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大和悠河さんインタビュー 明治座6月公演『細雪』出演 2014年04月

(2014年04月17日記載)

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大和悠河さんインタビュー
明治座6月公演『細雪(ささめゆき)』出演

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大和悠河(やまと ゆうが)プロフィール(公演資料より)

1995年宝塚歌劇団入団。天性の華やかさと恵まれた容姿でまれにみる逸材として早くから抜擢され、宙組男役トップスターとして活躍し、抜群のスター性、 キラキラ輝く笑顔でファンを魅了し続けた。2009年に退団、2010年女優デビュー。 ミュージカルを中心に幅広い分野の舞台で数多くの主演を務めている。本公演の後は、ミュージカルの舞台やコンサートに続き、ブロードウェイミュージカルCHICAGOにロキシー役で出演予定。 テレビ出演やオペラカイエの開催、本の執筆など多方面で活躍している。『細雪』は今回が初出演。


大和悠河さんインタビュー
(2014年4月1日、八芳園にて)
取材・文・撮影:住川絵理

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「この作品に参加することが夢だった」と語る大和悠河さんにインタビューしました。
明治座6月公演『細雪』に、四女・妙子役で出演します。

制作発表の模様は別ページに掲載しております。

---つい何日か前まで『THE CLUB』という作品で燕尾服姿でしたが、
今日はガラリと変わって振袖姿ですね。


いよいよ『細雪』の公演が近付いてきたんだなと実感しました。

ピンク色の振袖で柄も素敵。こんなに美しいお着物を着ると、気持ちまで華やいできます。
今日初めて(共演者である)お姉ちゃんたち
(長女・鶴子:高橋惠子、次女・幸子:賀来千香子、
三女・雪子:水野真紀)に
お目にかかりました。すごく素敵な方々で、
きさくに話しかけてくださいました。3名のお姉様は今回初めてご一緒する方ばかりなので、
稽古が楽しみですし、早く一緒にお芝居がしたいです。

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---今日は桜の花も満開で、本当にいいお日和ですね。
八芳園の日本庭園が見える場所が製作発表の会場となりましたが、
桜の花を眺めながらお化粧なさったそうですね。


そうなんです。桜の花も本当にキレイで、時々吹く風でチラチラと
花びらが舞い、
本当に「『細雪』のための日」だなと思いました。

---『細雪』に出演することが決まった時、どのようなことを感じましたか?

いつか出演させていただける日が来たら・・・と思っていた
憧れの作品なので、とても嬉しかったです。

これまでにも公演回数1400回以上にわたり
素敵な女優さん方が演じてこられた役なので、

今日お着物を着て身が引き締まる思いがしていますが、
私なりの妙子を、楽しみながら懸命に演じたいです。

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---『細雪』をご覧になっての印象は?

最後の場面がすごく印象的です。原作ではこれから4人がどうなって
いくのかな?というところで
終わっていますが、舞台では華やかに四姉妹が集まって
いつものお花見に行くというところで終わるので、
そこがとても好きですね。
四姉妹それぞれに見せ場もあり、感情の動きが見える舞台だと思います。

---四女の妙子役をどのように捉えていらっしゃいますか?

活発で好奇心旺盛な女性です。
美しいお着物だけではなく、
姉妹の中で唯一「洋装(ワンピース)」も着て時代の先を行くような面もあれば、
日本舞踊をたしなみ、その頂点ともいうべき地唄舞を踊る場面もあります。 
芸術的な素養と現代的な感性を兼ね備えた妙子は、色々な事件を起こして、
みんなの感情をかき乱すような役だと思います。
自分だけでなく、周りの人々の感情の起伏をも激しくさせるような、
何か大きなエネルギーを持つ女性ではないでしょうか。
ひとつひとつの感情を丁寧に掘り起こして演じたいです。

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---役との共通点は?

いろんなことに興味を持ってやってみるというところが似ていると思います。

妙子は人形作りも好きで展覧会をやったり、日本舞踊も極めたり、

新しいものをどんどん生活に取り入れています。

手に職を付ける女性はまだまだ少ない時代に、
挑戦する気持ちを持って自立しているんですよね。

私も宝塚時代も、退団後も、いろんなことを経験させていただいています。

---大和悠河さんの今年の活動を見ると、
『喜劇・売らいでか!-亭主売ります-』『THE CLUB』『細雪』『CHICAGO』と
出演作品の幅も広いですね。


そうですね。宝塚も伝統がある場所ですが、その中でも新しいことにも挑戦したいという気持ちで
やってきましたので、そういうところは妙子と似ているかなと思います。

『細雪』の公演でもいろんなことを吸収したいです。

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明治座6月公演『細雪』

 

日程:2014年6月1日(日)~6月27日(金)

会場:明治座

 

お問い合わせ

明治座チケットセンター 03-3666-6666(10時~17時)

 

公演特設サイト

http://www.meijiza.co.jp/info/2014_06/

 

 

 

 
 

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