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宝塚歌劇雪組公演 壮 一帆、愛加 あゆ 初日会見 2014年08月

(2014年08月04日記載)

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宝塚歌劇 雪組公演
『一夢庵風流記 前田慶次』
『My Dream TAKARAZUKA』
壮 一帆、愛加 あゆ 初日会見


公演について(公演資料より)


東京宝塚劇場で、雪組公演が始まりました。

宝塚傾奇絵巻『一夢庵風流記 前田慶次』
~原作 隆慶一郎『一夢庵風流記』(新潮文庫刊)~

脚本・演出/大野 拓史

隆慶一郎による人気小説を舞台化。
世は関白・豊臣秀吉の隆盛期、大名・前田利家の甥にあたる前田慶次は、
利家の下を出奔し、京へと向かう。
まつとの秘めたる恋、奥村助右衛門との友情を軸に、
天下の傾奇者として名を馳せた男の豪放磊落な生き様を描く話題作。



グランド・レビュー『My Dream TAKARAZUKA』
作・演出/中村 一徳

宇崎竜童と阿木燿子がメモリアルソングを捧ぐ。
100周年を迎える宝塚歌劇が紡いできた夢のごとく、
ひとりひとりの人生には様々な夢がある。
旅人たちの、若者たちの、恋人たちの夢をレビューに。
宇崎竜童と阿木燿子が紡ぎだすメモリアルソングが、
壮 一帆のラストステージを感動的に盛り上げます。


初日会見が行われました。(2014年8月1日)

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◆壮 一帆
今回は、私と愛加と、退団者6名の退団公演となっておりますが、
次に繋げるための公演であるということを常に意識しております。
千秋楽まで、みんなで心を一つにして頑張りたいと思います。宜しくお願いいたします。

◆愛加 あゆ
私も、今回この公演で卒業させていただくのですが、
本当に壮さんとご一緒に卒業できることが幸せで、
この気持ちを、お客様への感謝の気持ちとともにお届け出来たらと思います。
一カ月間頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

―――芝居では松竹から参加している
歌舞伎のお馬もいらっしゃいますが、乗り心地はいかがですか。


◆壮 一帆
乗馬をしたことがあるのですが、意外と普通の馬とあまり変わらなくて。
ちょっと違うのは、普通の馬より大きいので、かなり高いことですね。
最初乗った時は、怖かったのですが、お稽古場で何度も乗らせていただたので慣れましたし、
舞台に上がってから、松風(前田慶次の愛馬)の勢いがどんどん増していて、
大劇場の初日より、どんどん激しくなっているんですけど、
こちらも慣れてきたので、ロデオ気分で楽しんでいます。
松風もものすごく楽しんでいます。芝居もどんどんヒートアップしていて、
〝子どもと動物には負ける〟とよく言いますが、
私も松風に負けないように前田慶次を演じられたら良いなと思います。

―――ショーでは、宇崎竜童さんとと阿木燿子さんの曲を歌われていますが、
大劇場の初日もご覧になったと思いますが、お二人の感想は。


◆壮 一帆
お稽古場にもいらしてくださって、宝塚に住みたいっておっしゃっていました。
ご夫婦ですごく感動してくださって。とにかくみんな綺麗だしって(笑)。
本当に良いものを観せてもらったとおっしゃってくださったので、
これから初日もご覧いただくのですが、期待に添えられるように
一生懸命心を込めて歌いたいと思います。

◆愛加 あゆ
壮さんを中心として、みんなで作り上げているということを、毎日この場面で実感しています。
1人1人と壮さんが絡んでいるのを袖から観ているんですけれども、
今の雪組のパワーというか、この場面で表現されているんじゃないかなと思います。

―――壮さんは、日本物の継承ということを言われていますが、
旧作の再演が多い中、今回は新作の日本物に取り組んでみていかがですか。


◆壮 一帆
一言では言い表すことが出来ないのですが。
私は日本物が得意というわけではないのですが、大好きだったんです。
でも、スタッフさんにその気持ちこそが大事なんだよということをおっしゃっていただいて。
あと、100周年の式典、祭典を経験して、昔はもっともっと日本物が多くて、
その時の公演の歌を歌っていらっしゃるOGの方も多くて。
やはりこれは、次の200周年に向けて残して行って欲しい、財産だなぁと強く感じたので、
その機会を与えて頂けたというのは、私にとってありがたいことでしたし、
次に繋げて行くということでは、責任感も感じながらの公演ですね。
日本物と一言で言っても、演じて来た役は本当に様々。
時代も、身分も、境遇も全部違ってきたので、それぞれに新鮮な気持ちで取り組むことができたので、
私にとっても、組にとっても良い経験になったのではないかと思います。

―――今度NHKでショーが中継されるということですが。

◆壮 一帆
全国の皆様にショーを生中継で観ていただけるということで、私たちもとても楽しみなのですが、
テレビに慣れていないので、どこを見たら良いのかわからないと思うのですが。
あと、中継でイヤホン付けてヒアリングが出来るのかというのが、今もっぱらの不安です。
でもテレビで見ていて「こちらなんとかです~」というのも、ちょっと楽しみで、
私がミーハーになっていますが(笑)、全国の皆様に宝塚の魅力をお届け出来ればなと思います。

―――お二人にとって宝塚とは。

◆壮 一帆
あまり、ありきたりの言葉では言いたくないのですが、
やはりお客様が夢を観に来るところだというのは、とても感じます。
その期待に添えられるように、私たちも夢を観ることが
大事なんじゃないかなと常に思っています。
舞台で輝くためにも、自分たちも夢を持って進んでいるんだよという
姿勢を崩さないように、ということは常日ごろ組子にも伝えているので、
そういうことが輝く雪組公演になっていたらいいかなと思いますし、
またその公演を観てくださったお客様が、ひとときの夢を観て下さって、また来ようとか、
生活の活力になってくだされば、こんなに嬉しいことはないです。

◆愛加 あゆ
こんなに夢が一杯溢れた舞台は他ではないと思いますし、
宝塚に入ってから人との繋がりといいますか、沢山のファンの皆様も本当に優しくて、
素晴らしい方ばかりなので、ここに入って沢山の方に出会えたことが、
私にとってかけがえのない財産です。

―――卒業へのカウントダウンとなりますが、今のお気持ちは。

◆壮 一帆
寂しさを感じることはあるのですが、みんなと一緒に居る時は、生活の1コマ1コマを
楽しんで過ごして行くことの方が、私にとってプラスになるので、
寂しかったら家で1人で泣きます(笑)
みんなと一緒に居る時は、とことん楽しんで。
舞台に立っている時は、お客様とのコミュニケーションを楽しんで。
私のファンの方々も、最後だと惜しむのではなく、
その一瞬一瞬輝いているであろう壮一帆を楽しんでいただけたらと思います。





 

宝塚歌劇雪組公演

宝塚傾奇絵巻『一夢庵風流記 前田慶次』

~原作 隆慶一郎『一夢庵風流記』(新潮文庫刊)~

 

グランド・レビュー

『My Dream TAKARAZUKA』

 

東京宝塚劇場公演

公演期間:8月1日~8月31日

 

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/370/index.shtml

 

 

 
 

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あらかじめご了承下さい。

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