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宝塚歌劇雪組公演
日生劇場公演『伯爵令嬢』囲み取材
『伯爵令嬢』公演について
ル・ミュージカル・ア・ラ・ベル・エポック
『伯爵令嬢』-ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない-
~細川智栄子あんど芙~みん作「伯爵令嬢」(秋田書店刊)より~
脚本・演出/生田 大和
19世紀末。エッフェル塔、パリ万国博覧会に代表されるベル・エポック華やかなりしフランスを舞台に、
新聞王として世に勇名を馳せる公爵家の子息アラン、孤児院で育ち海難事故で記憶を失った少女コリンヌ、
アランに復讐を企むフランソワ、かつてコリンヌと愛を誓い合った盲目のリシャール、
狡猾な女スリのアンナなど、個性溢れる登場人物たちが織り成す愛の讃歌です。
囲み取材が行われました。(2014年10月10日)
宝塚歌劇雪組 日生劇場公演『伯爵令嬢』制作発表会 歌唱披露
宝塚歌劇雪組 日生劇場公演『伯爵令嬢』制作発表会 コメント
◆早霧 せいな
明日の初日から千秋楽まで出演者一丸となって、頑張っていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
◆咲妃 みゆ
沢山のお客様にお楽しみいただけますよう、みんなで力を合わせて頑張りたいと思いますので、
どうぞ宜しくお願いいたします。
―――舞台稽古が終わりました。初日に向けての意気込みをお願いします。
◆早霧 せいな
衣装をつけて、照明があって、セットがあっての稽古が出来てホッとしている反面、
いよいよ明日からなんだなという緊張感と高揚感があって、気持ちが忙しいです(笑)。
今日は、この通し稽古で感じたことをきちんと消化して、明日からよりお客様に楽しんで頂けるように
していきたいと思います。
―――ちなみに舞台稽古では、どんなことを感じられましたか。
◆早霧 せいな
日生劇場に出演するのが初めてなので、まだ劇場に私自身が慣れていなくて、
裏の面でバタバタとしてしまったので、早く劇場と仲良くなりたいと思います。
アラン(役名)は汗をかかず、爽やかな風で立ちたいなという思いで舞台でやっていると、忙しかったという感じでしょうか。
◆咲妃 みゆ
お稽古場、舞台のお稽古を通して、作品の世界感をより深く捕らえられたような気がします。
まだ自分のことであたふたしてしまっているのですが、楽しく幸せな世界をお客様に楽しんでいただけるように、
早霧さんの元、頑張りたいと思います。
―――お二人トップとして初のお披露目公演となりますけれど、いかがですか?
◆早霧 せいな
作品を作る上では、いつもと全く変わりないのですが、やはり主演、お披露目ということで、
まわりの皆さんがより支えてくださっていることを感じているので、その気持ちに少しでもお応えできるよう、
ファンの皆様、組子、そして出演者の皆様、みなさんの気持ちをちゃんと受け取って、
皆さんにお返しできたらなと思っています。
―――プレッシャーというのはどんな感じですか?
◆早霧 せいな
プレッシャープレッシャーと言われて、プレッシャーが分からなくなりまして。
おかげさまで、あまりプレッシャーを感じておりません(笑)。
◆咲妃 みゆ
お披露目公演ということで、脚本・演出の生田大和先生がとても明るくハッピーエンドの作品を選んでくださったのが、
とても嬉しかったです。お稽古場から、沢山の方が苦労しながらも楽しんで励んでいらっしゃるのが、
私自身の励みにもなりましたし、この気持ちを大切に頑張りたいと思います。
―――見どころは?
◆早霧 せいな
セット(装置)が豪華で、吊り橋のようなセットが上下に動くところでお芝居をしたり、立ち回りをしたり。
コリンヌが海に転落するシーンがありまして、そこで布を使った海の表現をしていて、
その担当は娘役さんがやってくださっています。その場面が難しいところで苦労点ではあるのですが、
それが(舞台上で)成功したらすごく迫力あるシーンになるんじゃないかなと思っています。
◆咲妃 みゆ
早霧さんと同じ意見なのですが。ちぎさん(早霧)ご自身とても見どころ満載だと思いますので、
漫画から飛び出たアランさんをお客様にも早く観ていただきたいです。
―――漫画をご覧になったことは。
◆早霧 せいな
もちろん二人とも読んでいます。楽屋に漫画を置いておりまして、気になったシーンはすぐに読める状態にあります。
◆咲妃 みゆ
私も手元に12巻揃えて東京に馳せ参じました。
―――漫画を読んだ感想は。
◆早霧 せいな
なんと波乱に飛んだ人生を送っているのだろう、このキャラクターたちはという思いが強くて。
キャラクターが濃いので、これが宝塚の作品になったらより一層膨らむんだろうなという思いを抱きながら読みました。
―――これからどんなトップになりたいですか。
◆早霧 せいな
二人はもちろんなのですが、組子全員が信頼関係で結ばれた、皆が、皆を支え合えるような組にしていきたいなと思っております。
◆咲妃 みゆ
一番は早霧さんを始めとする雪組のみんなと同じ方向を向いて進んでいけるような気持ちで、
みんなで我らがトップスターさんを盛り立てていけるような、そんな明るい組になっていけたらと思っております。
―――お互いの印象を。
◆早霧 せいな
普段からコリンヌのように真っすぐで一生懸命なところが咲妃自身の魅力だと思うので、
これからもそれは変わることはないだろうなと隣に居て感じますし、そんな咲妃が隣に居てくれてすごく安心しています。
◆咲妃 みゆ
(照れながら)感無量です。こんなに素晴らしい方と巡り逢えて、私の人生の宝物だと常々思っております。
◆早霧 せいな
結婚します!(笑)それくらいの感じじゃないですか!いやいや、冗談です!(笑)。
―――作品の雰囲気と、日生劇場の内観のイメージが合っているなと感じましたが。
◆早霧 せいな
セットの模型を稽古場の段階から見せていただいた時から、これは日生劇場にピッタリの作品+セットだなと感じました。
劇場の2階、3階からも舞台を観たのですが、すごくキレイだったのでで、近くのお客様だけではなく、
2階、3階からご覧いただくお客様にも楽しんでいただけるんじゃないかと思いました。
―――メッセージを
◆早霧 せいな
とても盛り沢山の内容でお送りしている『伯爵令嬢』です。劇場で観ていただけると、宝塚の良さ、
そして『伯爵令嬢』という漫画の世界の良さも感じていただけると思いますので、ぜひ劇場にいらしてください。
お待ちしております。
◆咲妃 みゆ
お越しいただくお客様、みなさん、きっと温かい気持ちで舞台をご覧いただけると思いますので、
私も楽しみつつ、お客様にたくさんの愛をお届けできたらと思っております。
情報は書き込んだ時点のものですので、実際の内容と異なる場合があります。
あらかじめご了承下さい。