラブストーリーを玉野ワールドでお届けします。

初日公演前に囲み取材が行われました（2014年4月9日／シアタークリエ）

▲カメラマンから「ぜひポーズを」と言われ相談するお三方。



―――いよいよ開幕しますが意気込みを。

◆水夏希
退団後初の男役あり、歌あり、ダンスあり、立回りあり、タップあり･･･と
盛りだくさんなので、まだまだ自分自身が楽しむというところまでいけるかどうかは
分かりません、がコメディですからみなさんと一緒に笑って泣いて感動したいと思います。

◆紫吹淳
がんばります！
（場内、笑）
セリフの中に「頑張って」というセリフがあるのですが、
「頑張って自分」っていう感じです（笑）

◆玉野和紀
新作なので、今日初めてお客様に観ていただきます。どのような反応なのか
楽しみでもあるんですけど、この2人を始めみんなの新たな面が見えるといいなと思います。

―――紫吹さんが天使、水さんが悪魔役だそうですね。

◆紫吹淳
私は役作りなしです。
（場内、笑）
だってあて書きだって、玉野さんが。

◆玉野和紀
あて書きです！（笑）

◆紫吹淳
天使、天使！

◆玉野和紀
そうです。天然ボケの天使です！（笑）

◆紫吹淳
そこいらないと思うんですけど･･･いります？（笑）

◆玉野和紀
あ、天然の天使です！（笑）
観ていただいたら分かると思いますが、りかちゃん（紫吹）ならではですよ。

◆水夏希
本当に、真似できないです！（笑）

◆紫吹淳
個人的にはセリフの中に「大丈夫、きっと素敵な出会いがあります」って言っているので
それを自分に言い聞かせています。

◆水夏希
私は悪魔役なのですが、一番純粋なんじゃないかと思います。

◆紫吹淳
ある意味私が一番悪いよね。

◆玉野和紀
それもテーマです。人間にも天使の心と悪魔の心の両方があるよと。
天使も悪魔っぽいところがあるし、悪魔も天使っぽいところがあるという。
そういうところを表現したかったんです。


▲華やかな雰囲気にということでこのポーズ


▲「ちょっと悪魔顔に」と言われ、水さんと玉野さんはこの表情


―――男役と女役を早替わりするそうですね。そのあたりの難しさは？

◆水夏希
私は同じ作品の中で男と女の両方を演じるのは初めてなので、声の切り替えなどが難しいですね。

◆紫吹淳
宝塚100周年で、私は退団して10年。1年に1本男役をやっているので、
私自身もファンの方にも新しさはないかもしれませんが、
こんなにキレイな格好から（ガラリと）男性になるというのは初めてなので
新たな一面をお見せ出来るのではないかと。
女優になって10年、男役歴18年なので、まだ男役歴の方が長いです。
宝塚で培ったものは根底にありますね。
衣裳の早替わりに関しては、お茶の子さいさいです（笑）

◆水夏希
私は（紫吹）先輩に色々と聞いて勉強になっています。

◆紫吹淳
そんなことないでしょ、何か勉強になった？

◆水夏希
なりましたよ。

◆紫吹淳
それなら良かった（笑）

―――みどころは？

◆紫吹淳
玉野さんは作って演じていらっしゃる。なかなか出来ることじゃないですよね。
あとは私たちが女を演じたり男を演じたりするところ。

◆玉野和紀
お客様は楽しんでくださると思いますよ。お2人が並んで男役をやると
めちゃくちゃかっこいいんですよ。
思わず芝居を忘れてみんなも見入っちゃうんです。

◆紫吹淳
私たちは、宝塚時代は組も違ったので、海外公演で一緒にやらせていただいたとき以来（14年ぶり）なんです。

◆水夏希
自分が男役でりかさん（紫吹）も男役の瞬間はすごく懐かしい感じがします。
なかなかこういう機会ないですよ。

◆紫吹淳
本当なら宝塚の100周年の式典で久しぶり！と会っている感じなのに、
100周年の式典の楽屋で『ラブ・チェイス!!』の台本を広げていましたから（笑）
組は違ったけど暗黙の了解でわかりあえるところがありますね。
玉野さんや他の方には分からないことがあると思います。

◆玉野和紀
それ知りたいなぁ。少しは分かっているつもりだけど、宝塚は。

◆紫吹淳
例えば同時にセリフを言うとか、そういう息は宝塚ならではかも。

◆玉野和紀
それはすごいなと思います。
お2人を見ていて、ひとつのことをやり遂げて、新しく俳優をやられているので、
他の方たちとは違うんですよ。

◆紫吹淳
宝塚は全員女性ですが、男性の中で男役をやるというのはまた違うんですよ。
これが難しい。

◆水夏希
今回は悪魔と天使なので、そこは割り切ってやってみようかなと思っています。
決闘のシーンがあって、女性陣に「昨日の振付はどんなジャンルですか？」と言われて
「宝塚」と答えました。宝塚というジャンルがありますよね。

◆玉野和紀
それも意識して作っているんです。

―――宝塚100周年の式典の感想を。

◆紫吹淳
歴史の重さを感じました。自分がここでトップとして3年弱やらせていただいたというのは
すごいことなんだなと。当時はいっぱいいっぱいで気付かなかったけど、
すごいところにいてすごいことをやったんだなと。
現役生が大階段に色袴を着て並んだ姿は圧巻でした。自分もやっていたけど
あのような光景を見たのは初めてでしたから。

◆水夏希
月組のパフォーマンスを見ました。客席には先輩がずらっとならんでいて大変だったと思いますが
「あなたたちは私たちの後輩よ」という気持ちで熱いものを客席から送って、
100年の繋がりを感じました。


▲手でハート


▲特定公演のみでもらえる特製クリアファイルを手に


「ヅカヲタ（宝塚歌劇の熱烈なファン）」の日常を描いた、
『ZUCCA×ZUCA（講談社）』でお馴染みのはるな檸檬さんと、
「Love Chase!!」のコラボレーションによる特製クリアファイルが
特定の3公演にてご来場者全員にプレゼントされます。

クリアファイル表面（紫吹さんがお持ちの面）は、稽古場で撮り下ろした
Love Chase!!カンパニーの集合写真と公演オリジナルキャラクター
「Chaseちゃん」のイラストバージョンがプリントされています。

クリアファイル裏面（水さん、玉野さんがお持ちの面）は、
はるな檸檬さんが書き下ろしたイラストがプリントされています。
非売品の貴重なものです。

以下の回をご覧のお客様にもれなくプレゼント！

【クリアファイルプレゼント　公演回】
4月10日（木）ヨルの部
4月15日（火）ヨルの部
4月21日（月）ヨルの部

http://www.tohostage.com/lovechase/


▲クリアファイルイラストはこちら


▲紫吹さんの美脚！


▲宝塚時代の想い出話にも華が咲きました
「初舞台の時に羽根を渡す係を任されていたのですが楽屋で寝てしまって・・・」と紫吹さん。

▲2人の様子を温かく見守る玉野さん

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