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30-DELUX × 劇団朱雀 MIX『オレノカタワレ~早天の章~』囲み取材
30-DELUXと劇団朱雀が初タッグを組み、公演が行われています。
―――それぞれ、いきごみをお願いします。
◆早乙女友貴(時枝三四郎役/風祭ジョー役 ダブルキャスト)
初座長なので精一杯頑張りたいと思います。
◆天野博一(時枝三四郎役/風祭ジョー役 ダブルキャスト)
今回、早乙女友貴くんとダブル主演です。座組み全員で頑張っていきたいと思います。
◆早乙女太一(スペシャルゲスト 何役も演じています)
今回4役位やらせていただきます。自分たちも楽しんで、お客様にも楽しんでもらえるよう
いち公演いち公演を大事に頑張っていきます。
◆葵陽之介(時枝二々郎役)
若い2人に負けないように、私も精一杯頑張っていきますのでよろしくお願いします。
◆清水順二(時枝一二郎役)
僕も葵陽之介さんと共に、若い人に負けないように精一杯全力でやります。
―――早乙女友貴さん、天野博一さん、ダブル主演、ダブルキャストということで
2つの役への取り組みで一番大変だったところは。またダブルキャストで良かったなと思うところは。
◆早乙女友貴
単純に2つの役のセリフや殺陣、段取りを覚えるのが大変でした。
◆天野博一
僕も殺陣やセリフを覚えるのが大変だったんですけど、それ以上に早乙女友貴くんと2人で話し合いながら
2役をどういうふうに考えているのか意見交換できたのが良かったな、という印象の方が大きいです。
―――葵さん(劇団朱雀)、清水さん(30-DELUX)、お互いの劇団の印象は?
稽古に入る前と入った後で変わりましたか?
◆葵陽之介
始めからまっすぐで、真面目に取り組んできたわけですけど、最後まで変わらずそういう印象のまま初日を迎えます。
◆清水順二
我々の集団と違い劇団朱雀さんは、ものすごいプロの集団で我々よりもものすごく多くのお客様の前で本番を
重ねられていて、我々の方が見習うところが多いだろうなと思っていたのですけれど、仕事として演劇を捉え、
プロの演劇人の姿を見て刺激になっています。本番をやることで絆もできてくると思うので、
舞台上でセッションして楽しみたいです。
―――早乙女太一さん、複数の役を演じ、このような形での出演はめずらしいと思いますがいかがでしょうか。
◆早乙女太一
その場の雰囲気とお客様の感じで、あまり作りこまずにその日その日で演じていきたいと思っています。
―――(2つの劇団の)ミックス公演ということで普段の稽古と違うところはありましたか?
◆早乙女友貴
1個1個のことを大切に時間をかけて稽古するなと思いました。小道具なども座員の人がやっていて
それぞれに役割があるんだなと。
◆天野博一
うちがじっくり時間をかけて稽古を重ねていくやり方なのですが、劇団朱雀さんはタイトなスケジュールで
やられていることが多々あり、レスポンスの早さは自分たちも見習うべきところだなと思いました。
そういう意味で今回劇団朱雀さんとご一緒させていただいて良かったと思います。
◆早乙女太一
僕自身は何回かしか稽古に参加できなかったのですが、稽古場の雰囲気がすごく良くて、
なじみやすい感じだったので、気負わずにできました。
◆葵陽之介
私の劇団では好きなことをやらせていただいていましたが、形にはまったお芝居にとまどっておりまして、
早く幕が開いて欲しい、ただそれだけです(笑)。頭の中が今はパニック状態ですが
いろんな刺激を受けて楽しみたいです。
◆清水順二
劇団朱雀さんからもっと厳しいご指摘を受けるかなと思っておりましたが、我々の製作するやり方に
合わせていただいてプロの方たちだなと。心の中では言いたいこともたくさんあるのかもしれませんが、
だまってやり、出来ないことは出来ないという、メリハリが勉強になりました。
プロというのはこういうものだなと思いました。
―――早乙女友貴さん、初座長のいきごみを。
◆早乙女友貴
プレッシャーや責任感がありますが、天野くんと一緒に今までやってきた稽古と変えないようにしながら
自分なりのスタイルで楽しくやらせていただいています。みんなが僕たちを引っ張ってくれているので、
その分その期待に応えられるよう頑張りたいです。
―――早乙女太一さん、弟さん(早乙女友貴)の初座長を見てどのようなことを感じますか。
◆早乙女太一
初座長なのですが一人ではないので、心強い天野くんが隣にいてくれて、ごはんなどにも一緒に行って
気遣ってくださっているので、天野くんの存在に助けられているんじゃないかなと思います。
―――主演のお2人、この作品の魅力を。
◆早乙女友貴
三四郎の成長ですね。笑いのシーンもあるので楽しんでいただけたら。
◆天野博一
『オレノカタワレ』というタイトル通りお互いが成長していく物語なので、
そこの本筋を軸にみていただけたら面白い作品になっていると思います。
殺陣も多いのでそのあたりも。
―――お客様にひとこと。
◆早乙女友貴
とてもいい作品になると思います。お客さんのパワーをもらいながらそのパワーに負けないように全力で頑張ります。
◆天野博一
初座長ということで早乙女友貴くん(はもちろん)、30-DELUX 、劇団朱雀のみなさん、スタッフのみなさんと
作り上げてきた作品です。絶対にいいものになると思うのでお楽しみください。よろしくお願いします。
◆早乙女太一
個々が何かしらに挑戦している舞台です。純粋に熱い舞台になっていると思いますので是非観にきてください。
◆葵陽之介
一度と言わず二度三度是非足を運んでいただけたらと思います。
◆清水順二
いつもお世話になっているスタッフの方にこの作品は現代のシェイクスピアだと言っていただきました。
何がそうなのかは観ていただければ分かると思います。この作品の重さ、軽さ、全て表裏一体のものが
小劇場で伝わると思いますので、劇場に足を運んでいただいて両方のバージョンを観ていただけたらと思います。
別ページに舞台写真掲載予定。
30-DELUX × 劇団朱雀 MIX
『オレノカタワレ~早天の章~』
脚本:米山和仁 演出:伊勢直弘
企画:30-DELUX+劇団朱雀
主催:ジェイズプロデュース / 30-DELUX / SJK / 劇団朱雀
製作:ジェイズプロデュース / 30-DELUX
【東京公演】
2014年12月10日(水)~14日(日)シアターサンモール
【大阪公演】
2015年1月22日(木)~25日(日)ABCホール
【名古屋公演】
2015年1月31日(土)~2月1日(日)名鉄ホール
http://www.30-delux.net/index.html
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