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ミュージカル 『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』
舞台写真&初日コメント
『ラ・カージュ・オ・フォール』は1983年にブロードウェイで開幕し、
トニー賞6部門を受賞した大ヒットミュージカルです。
その後2005年、2010年にもトニー賞を受賞するなど、数々の栄冠に輝いた作品です。
日本では1985年に初演。
1993年から市村正親がアルバンを務め、上演を重ねてきました。
2008年からはジョルジュ役に鹿賀丈史を迎え、
日本版“ラ・カージュ”史上最高のコンビが誕生。
日本初演30周年を迎える記念の年にあの最高のカップルが帰ってきます!
舞台は南仏サントロぺのゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」。
オーナーのジョルジュ(鹿賀丈史)と、看板スターの“ザザ”こと
アルバン(市村正親)は20年間同棲し、事実上の夫婦として生活してきた。
アルバンはこのところふさぎこんでいて、ショーの出番に遅れることもしばしば。
愚痴をこぼすアルバンとそのご機嫌をとるジョルジュ――いわばふたりは倦怠期なのだ。
ジョルジュには、24年前の過ち(?)から生まれた
最愛の息子ジャン・ミッシェル(相葉裕樹)がいる。
アルバンが母親がわりとなり、手塩にかけて育てて来た。
そんなジャンが、突然結婚を宣言したことからひと騒動がまきおこる。
相手は、保守的で知られる政治家ダンドン議員夫妻(今井清隆・森公美子)の
娘アンヌ(愛原実花)。
ジャンはジョルジュに、一晩だけマトモな家族に見えるよう
取り繕ってくれるよう懇願し、
そのうえ、ずっと会っていない実の母親を呼んでほしいと頼みこむ。
ずっとジャンを育ててきたアルバンは深く傷つくが、
ジョルジュの説得によりジャンの頼みを受け入れる。
ところが、ジャンの母親が急に来られなくなり、さあ大変!
アルバンは、ついに女装して母親になることを決意、
馴染みのジャクリーヌ(香寿たつき)の店での食事会は
ひとまず大成功に思えたのだが…。
◆鹿賀丈史
今回で3回目の出演になりますが、今まで以上に面白さと
感動が深まっていると思います。
30周年という記念すべき公演に参加できて、感慨深い気持ちでいっぱいです。
お客様と一緒に素敵な時間を共有したいと思います。
◆市村正親
昨年、胃がんの手術をして、こうやって復帰できた喜びに感謝しております。
「今」というこの時を、「ラ・カージュ」のテーマソングと同じように、
しっかりと「生きて愛して」いきたいと思います。
ミュージカル
『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』
【東京公演】
日程:2015年2月6日(金)~28日(土)
会場:日生劇場
【大阪公演】
日程:2015年3月6日(金)~8日(日)
会場:梅田芸術劇場 メインホール
http://www.tohostage.com/lacage/
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